Winter Hike in New Zealand #1/2

2018.10.15

INTRODUCTION

去る2018年の6月の終わり、山と道代表の夏目彰と山と道ジャーナル編集長の三田正明は、南半球の現地ではウインターアクティビティのシーズンを迎えたニュージーランドを1週間ほど旅してきました。

「グレートウォーク」と呼ばれる風光明媚なトレイル群や、全土を縦断する超ロングトレイル「テアラロア」の存在などもあり、近年では北米と並び海外ハイキングの舞台としても人気のニュージーランドですが、ウインターハイクの記録はそう多くはありません。

実は、山と道も冬のニュージーランドを訪れるのは今回が初めてだったのですが、実際に旅してみて、それほど高くない山の標高や、そこにある充実したハット(山小屋)、トレイルの情報をきめ細やかに伝えてくれるDOC(自然保護局)の存在など、ニュージーランドは実はウインターハイクのしやすい国であることを発見しました。

苔むした深い森、どこまでも続くなだらかな稜線、誰もいない雪原、言葉を失う朝日や夕日…。たくさんの非現実的なまでに美しい光景に出会った旅でしたが、ともあれ、雪山は雪山。いくら事前に情報を収集してもわからないことも多く、旅は出たとこ勝負の悪戦苦闘の連続でしたが、それでも、誰もいない別の惑星のような雪山でのウインターハイクは、忘れられないものになりました。

そんな旅を、前後編に渡って夏目彰と三田正明の対談形式でレポートします。

構成/文:三田正明  写真:三田正明 夏目彰

ニュージーランドと山と道

三田 今回は我々が6月の末から7月の頭にかけて旅したニュージーランド(以下NZ)でのウインターハイキングについて振り返っていくんですけど、行ったきっかけは、招待だったんですよね。

夏目 ニュージーランド航空からメディア招待を受けたんですよね。

三田 冬のNZに実際に行って、その魅力を発信してほしいというような趣旨ですよね。ようは航空券をプレゼントするのでNZを体験しませんかと。で、もちろんそんな魅力的な話に抗えるわけもなく、いそいそ出かけたと(笑)。ともあれ、山と道とNZの結びつきは深いですよね。夏目さんがニュージーランドに最初に行ったのはいつでしたっけ?

夏目 実は高校時代にもホームステイした経験があるんですけど、ハイキングを目的として行った初めては、2012年の1月かな? 山と道を初めた最初の年の冬。

三田 そのときはどこを歩いたんですか? テアラロア(NZの南島と北島を跨いで南北に縦断する超ロングトレイル)?

夏目 そのときは1ヶ月の予定だったんでテアラロアを通して歩くことはできなかったんだけど、テアラロアって、有名なトレイルがあっても、そこを通ってなかったりするんだよね。日本だったら八ヶ岳縦走するのに稜線ルート外して中腹の地味なトレイルを歩くような感じ。だから、テアラロアを中心に面白そうなとこだけ歩いて、つまらそうなとこはなるべくスキップして。それで1年目は南から北へ600kmくらい歩いて、2013年には北島のトンガリロっていう映画『ロード・オブ・ザ・リング』のロケ地にもなった火山地帯から出発して、今度は南を目指して同じように歩いた。そのときも600kmくらいだったから、合わせて1200kmで、NZの3分の1くらいは歩いたのかな? NZって、名前付いているようなトラック(トレイル)って、だいたいサーキットなんですよ。基本は行ってまた戻ってくる。

2012~13年のNZハイキングの様子。 Akira Natsume

三田 その旅がきっかけで山と道がメリノウールを始めたわけですよね。

夏目 そうですね。1回目のNZに行く前に、山と道のお客さんで松本さんというNZに住んでいる方が連絡をくれたんです。なら今度行くから、よかったらNZで会いましょうという話になり。実際に会ってみたら共通の友人もいて、仲良くなって。それでウチもメリノ製品を作りたいと言ったら、松本さんが工場さんなんかといろいろ繋いでくれて。

三田 そこから得たNZの印象はどんな感じでした?

夏目 もちろん山は素晴らしくきれいだし、植物や動物も日本とはちょっと違って面白いですよね。あとは日本って山沿いには里山があるけど、NZは何もないから、原野をずっと歩いて行くような感覚を得られる。トレイルが整備されているところもあれば、道なき道を行く箇所もある。そういったアドベンチャー感とトレイルを歩くハイキングの楽しさが両方あるなって。

三田 あと、NZでのハイキングといえばハット(無人の山小屋)の存在は大きいですよね。今回の旅でも大きなハットも小さなハットもあったけど、どこも充実してたな。

夏目 古いのから新しいのから、いろいろあるよね。だいたいが薪ストーブとキッチンが完備されていて、ものすごくシンプルな作りだけど、スモールハウスの理想的な作りをしている。そこでいろんなハイカーの人たちと交流するのも楽しいし、ハットに置いてあるビジターブックを見ると、みんなどんなとこから来てるのかわかったり。で、街に降りたらユースホステルに泊まって、スーパーで買い出しして共同キッチンで調理して。そんな感じでいろんなトラックを繋いで旅したんだけど、楽しかったな。

ありがとうニュージーランド航空

三田 で、今回の旅なんですけど。

夏目 まずニュージーランド航空はずっと憧れていて、一度乗りたいと思っていたんだよね。どうせNZ行くならあのマークの飛行機に乗りたいって。LCCじゃなくて(笑)。

ニュージーランド航空の「あのマーク」。 Akira Natsume

プレミアム・エコノミーの客席。 Masaaki Mita

プレミアム・エコノミーの機内食。 Masaaki MIta

三田 とくに今回はプレミアム・エコノミーというクラスに乗せてもらって、快適でしたよね。

夏目 僕は今までエコノミーしか乗ったことなかったから、びっくりした(笑)。広さやソファも快適だったし、客室乗務員の対応の良さにびっくりした。最高の笑顔で、何かあったらいつでも声をかけて!というノリで、良いサービスってこういうことなんだな、と勉強になった。

三田 食事も美味しかったですね。前菜とメインに分かれてコースで出てきたし。

夏目 美味しかったのはもちろんだけど、高度10,000mの眺めの良い超高度のレストランでディナーを食べている気分だった。ワインのセレクションもどれも美味しかったし。

三田 白と赤、それぞれ白ならシャルドネかソーヴィニヨン・ブランとか、2種類から選べましたからね。座席のタッチパネルからスナックや飲み物を頼めるのも酒飲みの我々にはありがたかった(笑)。
 
夏目 いろいろ気が利いてたよね。タッチパネルからワインを頼めるのを行きでは理解できていなくて、もったいないことをしたと後から後悔しました。ワインにちゃんとこだわりがあるのは酒好きには最高だったなぁ。

三田 映画の種類もネットフリックス並みに揃ってて、日本語吹き替え版もたくさん用意されていたのもポイント高かった。おかげで行き帰りで3本づつ見てしまったくらいで。まあ、そのおかげで約10時間半の旅も全然平気でしたよね。

夏目 あんなに快適なら、もっと長く飛行機の中で寛いでいたいとさえ思った(笑)。やっぱりあのマークは伊達じゃないなと。僕が以前訪れたときは、ちょうどNZでロケを行った映画『ホビット』シリーズが公開されていたときで、ニュージーランド航空の機内説明のビデオが、『ホビット』バージョンになっていると聞いていて、「見たい〜!」と思っていたんですよ。もう公開から時間も経っているからさすがに映像は変わっていたけれど、今のバージョンは「世界で一番クールな機内説明のビデオを作る」ということで、南極で撮影していたのには笑ったな。またニュージーランドにいくときに乗りたいよね。できればプレミアム・エコノミーで(笑)。ほんと、良い体験をさせてもらいました。

ネルソンという街

三田 で、オークランドで国内線に乗り換えて、今回の滞在のベースとなった、南島のネルソンという街に行きました。小さいけど良い街でしたよね。海辺にあって、山も街のすぐ後ろにあって、今回僕たちが歩いたネルソン・レイクスという山岳エリアや海沿いにあるアベル・タスマン国立公園とかも近くて。

夏目 僕が聞いてるのはNZでもいちばん日照時間が長くて、気候も安定していて、文化度も高い、とても住みやすい良い街だって。

三田 まさにそんな感じでしたよね。街の規模は小さいけど中心街にはアウトドアショップや自然食品屋とか、ちょっと洒落たバーとかカフェとかもあって、DOC(Department of Conservation=NZ自然保護局)のビジターセンターなんかもあって、必要なものがなんでも揃っている。

夏目 街の郊外にはワイナリーやブリュワリーもたくさんあるしね。僕はNZでいろんな街に行ったけど、いちばん好きなのがネルソン。

ネルソンのメインストリート。夏には花が咲いてオープンテラスが広がり、もっと華やかな雰囲気になる。  Masaaki MIta

街の中心部にあるDOCの入り口にもMTBのディスプレイ Masaaki MIta

当然のようにマックパックのお店もある。 Masaaki MIta

ネルソンのオーガニック食品店。 Masaaki MIta

三田 今回は冬だったけど、夏だったらさらに気持ちよかったんだろうな。アウトドアショップもマックパックとかカトマンドゥ(NZのREI的なショップ)とか4店くらいあって、自転車屋も2店くらいあった。
 
夏目 MTBを借りて乗ったよね。びっくりしたのがさ、街からMTBのシングルトラックまでの近さ。

三田 感激しましたよね~。街の郊外に伐採所跡を利用したシングルトラックのMTBコースが何本もあって、なんと無料で!

夏目 しかも、それを行政がちゃんとバックアップしてやっているんだよね。

三田 それが街から自転車で小一時間くらいの、峠をひとつ登った場所にあって、そこまでも牧場とか川沿いのすごくきれいなサイクリングロードで繋がっているんですよね。ほんと、街をあげてMTBを押している感じ。レンタルのMTBも「なんちゃって」じゃなくて、完成車で10万円以上はしそうな、思いのほかちゃんとしたハードテイルだったし。

夏目 ダウンヒルがんがん行けたもんね。でも、これって日本でもやろうと思えばいろんな市町村でもできそうなことだよね。

三田 地方の地味な里山の集落とかでも、やろうと思えばできそうなことですよね。

夏目 地権者の問題とか、いろいろあるんだろうけど、でもそれはNZも同じはずだからね。違いを感じちゃったよね。日本より自然に対する取り組みが100歩くらい進んでいて。それ見るだけでも勉強になる。

三田 ちょっと悔しいですよね。ほんと引っ越したいと思った(笑)。

ネルソン近郊のDun Mountain Trail。グレードの違うシングルトラックのMTBコースが縦横に張り巡らされている。 Akira Natsume

ネルソンのスーパーマーケットはフリーズドライのトレイルフードを置いている店などもあり、非常にハイカーフレンドリー。  Masaaki Mita

今回ネルソンで滞在していたユースホステル。 Akira Natsume

ネルソン・レイクスへ

三田 今回はそのネルソン近郊のネルソン・レイクスという山岳エリアに行って、当初はトラバース・サビーン・サーキットという80kmの周回トレイルを3泊4日か4泊5日で歩こうと計画していたんですけど、雪の状態がわからないので最後まで悩みましたよね。

夏目 事前に調べたり問い合わせもしたけれど、やっぱり雪の状況が今どうなのかは現地行かないとわからないからね。

三田 結局、ルートの最終判断はトレイルヘッドのセント・アーナードの村にあるDOCに行ってしましたからね。

夏目 DOCで実際に相談してみると、ここはいま危ないとか雪崩が多いとか橋が流されているとか、ちゃんと情報持っていたよね。で、聞けば聞くほど、「俺たち大丈夫か!?」ってなってきて(笑)。「とりあえずビーコンは借りておこう」って。

ネルソンからネルソン・レイクスへはクルマで1時間半ほど。トレイルヘッドまでの交通機関には悩むところだが、今回はレンタカーを選択した。1週間借りても280NZドルほどだったので、高くはないのではないだろうか。 – Akira Natsume

セント・アーナードのDOCで悩みに悩む。 – Masaaki MIta

セント・アーナード唯一のガソリンスタンドで借りられるビーコン。ボタンを押すと救急ヘリが飛んでくるらしい。確か1日10ドルほどなので、NZで雪山に入りたい人は絶対に借りた方が良い。 – Akira Natsume

三田 押すと救急ヘリが飛んで来てくれるっていうビーコンが借りられるんですよね。実際、山の上に行ったら自分たちの他は誰もいなかったから、あれは心強かった。だから最初はトラバース・サビーン・サーキットを回って、そこから尾根に上がってロバート・リッジという稜線のトレイルで降りてこようとしていたんですけど、それだと雪があるから4泊5日でも無理かもしれないし、そもそも雪の峠を越えられない可能性もあると。夏目さんはなぜ今回ここにしようと思ったんですか?

夏目 まず、交通機関のこともあるから歩き始めた場所に帰ってくるサーキットのコースがよいというのが最初にあって、次に雪が深すぎないこと。南島の下の方まで行くと雪が深そうだし、でも冬の北島はなんとなく楽しくなさそうだなって。かつ、雪の稜線を歩きたかった。そう考えるとこのネルソン・レイクスのアンジェラス・ハット周辺かなって。ただ、サーキットも歩いて稜線も歩くと日数がかかりすぎるから、僕らはサーキットを行くか稜線を行くかの二者択一を迫られて。で、稜線を選んだんだよね。

三田 でも、結果としてこれで良かったですよね。サーキットは基本的に谷歩きで、地味な樹林帯が長くてつまらなかったかも。

【今回のトレイル】

【DAY1】 Mt.Robert Car Park – Relax Shelter
【DAY2】 Relax Shelter – Angelus Hut
【DAY3】 Angelus Hut – Sabine Hut
【DAY4】 Sabine Hut – Mt.Robert Car Park

今回歩いたのは、NZ南島北部にあるネルソン・レイクス国立公園のロバート・リッジを中心としたトレイルで、一部はNZを縦断するテアラロアでもある。当初はトラバース・サビーン・サーキットを周遊する予定だったが、雪の状態を鑑みてアンジュラス・ハットを目指す計画に変更した。一帯は標高2000m〜2300m級の山々が連なり、アンジュラス・ハットで標高1650mだが、森林限界が1300mほどなので、高度感は日本アルプスや八ヶ岳に匹敵する。

「ここに来てよかった!」と心の底から思う

三田 で、ロトイチ湖ってとこにクルマを止めて(本来はMt.Robert Car Parkがトレイルの起点となるが、冬季で道が閉鎖されていたためにそれより麓のロトイチ湖の湖畔に駐車した)、いよいよ歩き始めたんですけど、まず、森が日本とかなり違ったな。木の表面に黒い苔が生えている森が多くて、あと冬なのにあまり葉が落ちていなくて。日本の冬の始まりとも違う感じでしたね。でも、登り始めると最初は急登のつづら折りが続いて、「日本の山みたいだな〜」なんて話してた(笑)。で、だんだん雪が深くなってきて。

夏目 (笑)。でも景色が開けるとさ、NZはやっぱりスケールがでかいというか、広がり感があるよね。

三田 さっきも話したけど山裾に里がない感じ。日本だったらセント・アーナードもたぶんもっと大きな集落になってますよね。でも、そこが見渡す限りの森だったりする。

出発前にガソリンスタンドの食堂で最後の腹ごしらえ。 Masaaki MIta 

ウインターワンダーランドへいざいかん! Masaaki MIta

NZの一般的な道標。 Masaaki MIta

最初は林道歩きを30分ほど。 Masaaki Mita

NZ名物の「黒い森」。苔で木の表面が覆われ黒く見える。 Masaaki Mita

徐々に標高を上げる。 Masaaki Mita

「日本の山みたい」と言っていたつづら折りのトレイル。 Masaaki MIta

標高を上げるとこのスケール感! Masaaki MIta

夏目 今回は自分たちの他は誰もいないと思っていたら、いきなり女子高生の校外学習みたいな集団がいたよね。

三田 それで、ちょっとこの日本人のおっさん二人で彼女たちと同じハットに泊まるのはキツイなとなり(笑)。その晩はトレイルヘッドからいちばん近いブッシュライン・ハットに泊まろうと思っていたけどスルーして、そこから小1時間くらい先にあるリラックス・シェルターという避難小屋を目指したんですよね。ブッシュラインハットは、僕はNZのハットを見るのが初めてだったんですけど、小さいけど良い感じでしたね。薪ストーブが暖かそうだった。

夏目 でも、すでに満員だったからね。あのあと女子高生軍団が合流したら、結構すごいことになっていたはず。

三田 もう5時くらいだったと思うけど、そこからシェルターを目指して広い尾根を上がって行くと、もう、夕暮れが美しくてね〜。

夏目 度肝を抜かれたよね。薄紫色の空にピンク色の満月が浮かんでね。雪原とか、全てのものがピンクに染まってた。なんか、ようやく「俺たちここ来て良かったんだ!」って心のそこから思った瞬間だったよね。

三田 「こういう瞬間に立ち会いたいから山やってるんだよ!」ってね。

夏目 雪も結晶の粒が大きくて、キラキラ光っててね。

三田 雪の感じも日本と違いましたよね。少し目が荒いというか。日本はもっとパウダーでサラサラじゃないですか。まあ、場所と季節もあるんでしょうけど。夜も満月が明るくて、ほんと贅沢な時間だったな。この日は深夜にスキーヤーが来ましたよね。

夏目 満月の晩にナイトスキーなんて、贅沢な遊びしてるよね。

三田 地元の人ならではの遊び方だよな。確かにヘッドライトなくても全然大丈夫なほど明るかったから。

夏目 でも、人に会ったのはそこまでだったね。翌日は午前中はまだスキーヤーに会ったけど、どんどん奥にいくうちに、誰とも合わなくなった。

ブッシュライン・ハット。煙突の煙が良い感じだったけど、すでに満員だった。 Masaaki Mita

ブッシュラインの奥の雪の林を抜けていく。 Masaaki Mita

夕日に間に合いたい一心で稜線を目指した。 Masaaki Mita

景色がだんだんもの凄いことになってきた。 Masaaki Mita

ピンク色の空に満月が浮かんだ。
 Masaaki Mita

「ここに来てよかった〜」と思っている瞬間。 Akira Natsume

この日の宿はその名もリラックス・シェルター。シェルターはハットよりも簡素な作りだ。 Akira Natsume

雪の結晶が月の光でキラキラと光っていた。 Masaaki Mita

【後編に続く】

三田 正明
三田 正明
フォトグラファーとしてカルチャー誌や音楽誌で活動する傍、旅に傾倒。 多くの国を放浪するなかで自然の雄大さに惹かれ、自然と触れ合う方法として山に登り始める。 気がつけばアウトドア誌で仕事をするようになり、ライター仕事も増え、現在では本業がわからない状態に。 アウトドア・ライターとしてはULハイキングをライフワークとして追い続けている。 取材活動のなかで出会った山と道・夏目彰氏と何度も山に行ったり、インタビュー取材を行ったり、酒を酌み交わしたりするうちに、いつの間にかこのようなポジションに。 山と道JOURNALSを通じて日本のハイキング・カルチャーの発展に微力ながら貢献したいと考えている。
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