SOLD OUT

Merino Hoody

SOLD OUT 再入荷連絡

274g (Size S) / XS~L

16,000円

山を旅する人のためのフーディ

優れた調温調湿機能と消臭作用を持つメリノウール100%のフーディです。

行動中にヒートアップしすぎぬよう中厚手の生地を採用し、ファスナーを腹部まで設けて換気性を高めました。一方で腹部の保温の重要性に着目し、カンガルーポケットを配置しています。

2019年より素材をメリノウール100%のまま、より生地強度を高めたオリジナル生地に変更し、体温調節に有効なサムホールも設けました。

*メリノウール100%
*より生地強度を高めたオリジナル生地
*優れた調温調湿機能
*天然の消臭機能
*換気しやすいハーフジップ
*腹部を温めるカンガルーポケット
*サムホール

SPEC

Material:
Merino Wool(170-180g/m2, 19.5μ)
Weight:
274g (Size S) / 9.7oz

*天然繊維のため湿度やロットによっても重量は多少変わります。

XS S M L
着丈 67 69 71 73
身巾 47 51 54 57
袖丈 72.5 75.5 76.5 78.5
袖下丈 52.5 54 55.5 57
ファスナー丈 26 27 28 29
裾巾 36.5 40.5 43.5 46.5
袖巾 19 20.5 22 23.5
袖口 7.5 8 8.5 9
XS cm
着丈 67
身巾 47
袖丈 72.5
袖下丈 52.5
ファスナー丈 26
裾巾 36.5
袖巾 19
袖口 7.5
S cm
着丈 69
身巾 51
袖丈 75.5
袖下丈 54
ファスナー丈 27
裾巾 40.5
袖巾 20.5
袖口 8
M cm
着丈 71
身巾 54
袖丈 76.5
袖下丈 55.5
ファスナー丈 28
裾巾 43.5
袖巾 22
袖口 8.5
L cm
着丈 73
身巾 57
袖丈 78.5
袖下丈 57
ファスナー丈 29
裾巾 46.5
袖巾 23.5
袖口 9

*サイズはあくまで参考値となります。縫製時の縫縮、天然素材から生じる誤差などもございます。ご了承ください。

購入いただきました製品のサイズが合わなかった場合は在庫がございます製品に限りサイズ交換をさせていただきます。
詳しくは「CONTACT」のページをご参照ください。

サイズについて

制作ノート

夏目彰(山と道)

2015年秋、装備を限界まで削った北アルプスでのファストパッキングで夜明けに雪がちらつく五竜岳を越えようとしたときのことだった。体ごと吹き飛ばされそうな強風のなか、持っているものを全部着込んでも寒さは収まらず、僕は低体温症になりかけていた。このまま行動を続けては危険だと判断し、太陽が出るまでシュラフにくるまって寝ようとバックパックを開けたところで、山と道Minimalist Padの存在に気がついた。

そのとき、これを腹に巻いてみてはどうかと閃いた。山で寒いとき、僕はMinimalist Padをシュラフの中に巻いて寝ることがあるのだ。Minimalist Padを腰から腹に巻き、レインジャケットを着てみるとお腹が暖まってくるのを感じて、まだガチガチと震えてはいたけれど、どうにか歩き続けることができた。陽が昇り、ようやく危険な状況を抜けたと感じたとき、太陽の偉大さにどれだけの感謝をしたことか。

この体験を経て、僕はお腹の保温がどれだけ大切かを知ることができた。お腹が冷えると身体は動かなくなり、冷えきって低体温症になってしまったらなかなか回復しない。でも、お腹さえ暖かければなんとか動くことはできる。そしてお腹よりも上が温かいとヒートアップしてしまい、今度は逆に身体が動かなくなる。この体験を得て、お腹を保温することを大事にした道具を創りだしていこうと思った。

そうして、自分なりに肌寒い山での行動中に着るためのウェアに重要な機能を突き詰めていくと、昔ながらのスウェットパーカのデザインにたどり着いた。お腹にカンガルーポケットがあることで生地が二枚仕立てになり保温性が上がるし、寒いときや風が強いときは地図や着替えをポケットに突っ込んでおけば保温性や防風性を高めることができる。袖口のリブも簡易リストウォーマーとして効果的なのだ。

もともとスウェットパーカがそういった機能を考えてデザインされていたのかは謎だけど、求める機能性を求めてあれこれ試作を繰り返していくうちに結局そこに辿り着いたということが興味深い。山と道ではこれからもお腹の保温にこだわったウェアや道具を作っていきたいと思う。

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デザインと機能

機能性を求めて辿り着いたオーセンティックなデザイン

私たちが目指したのは、山での行動時に道具として機能するメリノウール100%のミッド/ベースレイヤーでした。

秋から春にかけての行動着にはそれほど厚手の生地は必要ないと考え中厚手の生地を採用し、一方で腹部の保温性に着目してカンガルーポケットを設け、腹部の生地を2枚仕立てにしました。

デザインに関しても数多くの試作を繰り返しましたが、私たちがミッド/ベースレイヤーに求める機能性を考えていった結果、オーセンティックなスエットパーカにハーフジップを取り付けたデザインに辿り着きました。胸元まで大きく開く長めのハーフジップには、グローブをはめた際も開閉しやすいようタブがついています。

素材

より生地強度を高めた100%メリノウールのオリジナル生地

2019年より素材をメリノウール100%のまま、より生地強度を高めたオリジナル生地に変更しました。

ウールには夏涼しく冬暖かい天然の調湿機能や消臭機能など優れた特性を持ちますが、反面、強度が弱く耐久性が低いという欠点があります。それを補うために、多くのメリノ生地は化繊との混紡を行なっていますが、混紡率に応じてウールの機能も低下していました。

山と道はウールの機能性を最大限発揮するべく、メリノウール100%にこだわり、強度、耐久性を高めるために、2本の糸をより合わせた「双糸」のメリノ糸を使用することで、化繊混紡素材と比較して強度、耐久性も遜色ない100%メリノウール生地を作りました。

生地の開発は日本のウールの一大生産地である尾州(愛知・岐阜)のチームと行い、生産はオーストラリア産のメリノ糸を日本の技術で紡績・撚糸・染色し、尾州で編み立てています。

なぜ100%メリノウール?

上は蒸し暑い環境(気温30度・湿度90%)と、快適な湿度の環境(気温20度・湿度65%)のそれぞれで、繊維が含む水分率を比較した図表です。

蒸し暑い環境では繊維がより多くの水分を含む方がサラッとした着心地につながり、一方湿度が低い場合は過度に水分を吸いすぎない方が潤いを保ってくれます。この両者の水分率差は環境に応じて衣類内を調湿する性能を表しており、快適性に繋がることが実証されています。

水分率差6.8%のメリノ100%生地は蒸し暑い環境で衣類内をドライに保ち、湿度が低ければ適度な水分率を保ちます。このことが、メリノウールが「天然のエアコン」とも言われる所以になっています。

一方で化繊100%生地は水分率差0.3%と外部環境に応じた調湿機能に劣ることがわかり、蒸し暑い環境では衣類内がベトつき不快な状況となります。

メリノ50%/化繊50%の混紡生地では水分率差が2.9%にとどまり、メリノウールの優れた吸湿・放湿特性も混紡率と共に低下していることがわかります。

生地強度を高める「双糸」

ウールは比較的強度が高くない素材とされています。そのため、多くのメリノ生地は強度や耐摩耗性を高める目的で化繊を混紡していますが、混紡率が高まるほどウールの優れた特性も相対的に減ってしまいます。

メリノ生地には1本の糸の「単糸」と複数の糸をより合わせたものがあり、2本の糸をよりあわせたものは「双糸」と呼ばれています。単糸を使用した素材は柔らかくソフトな風合いに仕上がりますが、双糸を使用した素材は強度が増し、毛羽立ちが少なくコシのある風合いに仕上がります。

通常のメリノ生地は100%メリノでも化繊混紡でも単糸が使われることが多いですが、山と道は双糸を使うことで、化繊混紡素材と強度の面で遜色がないメリノ100%生地を作りました。

山と道メリノウールの生地強度・耐久性試験結果

山と道メリノウールの生地強度と耐久性を調べるため、混紡率の違う2種類の化繊混合メリノウールとの比較検査を行いました。

生地強度については生地の破裂するまでの圧力を計測する耐破裂性テスト(JIS L 1096A法)を行い、耐久性については検査機で摩擦し糸切れするまでの回数を計測する耐摩耗性テスト(JIS L 1096E法)で計測しています。

結果、双糸を使用した山と道のメリノウールは生地強度に関しては化繊混合メリノウールを上回り、耐久性に関しても化繊が13%混紡されたメリノウールより高い値となりました。

メリノウールについて

ウールは調温調湿性、保温性、消臭性など、羊が過酷な自然環境を生き抜くために身につけてきた多種多様な特性を備えた天然繊維です。

なかでもメリノ種の羊から取れるメリノウールは、繊維が一般的なウールよりも細く柔らかいためチクチクせず、肌着としても着用できることに大きな特徴があります。

ウール/メリノウールは、夏は涼しく、冬は暖かく、水や雨に濡れても体が冷え難く、長時間着用を続けても臭いが気にならないなど、自然の中で行動するハイカーが必要な機能を多く兼ね備えた素材です。

ウールの構造

ウールの繊維は、人の髪の毛や皮膚と同じアミノ酸からなるタンパク質を成分とし、人間の髪の毛の表面のキューティクルと同様にウロコ状になった「スケール」という表皮と、「コルテックス」という皮質部から成っています。

「コルテックス」は、オルソ・コルテックスとパラ・コルテックスというそれぞれ吸湿性が異なる皮質が組み合わさった構造からなり、性質の違う皮質が組み合わされることで、ウール繊維は「クリンプ」と呼ばれる縮れた形状になっています。

この構造が、後述するウールの持つ優れた調温調湿性や保温性、汗冷えのしにくさなど、様々な特性を生んでいます。

ウールの特性

ウールのデメリット

上記の通りウール/メリノウールは優れた特性と機能を持つ繊維ですが、もちろん欠点もあります。どうぞメリット/デメリットをご理解の上ご着用ください。

水を吸って重くなる

含水率が高いウールは生地中に多くの水分を吸収できるため、化繊に比べると乾くまでに時間がかかります。ただし、速乾性の高い繊維は水分蒸発と共に気化熱が生まれ、体温をも素早く奪ってしまうリスクがあります。また速乾性に関しても、同じ生地厚であればコットンより早く乾燥します。

虫に食われやすい

ウールやカシミヤ、シルクなどのやわらかい動物性繊維は、衣類害虫に最も好まれます。

擦れて穴が開きやすい

ウールは繊維長が短いため、擦れると繊維が抜けやすく、化繊や綿素材と比べて比較的生地が痩せて穴が開きやすい素材です。

本稿は繊維加工会社・試験機関への取材と参考文献を元に編纂しました。

参考文献:『羊毛の構造と物性』日本羊毛産業協会編 繊維社刊

ご注意

  • Q.

    洗濯機で洗うことは可能ですか?

    A.

    家庭での洗濯が可能なウォッシャブルウールです。洗濯を繰り返すなかで多少の縮みは生じますが、正しい方法を守って洗濯していただければ、着用感に支障が出るほど大きく縮むことはありません。

お洗濯上のご注意

・中性洗剤をご使用ください。

・洗濯機で洗う場合は30℃以下の水で弱流水コースをご使用ください。

・単体で洗うか、ネットに入れて洗ってください。

・柔軟剤、漂白剤は使用しないでください。

・乾燥機の使用は避け、強く絞ったりせずに日陰で平干ししてください。

・アイロン使用時は「低温」モードで当て布をしてください。

・クリーニング店でのドライクリー二ングは可能です。

・ウール生地の特性上、洗濯後に若干の斜行が起こる場合があります。

*虫食いについて
洗濯と乾燥を充分に行ってから保管し、防虫剤は使用方法を守って活用してください。

発送について

佐川急便での発送となります(ゆうパケットは使用できません)。

ご注文時のご注意

・製品の不具合、不良品に関しましては返品・交換を承ります。

・お客様都合による返品・交換は一切お受けいたしません。ご了承の上ご注文ください。

・お一人様各色1枚のみの販売とさせていただきます。それ以上のオーダーはキャンセルとさせていただきます。

サイズ交換について

商品ご購入後、製品のサイズが合わなかった場合は、交換対応をさせていただきます。交換に際し、必ず以下の内容をご確認のうえご連絡ください。

・ 未使用品のみ交換させていただきます。試着程度は問題ございません。
・ 商品が到着後7日以内に弊社宛てに発送してください。
・ 商品を弊社で確認し、たばこや化粧品等の臭い、汚れ等がないことが認められた場合のみとなります。

【返品~交換商品到着までの流れ】

①商品到着後、必ず5営業日以内に、CONTACTの「サイズ交換に関するお問い合わせ」よりご連絡ください。

②お問合せ内容ご確認後、交換お手続につきましてご案内メールお送り致します。

③弊社からの返信を確認後、商品到着日より7日以内にお手元の商品を当社に元払いでご返送願います。

④ご返送頂いた商品の検品後完了後、交換商品を送料弊社負担で発送致します。

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