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Light Merino Kangaroo Pocket T-shirt

133g (Size S)

¥9,500 +Tax

表記サイズより約1サイズ小さく仕上がっています
天然繊維のため、製品サイズにも若干の個体差があります

詳しくは『サイズについて』をご確認ください

腹部を保温する100%メリノ

従来のやや厚手の山と道メリノウールより軽量かつ化繊混合生地と遜色ない強度を持つオリジナル100%メリノウール生地を開発し、すばやく吸汗する親水性の仕上げ加工を施しました。

ユニークなルックスのカンガルーポケットには地図や手ぬぐいや手袋を入れることで、腹部を冷えから守ることができます。

*メリノウール100%
*腹部の保温に役立つカンガルーポケット
*双糸、強撚加工による化繊混合生地と遜色ない強度
*汗をよく吸う親水性仕上げ
*優れた調温調湿機能
*天然の消臭機能
*肩口のフラットシーム
*ワイドフィット

SPEC

Material:
Merino Wool (130-140g/㎡)
Weight:
133g (Size S)
Size:
XS / S / M / L / XL

制作ノート

夏目彰(山と道)

数多くの素晴らしい山の道具との出会いのなかでも、メリノウールは格別だったように思う。

汗をかいても臭くならず、呼吸しているかのように湿気を吸って衣服内を快適に保ってくれ、雨に濡れても体温を保ってくれる。天然の素晴らしい機能を持つメリノウールは、山の旅を格別なものに変えてくれる。

山を長く旅をしていると、自分の身体も自然の一部であるということに気づいてくる。身体という小さな自然と、山という大きな自然が繋がっていくような感覚。

山の奥深くに入り、歩き、走り、たくさんの汗をかき、眠り、また起きて、歩きだす。その間、ずっと着続けることのできるメリノウールは、身体と山を繋いでくれる大事な道具であり、だからこそ、僕は100%のメリノウールにこだわってきた。

とはいえ、メリノウールも完璧ではない。工業製品のように作られる化繊の衣類であれば、同じ性能の服を大量に量産できる。でも、天然繊維であるメリノウールはひとつひとつに個性があり、洗い、着倒していくうちにそれぞれ異なった「味」が出てきてしまう。

伸びたり、縮んだり、どう育っていくのか予想できない。日々のケアにも気を使う(僕はほとんど洗わないのでケアはあまりしていないけれど)。製造者としては、試作品は良くても量産品はどうなるだろうかなど、不安になることも多い。でも、だからこそ面白い素材なんだとも思う。

メリノウールの弱点のなかでも、耐久性の弱さは大きい問題だろう。多くのメーカーがメリノと化繊を混紡して生地の耐久性を高めている。確かにそれは魅惑的な考え方だ。どれだけ生産が楽になることだろう? 化繊を少しでも混ぜれば、もう少し生産の制御もしやすく、作りやすく、なにより高い生地の原価を下げられるかもしれない。

でも、僕は他もやっているからといって、それをそのまま山と道でやるのは嫌なのだ。

なので、山と道が作った最初のメリノウール製品であるMerino Henry T-shirtsは、耐久性を高めるために少し厚手のメリノウールで作った。試作品を着て2週間、340kmの山旅をしてみて、寒暖差が激しい山では生地が厚いほうが、よりメリノウール本来の性能を実感することができたことも理由のひとつだった。

吸湿性の高いメリノウールは山で行動し続けているかぎり衣服内を快適に保ってくれるし、生地が厚くてもハイキングの運動量ではあれば気持ちよく行動ができる。山でも日常でも常に愛用し、多くのお客様にも僕のメリノウール愛を語ってきた。

だが、一部のランナーやアスリートの方々にはその愛も届かなかった。行動負荷の高いトレイルランニングではヒートアップしてしまうとか、寒暖差の激しい高山を何日もファストパッキングするような場面には適していても、低山ではやはり暑すぎるとか。

こんな話を聞くたびに、どうにか反論をしたいと考えていたが、自分も歩くだけでなく、ファストパッキングのスタイルで山を駆け巡るようになると、やはり汗の問題が少し気になってきた。

また、これまで使ってきたメリノウールは適度な撥水性を持っていて、ある程度以上の汗をかかかないとメリノウールが吸い上げてくれなかった。行動中かいた汗は生地になかなか吸い上げられず、身体を滑り落ちてパンツを濡らしていくのだ。

こうして「暑い季節も気持ちよく行動できる100%メリノ」を合言葉に、薄手のメリノウール生地を作るプロジェクトがはじまった。

最初はすぐに生地が伸びてしまったり耐久性が弱かったり、何度も生地を試作しては失敗した。だが、テスト生地を作るたびに、ウールへの理解も少しずつ深まっていった。失敗は理解への道なのだ。

ふたつの糸を1本に撚り合わせた双糸をつかい、さらに強度を出すためにより撚りを強めた強撚加工の糸で生地を織り上げていくことで、従来の山と道のメリノウールよりも薄く軽いけど、化繊混合のメリノウールと比べても遜色のない耐久性を持つ生地が完成した。

そして、より汗をメリノウールが吸ってくれるように、吸水(親水)の仕上げ加工を施して、生地を完成させることにした。

「軽く、丈夫で、よく汗を吸ってくれる100%メリノウール」

これが僕たちのライトメリノだ。

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デザインと機能

腹部を保温するカンガルーポケット

従来よりも軽量なライトメリノ・シリーズは、「これまでよりも暑い環境や運動負荷の高い行動中でも着れるメリノウール」を主眼において開発しましたが、同時に、山と道がこれまで大切にしてきた腹部の保温(*)も捨てたくないと考えました。

そこで、Merino Hoodyでも採用したカンガルーポケットを付けることで、腹部の生地を2重として保温性を確保。ポケットには地図や手袋や手ぬぐいなどを入れることにより、より保温力を高めることが可能です。

カンガルーポケットがワイドなフィッティングと相まり、ルックスもとてもユニークなTシャツです。

*山と道の腹部の保温に対するこだわりは
Merino Hoody
Alpha Haramaki
等の製品ページ「制作ノート」に詳しく綴っております。

サイズについて

【ご注意】表記サイズより約1サイズ小さく仕上がっています

2019年7月発売のLight Merino Crew Neck T-shirtに関しまして、衣類製品の仕上げの際に一般的に行われている低温の蒸気プレスにより収縮が発生し、表記サイズより約1サイズ小さく仕上がっていることが判明致しました。

天然素材である100%メリノウールの特性上、洗濯等により若干の収縮は避けられませんが、ライトメリノはこれまで山と道で使用してきたメリノウールよりも薄手のため、より顕著に収縮が発生したものと考えられます。

目安としてはLサイズがMサイズに、MサイズがSサイズになっておりますが、100%天然繊維の性質上、蒸気プレスの強弱や染色の違いで収縮率にも若干の個体差がありますこと、あらかじめご了承ください。

素材

より軽量で汗を吸うライトメリノ

これまで山と道では、メリノウールの長所である吸湿性や保温性を最大限に活かし、かつ欠点である強度を補うため、通常より厚手の170-180g/㎡の生地を採用していましたが、一方で高い保温性ゆえに、暑い季節や、トレイルランニングなど行動負荷の高いアクティビティでは敬遠されがちなことを課題とも感じていました。

加えて、一般的なメリノウールは実は水分を弾く撥水性の仕上げを施されたものが多く、生地が汗を吸わずに素肌に溜まったり、流れ落ちる(*)感覚を不快に感じるという意見も耳にしていました。

これらの課題を解決するため、130-140g/㎡と従来よりも薄く、かつ汗をよく吸い込む吸水性の仕上げを施した100%ウールのオリジナル生地「ライトメリノ」を開発しました。

*ウールそのものは高い吸湿性を持った素材ですので、一定期間水分に接触したり圧力がかかったりした場合には水を吸い込みます。

上記動画の左が山と道の従来のメリノウール、右がライトメリノです。従来のメリノウールが水を弾き、ライトメリノがすみやかに水を吸収していることがお分りいただけます。

ライトメリノは汗をすばやく吸い上げ乾きやすいため、真夏のハイキングやランニングなどにも快適に着用いただけます。

なぜ「100%メリノウール」?

メリノウールは優れた調温・調湿機能と天然の消臭作用など、ハイキング用行動着として素晴らしい性質を持ちつつも、天然繊維ゆえの歪みや縮みが起きやすいことや耐久性の低さなど、軽視できない弱点も持っています。

この弱点を補うため、現在の多くのアウトドア用メリノウール生地は数パーセントから数十パーセントの化学繊維を混合して作られていますが、山と道は一貫して「100%メリノウール」にこだわったメリノウールの生地開発を行なっています。

これは、ひとえに私たちがその弱点を補ってあまりある利点と魅力をメリノウールに感じているからですが、独自試験の結果からも、その利点である調温・調湿機能などが、化学繊維との混合率に応じて相対的に減ってしまうことが明らかになっています。

上は蒸し暑い環境(気温30度・湿度90%)と、快適な湿度の環境(気温20度・湿度65%)のそれぞれで、繊維が含む水分率を比較した図表です。

蒸し暑い環境では繊維がより多くの水分を含む方がサラッとした着心地につながり、一方湿度が低い場合は過度に水分を吸いすぎない方が潤いを保ってくれます。この両者の水分率差は環境に応じて衣類内を調湿する性能を表しており、快適性に繋がることが実証されています。

化繊100%生地は水分率差0.3%と外部環境に応じた調湿機能に劣ることがわかり、蒸し暑い環境では衣類内がベトつき不快な状況となりますが、水分率差6.8%のメリノ100%生地は蒸し暑い環境で衣類内をドライに保ち、湿度が低ければ適度な水分率を保ちます。このことが、メリノウールが「天然のエアコン」とも言われる所以になっています。

一方で、メリノ50%/化繊50%の混紡生地では水分率差が2.9%にとどまり、メリノウールの優れた吸湿・放湿特性も混紡率と共に低下していることがわかります。

生地強度を高める「双糸」

上記のように、化繊の混合率が高ければ高いほどウールの優れた特性も減ってしまいますが、100%メリノウールの天然繊維ゆえの歪みやすさ、縮みやすさ、耐久性の低さなどの弱点も、軽視できない問題です。そこで、山と道ではメリノウールの「糸」に着目しました。

メリノウール生地には1本の糸の「単糸」と複数の糸をより合わせたものがあり、2本の糸をよりあわせたものは「双糸」と呼ばれています。単糸を使用した素材は柔らかくソフトな風合いに仕上がりますが、双糸を使用した素材は強度が増し、コシのある風合いに仕上がります。

通常のメリノウール生地は100%メリノでも化繊混紡でも多くの場合単糸が使われていますが、山と道ライトメリノは双糸と撚り回数を多くしハリとコシを持たせた強撚加工により、化繊混紡素材と遜色ない強度を実現しました。

メリノウールの生地強度・耐久性試験結果

メリノウールについて

ウールは調温調湿性、保温性、消臭性など、羊が過酷な自然環境を生き抜くために身につけてきた多種多様な特性を備えた天然繊維です。

なかでもメリノ種の羊から取れるメリノウールは、繊維が一般的なウールよりも細く柔らかいためチクチクせず、肌着としても着用できることに大きな特徴があります。

ウール/メリノウールは、夏は涼しく、冬は暖かく、水や雨に濡れても体が冷え難く、長時間着用を続けても臭いが気にならないなど、自然の中で行動するハイカーが必要な機能を多く兼ね備えた素材です。

ウールの構造

ウールの繊維は、人の髪の毛や皮膚と同じアミノ酸からなるタンパク質を成分とし、人間の髪の毛の表面のキューティクルと同様にウロコ状になった「スケール」という表皮と、「コルテックス」という皮質部から成っています。

「コルテックス」は、オルソ・コルテックスとパラ・コルテックスというそれぞれ吸湿性が異なる皮質が組み合わさった構造からなり、性質の違う皮質が組み合わされることで、ウール繊維は「クリンプ」と呼ばれる縮れた形状になっています。

この構造が、後述するウールの持つ優れた調温調湿性や保温性、汗冷えのしにくさなど、様々な特性を生んでいます。

ウールの特性

ウールのデメリット

上記の通りウール/メリノウールは優れた特性と機能を持つ繊維ですが、もちろん欠点もあります。どうぞメリット/デメリットをご理解の上ご着用ください。

水を吸って重くなる

含水率が高いウールは生地中に多くの水分を吸収できるため、化繊に比べると乾くまでに時間がかかります。ただし、速乾性の高い繊維は水分蒸発と共に気化熱が生まれ、体温をも素早く奪ってしまうリスクがあります。また速乾性に関しても、同じ生地厚であればコットンより早く乾燥します。

虫に食われやすい

ウールやカシミヤ、シルクなどのやわらかい動物性繊維は、衣類害虫に最も好まれます。

擦れて穴が開きやすい

ウールは繊維長が短いため、擦れると繊維が抜けやすく、化繊や綿素材と比べて比較的生地が痩せて穴が開きやすい素材です。

縮みやすい

洗濯で縮みやすい特徴を持つウールは、縮みにくくする加工を施したウォッシャブルウールであっても、多少の縮みはどうしても生じてしまいます。洗濯直後は広げて形を整えてから干し、軽くアイロンで伸ばすなどのケアをしていただくと、縮みを軽減させることができます。

斜行による歪みが生じる

ニット素材の特性上、洗濯すると糸の繊維が膨潤して撚りと逆方向に戻ろうとする力が生じ、生地が斜め方向に変形していくことがあります。これにより、製品の形状に歪みが発生する場合があります。

本稿は繊維加工会社・試験機関への取材と参考文献を元に編纂しました。
参考文献:『羊毛の構造と物性』日本羊毛産業協会編 繊維社刊

ご注意

製品ケアについて

・中性洗剤をご使用ください。
・洗濯機は水温30℃以下で弱流水コースをご使用ください。
・単体かネットに入れて洗ってください。
・乾燥機の使用は避け、強く絞らずに日陰で平干ししてください。
・洗濯でついたしわや形を整えてから干してください。
・柔軟剤、漂白剤は使用しないでください。
・アイロンはスチーム無しの低温モードで使用してください。
・生地の特性上、洗濯後に若干の斜行が起こる場合があります。

発送について

郵便局の「ゆうパケット」での発送が可能な製品です。

ゆうパケット

送料:全国一律290円
・住所の荷物受け・新聞受け・郵便受け等に投函・配達いたします。
・追跡サービスの提供及び日曜日・祝日の配達に対応します。
・概ね差出日の翌日~翌々日にお届けいたします。
・配送の日時指定はお受けできません。
・代金引換のお支払方法はご利用頂けません。
・お届け先が遠方の場合、離島などの一部地域などはさらに数日必要とする場合がございます。また差出時刻によっても異なる場合がございます。
・配達荷物に対する補償が付きません。確実に製品を受け取りたい方は、購入画面より配送方法を佐川急便もしくはヤマト運輸からお選びください。

*ネコポスでの発送は、発送箱のサイズの都合により1点のみとなります。2点以上お買い上げのお客様は佐川急便もしくはヤマト運輸での発送となります。

発送については詳しくはBUYING GUIDEをご覧ください。

サイズ交換について

ご購入後、製品のサイズが合わなかった場合は、交換対応をさせていただきます。交換に際し、必ず以下の内容をご確認のうえご連絡ください。

・未使用品のみ交換いたします。試着程度は問題ありません。
・製品が到着後7日以内に弊社宛てに発送してください。
・製品を弊社で確認し、たばこや化粧品等の臭い、汚れ等が認められた場合は返品をお断りする場合があります。

【返品~交換製品到着までの流れ】

①製品到着後、必ず5営業日以内に、CONTACTの「サイズ交換に関するお問い合わせ」よりご連絡ください。
②お問合せ内容ご確認後、交換お手続につきましてご案内メールお送り致します。
③弊社からの返信を確認後、製品到着日より7日以内にお手元の商品を当社に元払いでご返送願います。
④ご返送頂いた製品の検品後完了後、交換製品を送料弊社負担で発送致します。

修理について

【修理の流れ】

①お問合せ
CONTACTページお問合せフォームよりご連絡ください。その際、製品名、破損内容、ご購入時期をご記載ください。
*弊社オンラインショップにてご購入のお客様は、お分かりになればご注文番号を併せてご記載ください。

②メールにてご案内
お問合せ内容確認後、修理方法・工賃・納期についてのご案内をメールにてお送り致します。メール受信後、送料元払いにて弊社宛にご送付ください。工賃の入金を確認後、修理に入らせていただきます。
*修理内容によりますが、完成まではおおよそ2週間〜6週間のお時間を頂いております。

③修理済み製品のご発送
修理完成次第、発送させていただきます。
*ご返送時の送料はお客様負担となります。予めご了承ください。

修理のおおよその金額など、詳しくはBUYING GUIDEをご確認ください。

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