SOLD OUT

Merino Henry Neck T-shirt

SOLD OUT 再入荷連絡

165g (Size S)

¥9,000 +Tax

厚手で丈夫な100%メリノ

一般的なメリノTシャツよりも厚手の100%メリノウール素材は化繊混合生地と比べても遜色ない強度を持ち、天然の調温・調湿機能や消臭機能は、たとえ激しい寒暖差のある状況下で何日も着替えられなかったとしても、快適な着心地を維持します。

あえて山にも街にも溶け込むクラシカルなデザインに仕上げた山と道の定番Tシャツです。

*100%メリノウール
*丈夫なパラシュートボタン
*双糸で強度を高めたオリジナル生地
*優れた調温調湿機能
*天然の消臭機能
*肩口のフラットシーム
*レギュラーフィット

SPEC

Material:
Merino Wool (170-180g/㎡)
Weight:
165g (Size S)
Size:
XS / S / M / L / XL

XS S M L XL
着丈 65.3 68.8 71.8 73.3 74.8
肩幅 36 39 41 43.5 46
身幅 43.5 48.5 51 54 57
裾幅 42.5 47.5 50 53 56
袖丈 20 21.5 22.5 23.5 25
XS cm
着丈 65.3
肩幅 36
身幅 43.5
裾幅 42.5
袖丈 20
S cm
着丈 68.8
肩幅 39
身幅 48.5
裾幅 47.5
袖丈 21.5
M cm
着丈 71.8
肩幅 41
身幅 51
裾幅 50
袖丈 22.5
L cm
着丈 73.3
肩幅 43.5
身幅 54
裾幅 53
袖丈 23.5
XL cm
着丈 74.8
肩幅 46
身幅 57
裾幅 56
袖丈 25

*サイズはあくまで参考値となります。縫製時の縫縮、天然素材から生じる誤差などもございます。ご了承ください。

サイズについて

制作ノート

夏目彰(山と道)

山と道のはじめてのメリノウール製品がこのMerino Henry Neck T-shirtだった。そして、このTシャツが復活するまで数年がたった。

100%メリノウールにこだわってきた僕たちだが、はじめからメリノウールにこだわってきたわけではなかった。10年ほど前の立ち上げ当初からTシャツは作りたいと思っていて、はじめは安易に化繊素材にグラフィックを施したTシャツを作ろうといくつかサンプルを作ってみたものの、なんだかしっくりとこなかった。

そうこうするうちに、ニュージーランドに長いハイキングに訪れた際に、ちょっと高くて手が出にくいけど気になっていたメリノウールの製品を手に入れる機会があった。僕たちはその素晴らしさにすっかりやられてしまい、山と道が作るTシャツの素材にはメリノウール以外は考えられなくなった。

とはいえ、僕たちは立ち上げ当初から他にある商品をそのままコピーするような物作りを否定してきたし、そんなかっこ悪いことは絶対にしたくなかった。ただ、自分が山で着たい、快適で気持ちよく最高の気分になれる服が欲しいと思っていた。色々なメリノウールの製品を着たり、メリノウールの生地を入手して試作品をテストしたりという日々が長く続いた。

その中で、メリノウールに化繊が少しでも混ざっていると多少臭く感じること、僕には立体裁断の服は機能的にあまり必要ではないこと、長いハイキング中に街に降りたときには、街でも似合う服であってほしいことなどを感じた。できれば100%メリノウールで、自分が着て気持ちが良いと思える、街でも着たい服が作りたいと思った。そしてその当時、そんな服に出会うことは無かったのだ。(作る理由ができた!)。

でも100%メリノウールの多きな問題は耐久性の弱さだった。各メーカーはその問題を解決するために、化繊をウールに混合してその問題を解決している。でもそれは僕が欲しているものではなかった。

山と道としての最高のメリノウールの服を探し続けているなか、少し厚手の100%メリノウールで作った試作品を1枚だけ持って、アメリカのジョン・ミューア・トレイル340kmを旅してきた。標高4000m前後を毎日1000mほどの標高差を越えていく旅で、昼間は強い紫外線で暑く、高い場所で夜眠るときにはマイナスの温度になる日もあった。毎日、四季を行き来するような山旅だったと書けばなんとなく伝わるだろうか。

少し厚手のメリノウールということもあり、はじめは暑くなりすぎるのではないかと思ったが、身体から出る湿気を良く吸ってくれるメリノウールはあまり蒸れることもなく、快適で、厚手であることが、より多くの汗や湿気を吸ってくれるのではとも感じた。寒くなれば、少し厚手であることのメリットも生きてくる。寒暖差の激しい山のハイキングでは、少し厚手のメリノウールのほうがしっくりと来る気がした。2週間を越える山旅を終えてもメリノウールはいやな匂いを発することもなく、この旅の経験から、少し厚手のメリノウールもありだと信じることができた。

この旅ののち、ニュージーランドで素晴らしいメリノウールの生地に出会えたことから山と道のはじめてのメリノウール製品Merino Henry Neck T-shirtは産まれた。

山に行くときにはいつも愛用し、肌触りの快適さや抜群の消臭性だけでなく、身体が濡れたときの保温性や、いつでも身体を一定の温度に保とうとしてくれる天然のエアコン素材といわれることの本質もよりよく理解していった。

だが、数多くのお客様にメリノウールへの愛を伝えていくなかで、突然に、不幸な別れが訪れた。取引していたニュージーランドの工場が閉鎖となったのだ。

今度は日本で糸を入手して編み立てて、生地を作ることにした。日本で生地を作ることにした理由は、メリノウールの生産に関して何も知らない僕らが、改めてメリノウールを知るために、密接にコミュニケーションができる取引先と一緒に仕事をする必要があったからだ。何度も試作生地を作り、数々の失敗を越え、僕たちはメリノウールの構造を少しづつ理解していった。

そのなかで、2本の糸を撚り合わせた双糸の糸を使って、化繊混合のメリノウールやこれまで使ってきたメリノウールよりも強度テストではより良い結果が出る生地をつくりだすことができた。だが正直なところ、まだ予想外のトラブルを体験することもあり、天然繊維のウールで生地を量産していくことの難しさに面食らっているのも実情だ。

そして、僕らはこのメリノウールと平行して、新たに行動負荷の高いアクティビティ時や暑い季節も快適に着れることを目的に、これまでよりも薄手で、汗をよりすばやく吸う仕上げ加工を行った「ライトメリノ」というシリーズも出すことになった。だが、このメリノウールにはその吸水加工は行っていない。それが、寒暖差を越えていくような長いハイキングにはその加工が必要が無いからだ、とは今のところ断言はできない。正直なところ自分でも答えは出てはいない。

運動量の多いファストパッキングやランでは汗をすばやく吸う吸水性が気になってきたが、ハイキングではそこまで気になることはなかった。ウールのもともと持っていた機能のひとつに、撥水性と吸水性がある。少しの水分では撥水をするが、多くの水分や汗に反応すると、一気に多くを吸水するという機能だ。この機能性がハイキングでは優位に働くこともあるかもしれない。だから、むやみに全ての生地に吸水性の機能を追加するのではなく、この従来使ってきた少し厚手のこのメリノウールはこれまで通りの仕上げ加工である程度の撥水性をもたせたままにすることにした。

撥水と吸水。相反する機能。どちらもアウトドアの世界では重要とされている。その本質を理解していくのには、僕らはまた山に行き、さらにテストと検証を重ねて行く必要がある。でもハイキングで気持ちよく着れているこの服を、みんなと共有しない理由にはならないと思い今に至っている。

皆様もメリノウールとうまく付き合って、最高の山旅をしてほしいと願っている。

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デザインと機能

山と街を行き来するTシャツ

ときにハイカーは山を長く歩いては街に降りて骨を休め、また山に戻るという旅をすることがあります。そんなときは、できれば街に降りたときくらいはスポーティーな格好を外したくなるものです。

街用の着替えを持つ、という考えもありますが、着替えは意外と重いですし、着替えを何枚も持ち歩くなら、抗菌消臭効果が高いためずっと着続けることのできるメリノウールを行動着に選ぶ意味が減ってしまいます。

そこで、デザインはあえて通常のTシャツと同じようなスタイルを採用しました。立体裁断で身体にフィットしたパターンでの試作も繰り返しましたが、3年程試作とテストを繰り返した結果、立体裁断である利点をそれほど見出せず、結局はオーセンティックな形に落ち着きました。

ただ行動着である以上、ベンチレーションのしやすさなど、ある程度の機能性も必要です。そこで首元はヘンリーネックとすることにしました。暑いときはボタンを全開にすることで体温調節ができますが、ファスナーのようにスポーティになり過ぎません。

Size sample

素材

強度を高めた100%メリノウールのオリジナル生地

2019年より素材をメリノウール100%のまま、より生地強度を高めたオリジナル生地に変更しました。

ウールには夏涼しく冬暖かい天然の調湿機能や消臭機能など優れた特性を持ちますが、反面、強度が弱く耐久性が低いという欠点があります。それを補うために、多くのメリノ生地は化繊との混紡を行なっていますが、混紡率に応じてウールの機能も低下していました。

山と道はウールの機能性を最大限発揮するべく、メリノウール100%にこだわり、強度、耐久性を高めるために、2本の糸をより合わせた「双糸」のメリノ糸を使用することで、化繊混紡素材と比較して強度、耐久性も遜色ない100%メリノウール生地を作りました。

生地の開発は日本のウールの一大生産地である尾州(愛知・岐阜)のチームと行い、生産はオーストラリア産のメリノ糸を日本の技術で紡績・撚糸・染色し、尾州で編み立てています。

なぜ100%メリノウール?

上は蒸し暑い環境(気温30度・湿度90%)と、快適な湿度の環境(気温20度・湿度65%)のそれぞれで、繊維が含む水分率を比較した図表です。

蒸し暑い環境では繊維がより多くの水分を含む方がサラッとした着心地につながり、一方湿度が低い場合は過度に水分を吸いすぎない方が潤いを保ってくれます。この両者の水分率差は環境に応じて衣類内を調湿する性能を表しており、快適性に繋がることが実証されています。

水分率差6.8%のメリノ100%生地は蒸し暑い環境で衣類内をドライに保ち、湿度が低ければ適度な水分率を保ちます。このことが、メリノウールが「天然のエアコン」とも言われる所以になっています。

一方で化繊100%生地は水分率差0.3%と外部環境に応じた調湿機能に劣ることがわかり、蒸し暑い環境では衣類内がベトつき不快な状況となります。

メリノ50%/化繊50%の混紡生地では水分率差が2.9%にとどまり、メリノウールの優れた吸湿・放湿特性も混紡率と共に低下していることがわかります。

生地強度を高める「双糸」

ウールは比較的強度が高くない素材とされています。そのため、多くのメリノ生地は強度や耐摩耗性を高める目的で化繊を混紡していますが、混紡率が高まるほどウールの優れた特性も相対的に減ってしまいます。

メリノ生地には1本の糸の「単糸」と複数の糸をより合わせたものがあり、2本の糸をよりあわせたものは「双糸」と呼ばれています。単糸を使用した素材は柔らかくソフトな風合いに仕上がりますが、双糸を使用した素材は強度が増し、毛羽立ちが少なくコシのある風合いに仕上がります。

通常のメリノ生地は100%メリノでも化繊混紡でも単糸が使われることが多いですが、山と道は双糸を使うことで、化繊混紡素材と強度の面で遜色がないメリノ100%生地を作りました。

山と道メリノウールの生地強度・耐久性試験結果

山と道メリノウールの生地強度と耐久性を調べるため、混紡率の違う2種類の化繊混合メリノウールとの比較検査を行いました。

生地強度については生地の破裂するまでの圧力を計測する耐破裂性テスト(JIS L 1096A法)を行い、耐久性については検査機で摩擦し糸切れするまでの回数を計測する耐摩耗性テスト(JIS L 1096E法)で計測しています。

結果、双糸を使用した山と道のメリノウールは生地強度に関しては化繊混合メリノウールを上回り、耐久性に関しても化繊が13%混紡されたメリノウールより高い値となりました。

メリノウールについて

ウールは調温調湿性、保温性、消臭性など、羊が過酷な自然環境を生き抜くために身につけてきた多種多様な特性を備えた天然繊維です。

なかでもメリノ種の羊から取れるメリノウールは、繊維が一般的なウールよりも細く柔らかいためチクチクせず、肌着としても着用できることに大きな特徴があります。

ウール/メリノウールは、夏は涼しく、冬は暖かく、水や雨に濡れても体が冷え難く、長時間着用を続けても臭いが気にならないなど、自然の中で行動するハイカーが必要な機能を多く兼ね備えた素材です。

ウールの構造

ウールの繊維は、人の髪の毛や皮膚と同じアミノ酸からなるタンパク質を成分とし、人間の髪の毛の表面のキューティクルと同様にウロコ状になった「スケール」という表皮と、「コルテックス」という皮質部から成っています。

「コルテックス」は、オルソ・コルテックスとパラ・コルテックスというそれぞれ吸湿性が異なる皮質が組み合わさった構造からなり、性質の違う皮質が組み合わされることで、ウール繊維は「クリンプ」と呼ばれる縮れた形状になっています。

この構造が、後述するウールの持つ優れた調温調湿性や保温性、汗冷えのしにくさなど、様々な特性を生んでいます。

ウールの特性

ウールのデメリット

上記の通りウール/メリノウールは優れた特性と機能を持つ繊維ですが、もちろん欠点もあります。どうぞメリット/デメリットをご理解の上ご着用ください。

水を吸って重くなる

含水率が高いウールは生地中に多くの水分を吸収できるため、化繊に比べると乾くまでに時間がかかります。ただし、速乾性の高い繊維は水分蒸発と共に気化熱が生まれ、体温をも素早く奪ってしまうリスクがあります。また速乾性に関しても、同じ生地厚であればコットンより早く乾燥します。

虫に食われやすい

ウールやカシミヤ、シルクなどのやわらかい動物性繊維は、衣類害虫に最も好まれます。

擦れて穴が開きやすい

ウールは繊維長が短いため、擦れると繊維が抜けやすく、化繊や綿素材と比べて比較的生地が痩せて穴が開きやすい素材です。

縮みやすい

洗濯で縮みやすい特徴を持つウールは、縮みにくくする加工を施したウォッシャブルウールであっても、多少の縮みはどうしても生じてしまいます。洗濯直後は広げて形を整えてから干し、軽くアイロンで伸ばすなどのケアをしていただくと、縮みを軽減させることができます。

斜行による歪みが生じる

ニット素材の特性上、洗濯すると糸の繊維が膨潤して撚りと逆方向に戻ろうとする力が生じ、生地が斜め方向に変形していくことがあります。これにより、製品の形状に歪みが発生する場合があります。

本稿は繊維加工会社・試験機関への取材と参考文献を元に編纂しました。
参考文献:『羊毛の構造と物性』日本羊毛産業協会編 繊維社刊

ご注意

製品ケアについて

・中性洗剤をご使用ください。
・洗濯機は水温30℃以下で弱流水コースをご使用ください。
・単体かネットに入れて洗ってください。
・乾燥機の使用は避け、強く絞らずに日陰で平干ししてください。
・洗濯でついたしわや形を整えてから干してください。
・柔軟剤、漂白剤は使用しないでください。
・アイロンはスチーム無しの低温モードで使用してください。
・生地の特性上、洗濯後に若干の斜行が起こる場合があります。

発送について

郵便局の「ゆうパケット」での発送が可能な製品です。

ゆうパケット

送料:全国一律290円
・住所の荷物受け・新聞受け・郵便受け等に投函・配達いたします。
・追跡サービスの提供及び日曜日・祝日の配達に対応します。
・概ね差出日の翌日~翌々日にお届けいたします。
・配送の日時指定はお受けできません。
・代金引換のお支払方法はご利用頂けません。
・お届け先が遠方の場合、離島などの一部地域などはさらに数日必要とする場合がございます。また差出時刻によっても異なる場合がございます。
・配達荷物に対する補償が付きません。確実に製品を受け取りたい方は、購入画面より配送方法を佐川急便もしくはヤマト運輸からお選びください。

*ネコポスでの発送は、発送箱のサイズの都合により1点のみとなります。2点以上お買い上げのお客様は佐川急便もしくはヤマト運輸での発送となります。

発送については詳しくはBUYING GUIDEをご覧ください。

サイズ交換について

ご購入後、製品のサイズが合わなかった場合は、交換対応をさせていただきます。交換に際し、必ず以下の内容をご確認のうえご連絡ください。

・未使用品のみ交換いたします。試着程度は問題ありません。
・製品が到着後7日以内に弊社宛てに発送してください。
・製品を弊社で確認し、たばこや化粧品等の臭い、汚れ等が認められた場合は返品をお断りする場合があります。

【返品~交換製品到着までの流れ】

①製品到着後、必ず5営業日以内に、CONTACTの「サイズ交換に関するお問い合わせ」よりご連絡ください。
②お問合せ内容ご確認後、交換お手続につきましてご案内メールお送り致します。
③弊社からの返信を確認後、製品到着日より7日以内にお手元の商品を当社に元払いでご返送願います。
④ご返送頂いた製品の検品後完了後、交換製品を送料弊社負担で発送致します。

修理について

【修理の流れ】

①お問合せ
CONTACTページお問合せフォームよりご連絡ください。その際、製品名、破損内容、ご購入時期をご記載ください。
*弊社オンラインショップにてご購入のお客様は、お分かりになればご注文番号を併せてご記載ください。

②メールにてご案内
お問合せ内容確認後、修理方法・工賃・納期についてのご案内をメールにてお送り致します。メール受信後、送料元払いにて弊社宛にご送付ください。工賃の入金を確認後、修理に入らせていただきます。
*修理内容によりますが、完成まではおおよそ2週間〜6週間のお時間を頂いております。

③修理済み製品のご発送
修理完成次第、発送させていただきます。
*ご返送時の送料はお客様負担となります。予めご了承ください。

修理のおおよその金額など、詳しくはBUYING GUIDEをご確認ください。

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