SOLD OUT

UL Shirt

SOLD OUT 再入荷連絡

78g (Size S)

¥12,000 +Tax

変幻自在の超軽量シャツ

わずか78gの、これまでにないほど極薄・超軽量のシャツを作りました。

素肌に着て袖をまくればTシャツ代わりに、ベースレイヤーやミドルレイヤーの上に着ればウインドシェルに、変幻自在の使い方が可能です。

通気性に優れたパーテックス・カンタムエアは汗で濡れてもあっという間に乾き、衣服内に外気が循環しやすいフィッティングで、炎天下も快適に行動できます。一方、強風時は襟を立てて止められ、行動中の急激な環境変化にも対応します。

・パーテックス・カンタムエア採用
・通気性と防風性の高次元の両立
・着ていることを忘れる軽さ
・驚異的な速乾性
・強風時に襟を立てて止められる襟裏のボタン
・スピーディに着脱できるスナップボタン
・換気しやすいリラックスフィット
・腕の動きを妨げないピボットスリーブ

SPEC

Material:
Pertex Quantum Air (100% Nylon – DWR Proofed)
Weight:
78g (Size S)
Size:
XS / S / M / L / XL

XS S M L XL
着丈 67 70.5 72.5 74 75.5
肩幅 42 45 47 49.5 52
身幅 51 56 58.5 61.5 64.5
裾幅 48.5 53.5 56 59 62
袖丈 53.5 59 60 61.5 63
XS cm
着丈 67
肩幅 42
身幅 51
裾幅
48.5
袖丈 53.5
S cm
着丈 70.5
肩幅 45
身幅 56
裾幅
53.5
袖丈 59
M cm
着丈 72.5
肩幅 47
身幅 58.5
裾幅 56
袖丈 60
L cm
着丈 74
肩幅 49.5
身幅 61.5
裾幅 59
袖丈 61.5
XL cm
着丈 75.5
肩幅 52
身幅 64.5
裾幅 62
袖丈 63

*サイズはあくまで参考値となります。縫製時の縫縮、天然素材から生じる誤差などもございます。ご了承ください。

サイズについて

制作ノート

夏目彰(山と道)

「シャツが着たかった」

年を取るにつれ、普段の生活でシャツを着ることが多くなった。そうなると、山でもシャツが着たくなってくる。

メリノウールのベースレイヤーに超軽量のウインドシェル、もしくは透湿と通気に優れたレインシェルという組み合わせが、ウルトラライト・ハイキング的には正しい選択だろう。だが、いつも同じ格好で山に入っていても飽きてしまうし、ハイキングはもっと自由でよいと思う。というか、そう考えることにした。

ともあれ、いざ山で自分がどんなシャツを着たいのかを考えてみると、山での機能性や安全性を考えてメリノウールのベースレイヤーを選んできた自分としては、それよりも快適性や性能が劣るものをわざわざ着たいとは思えなかった。

普通の化繊100%のシャツは暑そうだし、ウールに比べれば臭くなるだろうし、魅力的に思えなかった。また、アウトドアブランドのものに多い過剰にデザインされたシャツもあまり好きではなかった。

そうして、メリノウールなど数種類の素材でシャツの試作をはじめたのは、2年ほど前だろうか。当初は単に「山でシャツが着たい」という理由からはじまったもの作りではあったが、数十回に及ぶ試作と変更を得て、山の行動着としてのシャツの機能性も見えてきた。

まず、シャツは織物なので、カットソーのようなニット生地に対して耐風性・耐久性に優れている(ただしこのUL Short Sleeve Shirtはその極薄さゆえに、耐久性が優れているとは言い難いが)。少し大きめのサイズを選べば服の中で空気がまわり、行動中の熱気も換気しやすい。さらに暑ければボタンを全て開いて熱気を外に出すことができるなど体温調節機能にも秀でているし、襟を立てれば首もとの紫外線対策にもなる。

素材に関しては、当初の本命であったメリノウール100%のシャツはさすがに快適な着心地に手応えを感じたが、生地重量200g/m²と決して軽い生地ではないため、秋から冬にかけては問題は無いが、夏にはやはり暑く感じた。ウール好きの自分としてはそれで進めたいという気持ちも強かったが、どこか心の中で、すっきりと「これだ!」という答えを得られなかった。

メリノウールの他にも数種類の素材でシャツの試作を進めるうちに、山と道のAlpha Anorakの表生地に採用している生地重量が50g/m²と軽量なパーテックス・カンタムエアを使うことを思いついた。それまではウールやバンブーなど天然繊維にこだわっていたが、軽さに特化するなら化繊100%でも良いかもしれないと思い始めたのだった。

この素材でシャツを作りたいと考えたときに、はじめに想像したのは、上半身裸で山を駆け巡るランナーやハイカーの姿だった。上半身裸で行動するのは気持ち良いが、山道具を作る自分としては、山の強烈な紫外線や風は大丈夫なのかと気になってしまう。

けれど、シャツであれば、これらの問題点はクリアできると思った。山で必要な機能を満たしつつ、裸感覚で着れるシャツ。極薄で軽量なカンタムエアであれば、まさに山を裸で行動しているような着心地のシャツを作れるのではないかと考えた。

でき上がった試作品は予想通り劇的に軽く、手にとった多くの人が驚いた。まさに「天女の羽衣」のような軽さ(古いたとえ話で恐縮だが、着てみればわかるはずだ)だった。

唯一、気になったのは消臭性だった。ナイロン100%なのでウールやバンブーのような消臭性は期待できない。山で臭い服を着て行動するのは避けたかった自分としては危惧していたが、そんな問題は、実際に試作品をテストしていくなかで杞憂であることがわかった。このUL Short Sleeve Shirtは軽量性だけでなく、「超速乾」という魅力も備えていたのだ。

洗ってもタオルと一緒に絞るだけで大半の水気が飛び、干さなくとも着て歩いていれば乾いてしまう。これなら旅の途中に川や水場に遭遇したらさっと洗い、そのまま着て歩き続けることができる。

もちろん、極薄生地ゆえに耐久性は必ずしも優れているとはいえない。生地が薄いぶん汗もあまり吸ってくれないし、これ1枚で稜線で風雨に晒されたら、危険な場合もあるかもしれない。ある意味、UL Short Sleeve Shirtは長所と短所がはっきりとしたトリッキーな道具(衣類)であり、無条件で万人に勧められるものではないことも事実だ。

けれど、僕はこのシャツを着るたびに、暑い太陽が照りつける長い長いトレイルを歩いていくことを想像する。そんな想像を共有できる人には、絶対にお勧めだ。

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デザインと機能

機能性を求めてたどり着いたシンプルさ

シャツの素材として多く用いられている織物は、縦糸と横糸を組み込んだ構成のため織り目がタイトに詰まっており、ベースレイヤーで一般的に用いられる編物と比べ、同重量の同素材であれば防風性が高く、乾燥がはやく、耐久性に優れる等の特徴があります。

その上で山と道ではシャツの機能性の本質を、織物ならではの防風性の高さと、前開きボタンが付いていることで換気性が良く、衣服内に外気が循環しやすいことと捉えました。

そこでスナップボタンによる素早い開閉を可能にし、さらにワイドなフィッティングとすることで、衣服内の高い換気性を確保しました。

袖は腕の動きを妨げないよう、アームホールを脇下に向かって広く取ったピボットスリーブを採用。襟は台襟を廃した開襟状の平折襟にすることで首に熱がこもらないようにすると同時に、襟裏にボタンを配置し、強風時には襟を立てて止めて風を凌げるようにすることで、幅広い温度域に対応しました。

一方、胸ポケットは必ずしも必要ではないディティールと捉え、あえて外しています。

幅広い状況に対応可能な汎用性

UL Shirtのユニークさは、幅広い状況に対応可能な汎用性にあります。

それを可能にしているのは、極薄・超軽量素材のパーテックス・カンタムエアと、ベーシックな「シャツ」というデザイン。袖をまくって半袖シャツ的に着用したり、ベースレイヤーやミッドレイヤーと組み合わせて文字通りウインドシャツとして着用したりと、1枚で様々な活用ができます。

Size Sample

*サイズは身長よりも体重を基準にお選びいただくことをおすすめします。

MEN

WOMEN

素材

驚異的軽さと速乾性を生むパーテックス・カンタムエア

UL Shirt最大の特徴は、なんといっても80g(Size S)しかないその圧倒的な軽さにありますが、その要因は、30デニールクラスの高強力ナイロン糸を高密度で織り上げ、生地重量約50g/m2と超軽量ながら高い生地強度を持つパーテックス・カンタムエアにあります。

通気性と防風性という相反する特性を高い次元で両立し、高い撥水性も備えた極薄のナイロン生地は驚異的な速乾性を生み、もし完全に濡れてしまっても、タオル等に包んで絞ればほぼ乾いているほどです。

また、凹凸のある表面構造により肌離れの良いさらりとした着心地で、優れた速乾性能や通気性とあいまって快適な着心地を保ちます。

独自試験による速乾性能試験結果

下図はUL Shirtと各社の主要なベースレイヤーや山と道のメリノウール、一般的な綿のシャツ等と脱水15分後の生地内の水分率を比較したものです。

水分率は低いほど速乾性が高いと言えますが、UL Shirtの脱水15分後の水分率1.5%はほぼ乾いていることを示します。

UL Shirtは速乾性に特に優れたキャプリーン・クールライトウェイト・シャツには一歩及ばぬものの、一般的な高い速乾性能を持つ化繊素材のベースレイヤーに比べても大幅に水分率が低いことがわかります。

毛玉と糸の引きつれの発生について

UL Shirtの素材パーテックス・カンタムエアは、硬い素材と擦れることにより毛玉と糸の引きつれが発生することがあります。

毛玉や引きつれを減らすためにコーティングをかける、生地を厚くするという方法もありますが、このシャツの魅力は少なからず半減します。軽量性、通気性、着心地、強度と、毛玉や糸の引きつれはトレードオフの関係にあり、引きつれと毛玉が出たとしても生地強度はほぼ変わりません。見た目の問題とするならば、山と道は軽量性、着心地をより重要視しています。気になる方はご購入を控えますようお願いいたします。

毛玉と引きつれがとくに起きやすい状況とその対処方法について、下記にまとめましたのでご参照ください。

【毛玉と引きつれが起こりやすい状況】

下記は現状、山と道が把握している毛玉と糸の引きつれが発生している事例です。ともあれ事例により状況は様々で、同様の状況で必ず毛玉と糸の引きつれが起こるわけであはありません。

ベルクロやハードメッシュなど、
表面に凹凸があり固いものとの接触や摩擦

バックパックのショルダーベルトやヒップベルト、シートベルトなど、
同じ箇所に繰り返しかかる接触や摩擦

汗などで生地が湿った状況では損傷がさらに起きやすくなります。

対処方法

引きつれ
生地を軽く引っ張りながら、引きつれが起きている方向に伸ばして下さい。それでも戻らない場合は低温モードのアイロンで当て布を当て、生地を伸ばすように整えて下さい。

毛玉
身生地を一緒に切らないよう注意しながら、毛玉取り機で生地表面の毛玉をカットしてください。ただし、ナイロン糸はフィラメントという長繊維のため、毛玉を取ると糸が切れ、生地強度が低下したり、生地に極小の穴があいてしまう場合があります。またライター等で軽く炙り、毛玉を溶融させて潰す方法もあります。毛玉周囲を固めるため更なる引きつり防止になりますが、炙りすぎると生地に穴があいたり、溶解部分周辺が硬くなる可能性もあります。

上記ご理解の上、処置はご自身の判断で行ってください。

ロングトレイルからのレポート

河戸 良佑(PCT/CDT/ATスルーハイカー)

山と道JOURNALSで『コンチネンタルディバイドトレイル放浪記』を連載していただいたトレイルネーム”Sketch”こと河戸良佑さんが、総距離3500kmに及ぶアメリカのアパラチアン・トレイルを2019年にスルーハイクした際、開発中だったUL Shirt(Short Sleeve)を使用していただきました。以下は河戸さんが1600kmほど歩いた時点でのレポートになります。

①使用状況

アメリカのロング・ディスタンス・トレイルのアパラチアン・トレイルで約3ヶ月間、ほぼ毎日使用。歩行距離は1600kmほど。

②良い点

アパラチアン・トレイルはジメジメと蒸し暑く、常に衣服は汗で濡れ、泥で汚れている。

ある時、小川のほとりで休憩をした際、ほとんど汗でできていると言ってもいいほどグジョグジョになったシャツを川で軽く洗って絞り、木に干しておくと、休憩が終わる頃には既に乾いていて、サラリとした袖に腕を通すことができた。

また、このシャツは畳むとメガネケースに入りそうなほど小さくなり、あまりにも軽量なので、「これは嵩張るが持って行くべきかどうか」などと悩む必要が無い。いつもバッグに忍ばせ、何か体を動かす機会があろうものならば、サッとこのシャツを羽織り、次の瞬間には駆け回っている、そんな無邪気な人に私はなりたい。

③気になる点

濡れると肌に張り付き、ときおり引っ張られるような感覚があるのが少し気になる。ずっと全身が濡れ続ける環境には向かないだろう。

今回のハイクにおいては、傘との組み合わせがとても良かった。天気が崩れ始めたら傘をさし、雨がやんだら傘をたたんでそのまま歩く。すると濡れていた箇所も体温ですぐに乾いてしまう。

④その他雑感

3ヶ月間ハードに使用して、破れ・ほつれなどはなかったが、バックパックのショルダーベルトに付けたスマートフォンを入れるポーチのベルクロとのスレにより、生地表面が損傷してしまった。

気になる人はバックパックを背負う前にスレが起こりそうな箇所を点検しておくのも良いのかもしれない。

河戸 良佑

独学で絵を描いていたら、いつの間にかイラストレーターに。2015年にPacific Crest Trail、2017年にContinental Divid Trailをスルーハイク。アメリカで歩きながら絵を描いていたので、トレイルネームはスケッチ。2019年現在はApparatian Trailをスルーハイク中。
インスタグラム アカウント: Ryosuke Kawato(@ryosuke_iwashi)

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修理のおおよその金額など、詳しくはBUYING GUIDEをご確認ください。

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