SOLD OUT
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UL Rain Hoody

SOLD OUT 再入荷連絡

118g (PU Sosui)/ 98g (PU Shinsui)

¥26,500 (PU Sosui) / ¥27,500 (PU Shinsui)

概要

Tシャツより軽く、世界でいちばんシンプル

ハイキングやファストパッキングに最適な超軽量の3レイヤー・フーディです。雨の侵入箇所を極力なくすためにファスナーを廃し、生地と生地を超音波で溶着。Tシャツより軽く、世界でいちばんシンプルなレインウェアです。

超軽量なPU親水性無孔膜のパーテックスシールドとバランスに優れたPU疎水性多孔膜のパーテックスシールドプロ、2種類の素材をご用意しました。

*世界最軽量クラスの3レイヤー
*それぞれ特性の異なる2種類の素材
*ファスナーを廃し雨の侵入箇所を削減
*超音波溶着技術で縫製箇所を極力排除
*ほどよく換気するゆとりあるフィット
*ウインドシェルとしても使用可能

SPEC

Material:
Pertex Sheild Pro(PU Sosui)
Pertex Shield(PU Shinsui)
Weight(Size S):
118g(PU Sosui)/ 98g(PU Shinsui)
Size:
XS / S / M / L

XS S M L
着丈 68 70 72 74
身巾 51 55 59 63
袖丈 71 73 75 76.5
XS cm
着丈 68
身巾 51
袖丈 71
S cm
着丈 70
身巾 55
袖丈 73
M cm
着丈 72
身巾 59
袖丈 75
L cm
着丈 74
身巾 63
袖丈 76.5

注:ゴム上がりとは、ゴムで縮んでいる状態での寸法です。
*製品生産の工程上、若干サイズに誤差がある場合がございます。

購入いただきました製品のサイズが合わなかった場合は在庫がございます製品に限りサイズ交換をさせていただきます。
詳しくは「CONTACT」のページをご参照ください。

サイズについて

制作ノート

夏目彰(山と道)

山と道でも防水シェルを作ろうと思う前、決して最高の道具とまでは言えないものの、気に入って愛用していた、当時世界最軽量の100gを切る防水シェルがあった。けれど、そのシェルはすぐに廃盤になってしまい、世の中に僕が面白いと思える防水シェルがなくなってしまった。

それから僕は、自分が求める防水シェル……シンプルで、軽くて、防水シェルの可能性を広げるような道具を作り出したいと思ったのだった。

ともあれ、世の中にある無数の防水シェルを、ひとくくりに語ることはできない。猛烈な寒さと身体が吹き飛ぶような強風の吹雪の中を進むこともある雪のバックカントリー。岩に身体をこすりつけながら壁を登るクライミング。何日も山で過ごすハイキングやファストパッキング。どれも防水シェルに求められる要素は異なってくる。

このレインフーディの試作を進めながら、平行して『山と道ラボ』でも防水シェルと透湿防水生地の考察を一年かけて行ってきた。その結果、様々な用途ごとに最良のシェルはあるものの、どんな状況でも最高な防水シェルは存在しないとわかった。バックカントリーやクライミングで使う防水シェルには生地の耐久性や保温性、ヘルメットをしたままでも被れるフードなどが求められるけれど、ハイキングやファストパッキングで使う防水シェルに求めることはまず軽量性だ。天気が良ければ使わないことも多いので、絶対に軽い方が良いからだ。また、比較的温暖な気候下でのハイクアップやランで着用されるので、保温性よりも、暑くなりすぎずに快適に動けるための透湿性や透湿速度が求められるだろう。

現在、山と道が入手できる防水透湿素材の中では、PU疎水性多孔膜で透湿性に優れたパーテックスシールドプロが、もっとも軽量性と透湿性と防水性のバランスに優れた素材だと思われた。ただ、PU親水性無孔膜のパーテックスシールドの方が透湿性と防水性の面では「プロ」に若干劣るものの軽量性では勝り、僕が愛用していたような100gを切る防水シェルが作りたければ、「プロ」では若干重かった。

自分が着るならどちらを選ぶかを考えてみると、少しでも軽いパーテックスシールドを選ぶだろう。しかし、重量以外は全ての面でバランスが良く、山と道として広くお客様に薦めたいのはパーテックスシールドプロだ。悩んだ挙句、今回ふたつの素材を使ってふたつの防水シェルを作ることに決めた。どちらの素材も3レイヤーで着心地が良く、とても軽く、防水シェルとは思えないほどしなやかだ。朝や夕暮れの肌寒い晴れ間でも熱気がこもりにくいので、専用のものよりは汗抜けは劣るものの、ウインドシェルとしても使える。

ただし、レインフーディのような超軽量シェルの使用には注意も必要だ。悪天候時の高所の稜線を歩くようなときには、ベースレイヤーにはメリノウール(もしくはできる限りメリノウールの混率の高いもの)を着用することをおすすめしたい。くわしくは山と道ラボの記事でも実験結果が記載されているが、超軽量のレインフーディは生地が薄く保温性が弱いため、暴風雨の下では生地が肌に密着すると濡れたように感じるし、体温も奪われてしまう。メリノウールはシェル内部の温度や湿度を調整して、身体の体温を守ってくれる機能をもっている。

このレインフーディは、全ての人にとって最高の防水シェルとは言えないかもしれない。けれど、ハイキングやファストパッキングを愛している人にとっては、最高の道具になり得るはずだと信じている。どうぞ長所と短所をよく理解して、山を楽しんでもらいたい。

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デザインと機能

雨の侵入箇所を極力廃したシンプルなデザイン

防水シェルの着用時、雨は顔や袖口、ファスナーや縫製箇所からシェル内部に侵入してきます。そこで、レインフーディはファスナーを廃し、特殊なパターンにより肩口や胸元の縫製箇所もなくしました。贅沢に生地を使いパーツ数をできる限り少なくすることで、生地の合わせ目を最小にしています。

水の侵入を防ぐ超音波溶着技術

防水シェルの縫製箇所は裏からシームテープを貼ることで縫い目からの浸水を防いでいます。ですが、シームテープは耐久性が低く、経年劣化による縫製箇所からの浸水は避けられません。

そこで、レインフーディの縫製には生地と生地を超音波で溶かしながら溶着する最新の超音波溶着技術を採用しました。これにより、経年劣化による生地の接合部分からの浸水をできる限り少なくすることができました。

換気性の高いゆったりしたフィット

レインフーディは、パーテックスシールド/シールドプロの防水透湿機能に頼るだけでなく、行動中に身体の熱気や湿気が効率よく換気されるよう、身体や首元にゆとりを持たせてあります。

重量がレインフーディと同クラスの軽量防水シェルの多くが身体にフィットしたシェイプが多いなか、生地をより多く使うため若干の重量増になりますが、より快適に行動ができ、ファスナーがなくとも着脱にストレスがかからないようにデザインをしています。

各部のディティール

フードについて

雨天時は顔にかかる雨の胸元への侵入を防ぐため、フードは顎の下にかけてください。顔にかかる雨があごから下に落ちていきます。

*フードで口元や顎を覆うと、顔にかかった雨がウェア内部に侵入します。

素材

UL Rain Hoodyに採用しているパーテックスシールドプラス(PU Sosui)とパーテックスシールド(PU Shinsui)は、いずれも3レイヤーの防水透湿素材ですが、メンブレンの構造や素材特性、透湿メカニズムが全く異なります。

Pertex Shield Plus(PU Sosui)

パーテックスシールドプラス(PU Sosui)はポリウレタン(PU)の疎水性多孔メンブレンです。「疎水性」とは水を弾く性質を意味し、「多孔メンブレン」とはメンブレン=膜に微細な孔(穴)が無数に空いた網状の構造を指します。

このミクロの孔は水分は通しませんが蒸気は通れる大きさで、パーテックスシールドプラスはこの孔からダイレクトに衣類内の蒸気を発散するため、非常に透湿性に優れています。

『山と道ラボ』による独自テストでは、行動中も衣類内温度が上がりにくく、さらに外気が急に下がった場合にも衣類内の温度を保つことがわかっています。また、メーカーの公表情報によると、耐久性もパーテックスシールド(PU Shinsui)を上回っています。

Pertex® Shield Pro

3レイヤーPU疎水性多孔膜素材
100%ナイロン
重量:58g/sqm
表生地:10dx10d+30d(ヨコ糸リップ部分)
テクノロジー:パーテックスシールド23μ疎水性多孔膜素材
裏地:7d トリコット
耐水圧 JIS L1092 B法 : 20000mm
透湿  JIS L1099 B1法:20000g/m/day
https://www.pertex.com/fabrics/shield-pro/

Pertex Shield(PU Shinsui)

UL Rain Hoody PU Shinsuiに採用しているパーテックスシールドは、ポリウレタン(PUの)親水性無孔メンブレンです。「親水性」とは水分が浸透しやすい性質を意味し、「無孔メンブレン」は(多孔質のパーテックスシールドプロとは逆に)膜に孔が空いていない構造を指します。

親水性なため衣類内の水分を吸着し、蒸散させることで透湿します(メンブレンがいったんタオルのように衣類内の湿度を吸い、自然に乾いていくようなイメージです)。

パーテックスシールドの利点はなんといってもその軽量性で、メンブレンに孔が開いていない構造のため、生地を極限まで薄くすることができます。山と道ラボの実験では、着用後すばやく衣類内湿度を下げるという性質が確認できましたが、着続けたままの状態では徐々に湿度が上がっていきます。そのため、パーテックスシールドプロに比べると蒸れを感じやすいかもしれません。

Pertex® Shield (PU Shinsui)

3レイヤーPU親水無孔膜素材
100%ナイロン
重量:47g/sqm
表生地:7dx7d+30d(ヨコ糸リップ部分)
テクノロジー:パーテックスシールド7μ親水性無孔膜素材
裏地:7d トリコット
耐水圧 JIS L1092 B法 : 20000mm
透湿  JIS L1099 B1法:20000g/m/day
https://www.pertex.com/fabrics/shield/

透湿防水素材の分類と特性

現在、多くの防水シェル素材は防水性と透湿性を持つ薄膜=メンブレンを、撥水性と耐久性のある表地と肌に接触する吸湿性のある裏地で挟み込んだ積層型の生地になっており、メンブレンが防水透湿するテクノロジーは「疎水性多孔質」と「親水性無孔質」という2つに大別されます。

「疎水性多孔質」は外部からの水を防ぎ内部からの蒸気を放出する微細な孔(穴)の開いた構造で、素材には水を弾く性質のあるePTFE(テフロン)素材や疎水性ポリウレタン(PU)が使われており、ePTFE製の代表的な素材にはeVentが、疎水性ポリウレタン製の代表的な素材にはパーテックスシールドプロやポーラテックネオシェルが挙げられます。

「親水性無孔質」は孔が無いため、衣類内の水分を吸着し外部に蒸散することで透湿します。素材には親水性ポリウレタン(PU)が多用されており、代表例にはパーテックスシールドの他、ザ・ノースフェイスのHyVent Flyweightやノローナのdri1など多くのアウトドアメーカー独自の防水透湿素材が該当します。

一方、防水透湿素材の代名詞とも言えるゴアテックスは、「疎水性多孔質」メンブレンに親水性コーティングを施した構造になっています。これは、多孔質素材は孔に皮脂や汚れが溜まった場合に性能が落ちるため汚染の防止措置と思われますが、透湿性はコーティングを施していない「疎水性多孔質」素材に劣ります。ただ、豊富なラインナップを持つゴアテックスは銘柄によりコーティングの度合いが異なると推測されます。

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山と道ラボでのテストと関連記事

山と道の研究機関『山と道ラボ』はこれまで1年以上にわたってレインウェアのリサーチを行い、その成果を『山と道ジャーナル』で発表してきました。独自のリサーチと試験を数多く行い、その結果として明らかになった事実も数多くあり、今後レインウェアを議論する上で、欠くことのできないレポートであると自負しております。より深くレインウェアについて理解されたい方は、下記のリンクよりぜひご一読ください。

#1 土屋智哉(ハイカーズデポ)x 夏目彰(山と道)特別対談
レインウェアのメカニズムや使いこなしについてさまざまな論点が出されました。この対談で提示された疑問がそのままラボのリサーチテーマになっていったと言っても過言ではありません。

#2レインウェア・マーケット分析
市場に存在するレインウェアを多角的に分析し、利用シーンをもとに分類しました。超軽量レインウェアとウインドシェルが用途的に重複するのではという発見もありました。現在では古くなった製品も含まれていますが、この分類軸は未だ有効であると思います。

#3 透湿試験とメンブレンの解説
メカニズムと既存の試験方法について深掘りしました。「疎水性」「親水性」というキーワードが重要性をおびるとわかるのはこの後、実際の実験結果がこの両者で大きく異なることに気付いてからです。

#4 独自検査法による透湿性能試験
ムレた高湿条件での透湿性をはかるべくオリジナルの調査を実施しました。結果にバラツキはあったものの、疎水性素材の優秀さと、ゴアテックスの保温性というメリットが浮き彫りになりました。

#5 電子顕微鏡による組成解析
謎の多い各社の素材をハダカにすべく、電子顕微鏡でアプローチしました。これまでの仮説を深めることができました。

#6 これまでのまとめ
#1~#5までのまとめです。こちらを一読いただければこれまでの流れがわかるようになっています。

#7 同一試験による防水透湿素材の総合評価
レイン素材単体の総合的なレビューです。実験結果をもとに、「疎水性」「親水性」を軸として素材を整理しました。透湿性や保温性、軽量性を高次に満たす完璧な素材はありませんでしたが、総合点のよい高バランスの素材をいくつか特定することができました。

#8 レイヤリングのもたらす効果
レイン素材をレイヤリングした場合の効果をテストしました。メリノウールの優秀さと、速乾をうたっていても蒸れやすいという化繊の弱点が明らかになりました。山と道レインもレイヤリングにはメリノウールを強くおすすめします。

*山と道ラボ(レインウェア編)は現在『山と道ジャーナル』で全10回の予定で不定期連載中です。

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ご注意

ケアについて

PU Sosui、Pu Shinsui共に防水透湿性能を最大限に発揮させるために、着用後のケアが必要となります。メンブレンと生地表面の撥水加工、生地内側のレイヤーはそれぞれ汚れや汗、皮脂などが付着すると性能が損なわれます。洗濯表示にしたがってこまめに洗濯・乾燥させ、清潔な状態を保つようにしてください。レインウェア専用の洗剤も効果的です。

生地表面の撥水機能が損なわれると透湿効果も失われます。定期的な撥水復活剤の利用をお勧めします。

取扱のご注意

本製品は極薄の防水透湿生地による超軽量防水シェルです。岩の擦れ、木々の引っ掛け等による破損、破れにはご注意ください。

また、比較的温暖な環境下での行動時に快適に着用できることを意識して作られており、一般的な重量の防水シェルや冬季用のハードシェルに比べると保温性は劣ります。嵐のような悪天候時が予測される際にはインナーにメリノウールを着用するなど、過酷な環境下でのご使用には十分ご注意ください。

発送について

郵便局「ゆうパケット」での発送が可能な製品です。

ゆうパケットについて

・全国一律料金で発送いたします。

・日曜・休日も含めて毎日配達されます。

・お届け先の荷物受け・新聞受け・郵便受け等に配達されます。

・おおむね差出日の翌日から翌々日に配達されます。(お届け先が遠方や離島などの一部地域の場合や差出時刻など、条件により到着日が異なる場合があります。)

・追跡サービスでお届けまでの配送状況をご確認いただけます。

・配達中に紛失した製品に関して弊社では責任を負いかねます。確実に製品を受け取りたい方は宅配便サービスをお使いください。

・配達荷物に対する補償が付きません。

・ゆうパケットでの発送は、発送箱のサイズの都合により1点のみとなります。2点以上お買い上げのお客様は複数回に分けてご注文いただくか、宅急便をご利用ください。

ご注文時のご注意

・製品の不具合、不良品に関しましては返品・交換を承ります。

・お客様都合による返品・交換は一切お受けいたしません。ご了承の上ご注文ください。

・お一人様各色1枚のみの販売とさせていただきます。それ以上のオーダーはキャンセルとさせていただきます。

サイズ交換について

・メールにて対応させていただきます。CONTACTの「製品に関するお問い合わせ」よご連絡ください。

・交換希望のサイズの在庫があるものに関しては交換させていただきます。

・交換希望製品が欠品の場合はキャンセル対応とさせていただきます。ご了承くださいませ。

・未使用品のみ交換させていただきます。試着程度は問題ございません。

・製品が到着後5日以内に弊社宛てに発送してください。

・製品を弊社で確認し、たばこや化粧品等の臭い、汚れ等がないことが認められた場合のみとなります。

・一度お洗濯されました製品の交換はお受けできません。

・発送、交換の際の送料はお客様ご負担となります。

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