【YEAR END SPECIAL】
HIKERS’ CHOICE 2017 (後編)

INTRODUCTION

前編はこちら

山と道周辺のハイカーやランナー、識者の「今年買った道具、使った道具」を通じて、ワイワイと2017年を振り返る年末お祭り企画『HIKERS’ CHOICE』の後編です。

前編では山と道に縁のあるショップスタッフやハードコアなハイカーやランナーのチョイスをお送りしましたが、今回はもの作りを行うデザイナーやクラフトマン、ハイキングシーンの名物人物たち、そして山と道スタッフ&フレンズのチョイスをお送りします。

「やっぱりあの道具っていいのか」とか、「こんな道具知らなかった」とか、「この道具あればあれができるぞ」とか、いろんなことを考えながら、皆さんにとっても多くのことがあったであろう2017年を振り返り、2018年を展望する機会にしていただければ幸いです。

HAPPY TRAIL!

【COTAGE CREATORS】

自身も山やハイキングを楽しみながら、インディペンデントな姿勢でもの作りを行うデザイナー&クラフトマンたちの今年のCHOICEは!?

多々良 裕(fuusora)/ソラ・チタニウム・ギア

多々良 裕(fuusora)

チタン製のテーブルやウッドストーブやハイキングの超軽量ギアを製作するSOLA TITANIUM GEARを運営。四季を通してハイキング、トレイルランニング、パックラフトなどを中心に様々なアクティビティを楽しんでいます。

佐藤淳/サンポズ・ファン・ライト・ギア

佐藤淳

Sanpo CF stoveをメインに機能的かつ軽量でハイクを楽しめる火器、ギア類を製作しています。

本間良二/スタイリスト/2-tacs

本間良二

20歳の頃からスタイリストのキャリアをスタート。自然で遊ぶことも好きだけど、寂れた居酒屋で気の合う友人と二人しっぽり呑むのも好き。最近のマイブームは「精油」と「手紙を書く」こと。

尾崎”jackie”光輝/アウトドアギアクラフトマン/MPB

尾崎"jackie"光輝

ローカスギアのクルーでもありシェルターの縫製、そして世界でも数少ないキューベンファイバーのボンディングを担当する。縦走から沢登り、トレイルランニングからバイクパッキングなど幅広く楽しみながら雑誌等でコラムの連載も持つ。MPB(マウンテンプアボーイズ)所属。

【HIKESTERS】

独自のスタイルを持つヒップなハイカーたちは、今年どんなアイテムをCHOICEしたのか?

ジェリー鵜飼/デザイナー&イラストレーター/UH & MPB

ジェリー鵜飼

1971年生まれ。静岡県出身。グラフィックデザイナー、イラストレーターとして活動中。数々のCDジャケットやアウトドアブランド、ファッションブランドの広告やカタログを手がける。ウルトラヘビー(UH)のメンバーとして、ストイックに思われがちなUL界にユーモアと洒落っ気を持ち込んだ。マウンテンプアボーイズ(MPB)の一員でもある。

ジュン・オソン/イラストレーター/MPB

ジュン・オソン

鎌倉市在住のイラストレーター。挿画や漫画など紙媒体を中心に、アニメ、Tシャツデザインなど幅広く活動中。マウンテンプアボーイズ(MPB)所属。

中村モトノブ/グラフィックデザイナー

中村モトノブ

名古屋でグラフィックデザイナーとして働きつつハイキングやランニングに奔走。
EDIT-design & supply- 名義でTシャツ等を展開中。

加藤由佳/モデル

加藤由佳

CMやアウトドア雑誌などで活動中。根っからのインドアだったのに、突然山にハマりはや5年。元々の体力が人並み以下だったため、体力がない私でも山歩きを楽しむ手段としてULハイキングに興味を持つ。自称「ゆるふわハイカー」

【YAMATOMICHI CREW】

最後に、山と道/山と道JOURNALS/山食音のスタッフによる2017年のCHOICEです。

三田正明/フォトグラファー&ライター/山と道JOURNALSエディター

三田正明

フォトグラファーとしてカルチャー誌や音楽誌で活動する傍、旅に傾倒。
多くの国を放浪するなかで自然の雄大さに惹かれ、自然と触れ合う方法として山に登り始める。
気がつけばアウトドア誌で仕事をするようになり、ライター仕事も増え、現在では本業がわからない状態に。
アウトドア・ライターとしてはULハイキングをライフワークとして追い続けている。

東岳志/山食音 PLANT LAB.

東岳志

山と道がPLANT LAB.と共同運営する京都『山食音』店主。
サウンドエンジニアとして、様々な音楽、映画、演劇などの録音、音響を担当。
自身が毎日自然の中にいたり、食事で身体が変わったことがきっかけとなり、音響技術の延長線に食事や環境までサポートすることの重要性を感じ、エンジニア業の隙間、週末に食堂PLANT LAB.を始める。 
2015年、山にまつわる展示会 「hikers directions showcase」を企画。
2016年、山と道と共同でミールスを中心とした食堂と山道具の店、『山食音』を立ち上げ、運営する。
『山食音』ではイベントなども頻繁に行いながら、地元・近畿の自然で暮らすことについて徹底的に特化した店を目指す。

黒澤雄介/山と道スタッフ/リッジ・マウンテン・ギア

黒澤雄介

山と道の唯一の平社員。生産管理担当。
中学、高校時代はスケートボードと服作りに夢中で過ごし、専門学校に進み服飾デザインを学ぶ。卒業後にアパレル会社に就職。企画、パターンナー、生産管理職を経験しつつ、この時期、山に出会う。
その後、荒波に揉まれ、アパレル業界を去る決意をし、山と道アルバイトを経て2017年入社。
2017年9月には妻とアメリカのジョン・ミューア・トレイルのハイキングを経験。
写真を撮りながら山を歩いたり、山道具の自作が好き。
Ridge Mountain Gearとしてコテージインダストリー活動も行っている。

夏目彰/山と道

夏目彰

「山と道」の創立メンバー。山と道全体の監督。
30代半ばまでアートや出版の世界で活動する傍ら、00年代から山とウルトラライト・ハイキングの世界に深く傾倒。
2011年に「山と道」を始め、2016年には京都にPLANT Labと共同で『山食音』をオープン。
私生活では2016年に待望の第一子を授かり、メロメロに。
以前のように自由に山に行けなくなったことに多少の危機感を抱きつつ、子育て奮闘中!

総勢25名による『HIKERS’CHOICE 2017』、如何だったでしょうか。

ちなみに、2名以上にCHOICEされたアイテムは、パタゴニアの新世代化繊インサレーション『マイクロパフフーディ』、カタダインの浄水器『ビーフリー』、ペツルの超軽量クランポン『レオパードFL』、ワンダーラストイクイップメントのとてもUL的な『スタンドコジー』、山と道の『アルファハラマキ』と『メリノフーディ』という結果になりました。

山と道製品がふたつもCHOICEされたのは、山と道主催であることを忖度していただいた……かどうかは選者の方のみ知ることですが、ともあれ、上記の(アンケート集計時に発売前だったアルファハラマキを除く)アイテムが今年、日本のULシーン(とても小さなコミュニティですが)の中で注目を集めたことは、記憶されても良いことだと思います。

この山と道JOURNALSも2017年に始まりました。いまだまったく体制の整っていないコテージ・メーカーならぬ『コテージ・メディア』ですが、2018年は我々が何を目指しているのか、きちんと明示できるような情報を発信していきたいと思っています。

2017年はありがとうございました。
2018年もよろしくお願いいたします。

(山と道JOURNALSエディター 三田正明)

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  • 三田 正明

    三田 正明

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    フォトグラファーとしてカルチャー誌や音楽誌で活動する傍、旅に傾倒。 多くの国を放浪するなかで自然の雄大さに惹かれ、自然と触れ合う方法として山に登り始める。 気がつけばアウトドア誌で仕事をするようになり、ライター仕事も増え、現在では本業がわからない状態に。 アウトドア・ライターとしてはULハイキングをライフワークとして追い続けている。 取材活動のなかで出会った山と道・夏目彰氏と何度も山に行ったり、インタビュー取材を行ったり、酒を酌み交わしたりするうちに、いつの間にかこのようなポジションに。 山と道JOURNALSを通じて日本のハイキング・カルチャーの発展に微力ながら貢献したいと考えている。