山と道HLC 2月のプログラムのお知らせ

2019.12.25

山と道HLCの2月のプログラムのお知らせです。

HLC東北では、秋田と岩手の県境にある貝吹山で、1泊2日のスノーハイキングを行います。
HLC北関東では、RIDGE MOUNTAIN GEARの黒澤雄介さんをお呼びして、道具の自作=MYOG(Make Your Own Gear)をテーマのとしたワークショップと、トークイベントを開催します。
2月のHLC関西は、関西屈指の雪稜を有する比良山系で、ワカン/スノーシューや軽アイゼンを使用したスノーハイキングを行います。
そしてHLC四国では、西日本最高峰の石鎚山で、本格的な雪山ハイキングに必要なスキルを習得する講習会&スノーハイキングを行います。

この季節でしか体験できないプログラムを各地でご用意しております。皆さまのご参加をお待ちしております。

山と道HLCとは

豊嶋秀樹(『HIKE LIFE COMMUNITY/HLC』プロジェクトディレクター

山と道HLCは、ULハイキングの楽しさを共有し、可能性を追求し、ともにハイキングカルチャーを育むコミュニティーです。

山と道HLCは、アンバサダーによって地域ごとに運営され、それぞれのフィールドに応じたプログラムを実施します。そして、地域をまたいだコミュニティーの交流の場として年に一度のお祭り、『山道祭 – HLC Hiking Festival』を開催します。

「コミュニティー」のない「ライフ(暮らしや営み、生活そして人生)」は味気ないですし、「ライフ」のないところに「ハイク」は存在できないでしょう。

山と道HLCは、そんな「ハイク」と「ライフ」と「コミュニティー」の関係を個別ではなく循環的に捉え、より豊かな「ハイク」と「ライフ」と「コミュニティー」の関係を築いていきたいと思っています。

[UL Hiking Event]
HLC関西 2月2日(日)
比良山スノーハイキング入門

2月のHLC関西は、関西屈指の雪稜を有する比良山系で、ワカン/スノーシューや軽アイゼンを使用したスノーハイキングを行います。

関西ではあまり馴染みのない雪山歩きですが、コツを掴めばスムーズに歩くことができます。これからハイキングに雪山を少しづつ取り入れていきたい方に、ぜひ参加していただきたいプログラムです。

・実際のハイキングを通じて雪山での装備やウェアリングを学ぶ
・ワカンや軽アイゼン、スノーバスケット付きのトレッキングポールの扱いに慣れ、雪上歩行を習得する
・山と道製品のレンタルが可能

      比良山スノーハイキング入門

      場所:比良山
      開催日:2月2日(日)
      集合:8:45/比良駅
      解散:16:00/比良駅
      予定行動時間:5〜6時間
      定員:7名 ※最少催行人数:4名
      参加費:2,500円 ※当日現地にてお支払いください。

      ご予約はこちら
      ※詳しい行程と必要装備に関しましては、参加お申し込みページでご確認ください。

      山と道HLC関西アンバサダー 中川裕司よりメッセージ

      比良山のある滋賀県は、実は日本でも屈指の積雪量が多い都道府県です。今回のプログラムで雪山を歩くことで、参加者のみなさんの日々のハイキングのバリエーションがより充実することに繋がれば嬉しいです。
      はじめて雪山を歩く方のペースに合わせたコース取りで、状況によっては柔軟に時間やコースも変更していきますので、ぜひ雪山未体験の方もお気軽にご参加ください。暖かいウェア、充分な行動食は忘れずに。言葉にならない美しい雪の山を、体験しにいきましょう!

      [UL Hiking Event]
      HLC四国 2月9日(日)
      石鎚山スキルアップスノーハイキング

      2月のHLC四国は、西日本最高峰の石鎚山で、日本スポーツ協会公認指導者の資格を持つアンバサダー菅野による、一歩踏み込んだ雪山登山のためのスキルを習得する講習会&スノーハイキングを行います。

      道具を使いこなすことが必須になってくる本格的雪山登山をこれから始めたい方向けのプログラムです。

      ・雪上歩行技術、アイゼンワーク、ピッケルワークを講習する
      ・実際のハイキングを通じて雪山での装備やウェアリングを学ぶ
      ・山と道製品のレンタルが可能

          石鎚山スキルアップスノーハイキング

          場所:石鎚山
          開催日:2月9日(日)
          集合:8:00/石鎚登山ロープウェイ山麓駅
          解散:17:30/石鎚登山ロープウェイ山麓駅
          予定行動時間:5〜6時間
          定員:10名 ※最少催行人数:4名
          参加費:3,000円 ※当日現地にてお支払いください。ロープウェイ代が別途必要です。

          ご予約はこちら
          ※詳しい行程と必要装備に関しましては、参加お申し込みページでご確認ください。

          山と道HLC四国アンバサダー 菅野哲よりメッセージ

          四国有数の積雪地石鎚山系の主峰にて、素晴らしい絶景の中、楽しくかつマジメに講習を行います。
          雪山での歩き方やアイゼンやピッケルの使い方など、基本的な技術を学んでいただきます。万が一のアクシデントに備えて、自分の命を守るためのスキルを習得することは必須です。魅力いっぱいの雪山登山を安全に楽しく続けていくために、みんなで学び体験しましょう!

          [Guest Seminar]
          HLC北関東 2月15日(土)
          MYOGワークショップ&トーク 黒澤雄介(RIDGE MOUNTAIN GEAR)

          2月のHLC北関東のプログラムは、RIDGE MOUNTAIN GEARの黒澤雄介さんをお招きして、道具の自作=MYOG(Make Your Own Gear)をテーマとしたトーク&ワークショップを行います。

          プログラムは3部構成で、参加者みんなでMYOGにまつわる座談会を行います。その後、MYOGワークショップを行い、最後にRIDGE MOUNTAIN GEARの黒澤さん、Shelt/LUNNETSの水戸岳志さん、HLCアンバサダー廻谷によるガレージメーカーやMYOGに関するゲストトークを行います。自分の道具を作ってみたいと思われている方、ぜひご参加ください。

          ・黒澤さんを交えて参加者みんなでMYOGにまつわる座談会
          ・参加者それぞれのアイデアで行なうMYOGワークショップ
          ・黒澤さん、水戸さん、廻谷によるガレージメーカーやMYOGにまつわるゲストトーク
          ・MYOGに興味のある参加者との交流

              MYOGワークショップ&トーク 黒澤雄介(RIDGE MOUNTAIN GEAR)

              場所:LUNETTES
              開催日:2月15日(土)
              集合:13:30/LUNETTES
              解散:17:00/LUNETTES
              定員:10名 ※最少催行人数:3名
              参加費:3,500円 ※当日現地にてお支払いください。

              ご予約はこちら
              ※詳しいタイムテーブルと持ち物に関しましては、参加お申し込みページでご確認ください。

              山と道HLC北関東アンバサダー 廻谷朋行よりメッセージ

              MYOGは私がULに傾倒した大きな要因でした。MYOGはミシンがなければ始められないと思われがちですが、ミシンを使わなくてもMYOGでできることはたくさんあり、MYOGによってさらなる軽量化への可能性もひらけます。すでにMYOGを実践されている方、興味はあるけど踏み出せない方、軽量化に限界を感じている方もお待ちしています!  
              また座談会では参加者とゲストでMYOGについての意見交換も行いたいと思っています。MYOGをされている方はぜひ自作の道具を持参してください。今回のプログラムで新しい道具へのアイデアが生まれれば嬉しいです!

              ゲストプロフィール

              黒澤 雄介 Kurosawa Yusuke(RIDGE MOUNTAIN GEAR 代表)

              RIDGE MOUNTAIN GEARは山で過ごす時間や、それにいたるまでの日々の生活をシンプルに過ごすための道具を作るメーカーです。黒澤さんは2015年11月に山と道に入社、主に生産管理の業務を担当。2019年10月に山と道を卒業し、本格的にRIDGE MOUNTAIN GEARを始動。バックパックやクロージングを中心にアイテム数の拡大を計画中です。

              水戸 岳志 Mito Takeshi (shelt 代表)

              栃木県の那須を拠点に機能性とデザインを重視したアウトドアギアを製作。那須の山や川などのフィールドでテストを繰り返し、より使いやすくシンプルなモノづくりにこだわっている。以前から親しんできた源流釣りを楽しむ中で、ULスタイルのフィッシュバッグ「shelt stork」は生まれました。

              [UL Hiking Event]
              HLC東北 2月23日(日)- 24日(月・祝)
              貝吹山ULスノーハイキング&キャンピング

              2月のHLC東北は、秋田と岩手の県境にあり、低山ながら積雪量の豊富な貝吹山で1泊2日のULスノーハイキングを行います。

              山と道のバックパック等をレンタルできますので、UL装備で雪の中を歩くことで、軽量化でどんなメリットがあるのか、逆に何を気をつけるべきか等、ハイキングとキャンピングの両方で体験できるビギナーも参加可能なプログラムです。

              ・UL装備でのハイキング&キャンピングを体験
              ・実際のハイキングを通じて雪山での装備やウェアリングを学ぶ
              ・厳冬期の行動食やテントでの調理のレクチャー
              ・山と道製品のレンタル可能

                  貝吹山ULスノーハイキング&キャンピング

                  場所:貝吹山
                  開催日:2月23日(日)- 24日(月・祝)
                  集合:23日(日)9:00/仙岩トンネル前路肩駐車スペース(岩手側)
                  解散:24日(月・祝)14:00/仙岩トンネル前路肩駐車スペース(岩手側)
                  予定行動時間:初日3~4時間、2日目3~4時間
                  定員:5名 ※最少催行人数:2名
                  参加費:3,000円 ※当日現地にてお支払いください。

                  ご予約はこちら
                  ※詳しい行程と必要装備に関しましては、参加お申し込みページでご確認ください。

                  山と道東北HLCアンバサダー 上野裕樹よりメッセージ

                  冬の貝吹山はブナ林に綺麗な雪がついた息をのむ美しさです。標高が低い割に積雪量があり、初めての雪山テント泊を体験するのにとても適した山です。予定しているベースキャンプ地もスタート地点から近いので、安心して雪山テント泊にチャレンジできます。また、山と道の製品をレンタルすることもできるので、UL装備の恩恵を雪山でも感じてもらえたら嬉しいです。
                  雪山のテント泊は寒さで体が思うように動かなかったり、テントを張るのも一苦労ですが、それ以上の魅力に溢れています。大変な経験も含めて、雪山を楽しみましょう!

                  山と道HLCアンバサダー

                  HLCを山と道と共に作り上げている各地のアンバサダーです。それぞれの得意分野を生かしたプログラムを通じて、各地のローカルハイキングコミュニティー作りに尽力しています。

                  上野 裕樹 Hiroki Ueno

                  knotty代表。10代でニューヨークに渡りダンスとブラックカルチャーにどっぷりはまる。帰国後、幼い頃に親しんだ山の奥深さを再発見し登山、バッグカントリースキー、クライミング、マウンテンランニング、沢登とオールシーズン自然を楽しむ。安全で楽しい山遊びを伝えるため、岩手県紫波町にアウトドアショップknottyを立上げ、「自然」「山」「人」とのGROOVE感を求め日々精進中。

                  廻谷 朋行 Tomoyuki Meguriya

                  LUNNETESスタッフ。20歳の頃に友人と登った那須岳での言葉にできない感覚に魅了され山に登り始める。山と道のサコッシュを手にしたことでULカルチャーと出会う。同時にMYOGにも目覚め、自作した道具で山に行く楽しみを覚える。カメラメーカーを退職後LUNETTESのスタッフに。ハイクの他にフライフィッシングとテレマークスキーにも夢中。

                  中川 裕司 Yuji Nakagawa

                  チベットやカラコルム、ラダック等の山での生活、文化や風景に魅せられて、アウトドアにハマる。旅の経験からアジアや中東各地の手仕事と結びついたアパレルメーカーを経営しつつ、patagoniaにもパートタイマーとして所属。持ち前の機動力を活かして、ウルトラライトスタイルで野山を駆けめぐり、ハードリカーを飲みながら野営するのがいちばんの大好物。愛称は「きんにくん」。

                  菅野 哲 Tetsu Kanno

                  T-mountain代表。四国・松山城の麓で山道具屋T-mountainを営む。山は歩く、走る、攀じる、滑る、どれも好き。20代から日本の主要な山はもちろん、海外の山へも出かけ、近年は自分の生活圏にある山々の魅力に深く心をくすぐられている。四国の素晴らしい自然を世界へ発信するため、日々あちこちでソトアソビ実践中。三人の愛娘といつまでラブラブできるか悩み中。

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