ローカル愛が止まらない!
山道祭2023-四国石鎚山-編

2023.05.22

遂にあと2週間と迫ってきた「山道祭2023-四国石鎚山-」!

山と道HLCが拠点を置く各ローカルを巡って行うことがコンセプトの山道祭。なので、今回も多くの四国ローカルの皆さんのご協力をいただき開催準備を進めているのですが、どうせならそんな皆さんに、山道祭前後にぜひ立ち寄りたい地元西条や松山のローカルならではのおすすめスポットを教えてもらいたい! ということで、山道祭地元スタッフや出店者の皆さんに各自のおすすめスポットを肴にワイワイと語り合ってもらいました。

挙げていただいたのは定番スポットから地元の裏山、知られざる名店まで、いずれもローカル愛に溢れた場所ばかり。せっかく四国に行くならば、山道祭だけで帰るのはもったいなさ過ぎる! 祭の前後には山もぜひ歩いてほしいのですが、ここであげたスポットにもぜひお立ち寄りくださいね。

では、石鎚山でお会いしましょう!

構成/文:三田正明
協力:日野藍


ローカル愛に溢れ過ぎた皆さん。法被も用意していただきやる気満々です!
(左後ろから)菅圭一郎さん、菅野哲さん、日野あつしさん、櫻井啓太さん、(前列左から)日野藍さん、金倉恵さん(※会合への出席のみ)

菅野哲(松山市)セレクション

ーーではトップバッターはHLC四国アンバサダーにして、松山でアウトドアセレクトショップ『T-mountain』を営まれている菅野哲さん、お願いします。


菅野哲さん:松山の名物アウトドアショップ『T-mountain』オーナーにして山と道のHLC四国アンバサダーも務めていただいてる四国アウトドア界の重要人物。松山に訪問の際はぜひ豊富な品揃えと哲さんの熱い接客を味わえる『T-mountain』をお忘れなく! 山道祭当日は『T-mountain』も出展しますのでよろしくどうぞ!

 じゃあ僕から行くよ。まずは僕の地元、松山の鍋焼きうどん『アサヒ』さん。松山のB級グルメとして有名なんですけど、あまーい出汁の煮込みうどん。超ULなアルミ鍋で出てくるんやけど、昭和22年の創業時から変わらない懐かしい味付け。


アサヒ
愛媛県松山市湊町3-10-11
TEL089-921-6470
営業:10:00~16:00時(売り切れ次第閉店)
定休日:火・水
 

(日野)藍 愛媛でむかし砂糖が貴重品だった頃は、甘くするのがもてなしだったっていいますよね。哲さんは『ことり』と『アサヒ』ならアサヒ派?

 『アサヒ』派! お店の斜め前に同じような『ことり』というお店も松山の鍋焼きうどんの2大勢力としてあって、どちらのお店にもファンがいるんだけど、僕的には99%『アサヒ』派。

 へーなんで?

 味が違うの。『ことり』は薄甘出汁濃いめで『アサヒ』は出汁ちょうどゲキ甘い。 『アサヒ』はここで紹介する必要もないくらいメジャーなんだけど、松山で何か食べるんだったらみんなに行って欲しい。讃岐じゃない、コシのまったくないうどん。柔らかくて甘い松山の昔の味で、僕もばあちゃんによく連れてってもらったな。ここは鍋焼きうどんしかなくて、たまご入りか無しかだけ。あとおいなりさん。

 私も県外の子連れてったらめっちゃ喜ばれる(笑)。

 インパクトあるしめっちゃ「ばえる」しね。ここはマストです!

ーー1軒目から良い店いただきました。では2軒目は?

 次は温泉! 道後温泉はみんな行くだろうし、ひとまず置いておきます。ローカル的に、いや菅野哲的に泉質とか色々考えて、ここ。『ていれぎの湯』! 


ていれぎの湯ホームページより
ていれぎの湯
愛媛県松山市中野町甲853番地
TEL:089-963-3535
営業:6:00~24:00 (札止23:00)
https://teiregi.jp/

 地下1200mから自噴している珍しい温泉で、「黄金の湯」っていう茶色いぬるい湯があって、1時間でも2時間でも浸かっていられるの。おじいちゃんたちずっと浸かってて、死んでるんかと思うくらい(笑)。最近リニューアルして設備も充実してて、マッサージチェアが30分無料だったりサービスが良くて、泉質も良いのでここは絶対行って欲しい。松山市からちょっと東温市寄りの郊外にあるんで、レンタカーとか自走の人だったら山道祭の後とかに行けると思う。

ーー松山といえば道後温泉だとばかり思ってました。

 道後温泉は僕も好きだし一度は行ってもらいたいけど、実は松山でいちばん泉質悪いんで。知らんけど(笑)。

ーー確かに道後温泉の本館は建物は古くて面白いけどお湯はあまりインパクトなかったかも…。

 で、3つ目! 夜の松山でお薦めの店で『ミカサスカサ』さん!


ミカサスカサ
愛媛県松山市三番町1丁目13-7
TEL:089-916-3022
営業時間:15:00-22:00(不定休)
https://www.instagram.com/micasaessucasa13/

 スパイスとかハーブの効いた外国の料理が出てきて、クラフトビールとかナチュールワインとかもあるので、おいしく酔える。僕は大好きな味ですね。いちいちなんでも気が利いてておいしいし、ランチもいける。きっと山と道のお客さんとかはドストライクな人多いんじゃないかな。

日野あつし(西条市)セレクション

ーーじゃあ次は西条市で『カレー食堂 種』を営まれているあつしさん、お願いします!


日野あつしさん:愛媛県西条市の里山の古民家で『カレー食堂 種』を営まれている温帥さん。広々とした緑豊かな庭を眺めながら食べるスパイスの効いたカレーはまさに絶品!  本当は今回のおすすめスポットにも紹介したい、西条に立ち寄ったらぜひ訪れてほしい名店です。

あつし 僕の1軒目は西条の『湯之谷温泉』です。年間の回数券買ってるくらい大好きな温泉。


湯之谷温泉
愛媛県西条市洲之内甲1193
TEL:0897-55-2135
https://yunotani-saijo.com/

あつし 源泉掛け流しで、18°cの冷泉が源泉で。

 18°cって水やん!

あつし 水です(笑)。でも水も硫黄臭くて、それを薪で沸かしてぬる湯と熱湯があるんですけど、熱湯は暑い時はもうチンチンで、それにどっぷり浸かると汗がブワッと出るので冷泉に入って、それを繰り返すのが僕は大好き。

ーー「温冷交代浴」できると。それはいいな〜。

あつし いちおう刺青ダメと書いてあるんですけど、刺青の人も入ってきたりして、そういうとこも大好き(笑)。地元のおっちゃんと仲良くなると、熱湯に入っている時に後ろから冷泉をぴしゃっとかけてきたり(笑)。毎日通うとそんなふうに仲良しになれます。1年365日のうち360日来るよって人がいっぱいいるような温泉です。西条に来たら僕はいちばんおすすめの場所ですね。

ーーやっぱ地元の人にお薦めされると行きたくなりますね〜。

あつし で、次は松山なんですけど、『リコスイーツ&サプライコ』さん。僕は松山に行くと絶対行ってしまうスイーツのカフェです。

 『リコスイーツ&サプライコ』さんは食べ物もいいけど人の繋がりもすごい店よね。全国からいろんな人がイベントしたりしに来る。

あつし ここはどれ食べてもおいしい、大好きなケーキ屋さんですね。哲さんの『T-mountain』のすごく近所です。

 おすすめのケーキは?

あつし 僕はキャロットケーキ。食べたら1発で「ぎゃふーん」となる(笑)。  なんか奥深いんですよ。複雑だけどそれを考えると楽しくなる。あと切った断面も美しくて。松山でスイーツだったら間違いなくここ。でも超人気店で午後遅めに行くともうケーキがなかったりするんで、早めの時間に行くのがお薦めです。

ーー種さんのカレーも相当おいしいので、あつしさんが言ってるなら間違いない気がします。

菅圭一郎(西条市)セレクション

ーー次は西条市のおむすび屋さん、『玄むす屋』の圭一郎さんお願いします。


菅圭一郎さん:西条市で玄米おむすびと玄米パンのお店『玄むす屋』を営まれる圭一郎さん。地元の農家さんのお米を西条名物「うちぬきの水」と天然塩で炊き上げた玄米おむすびは、「ベストお取り寄せ大賞2019」で殿堂入りするほどの逸品! 

圭一郎 はい。私の1軒目は松山で40年くらい営業されている『TAXI』というバーです。マスターはお酒があまり飲めないんですけど、作るカクテルは絶品で私のおすすめはマティーニ!


Bar TAXIのウェブサイトより
Bar TAXI
愛媛県松山市二番町2-7-15 5F
TEL:089-931-8800
営業時間:20:00-3:00
http://www.bartaxi.net/

ーー松山はバーの名店がいくつもありますよね。

圭一郎 ここも名店のひとつに数えてもいいのではないかなと思います。で、もう1店舗は西条のレストランバーの『セカンドチャンス』さん。略して「セカチャン」!。この店も50年くらい営業されてる老舗で、この時期は桃の冷製パスタにつきます!

セカンドチャンスのホームページより

セカンドチャンス
愛媛県西条市大町1642-11
TEL:0897-53-2865
営業時間:19:00-0:00
定休日:日、月、祝日(祝日が土曜日の場合は営業)
http://www.2ndchance.jp/ 

ーー桃の冷製パスタ…味が想像つかないですね。甘いんですか?

圭一郎 秘密です(笑)! ジューシーな感じで、みなさん季節になったら頼みはりますね。

 ちょうど山道祭の6月は桃の季節よね。よく上司とかが2軒目で連れてってくれるような店ですよね。

圭一郎 西条駅から歩いて10分くらいの飲屋街にあって、行きやすいお店です。ぜひ!

日野藍(西条市)セレクション

ーーでは次は山道祭の現地協力をしていただいていて、『ローカル市場』のプロデュースもしていただいている編集者/デザイナーの藍さん、お願いします。


日野藍 西条市出身・在住の編集者/デザイナーの藍さん。溢れるローカル愛で、山道祭のみならず、先日公開したばかりのHLC Report『四国・遍路道ローカルスタディハイキング 伊予弁レポート』など山と道でも多方面でお世話になってます。今年、四国のアウトドア誌『YON』を編集長として創刊予定とか!

 じゃあ私も1軒目は松山のお店なんですけど、『でゅえっと』さん!


でゅえっと
愛媛県松山市湊町5-2-1
TEL:089-945-7683
営業時間:11:00~21:30
定休日:火

 『でゅえっと』へは哲さん行かれます?

 お腹いっぱいになるからあんまいかん(笑)。ここは愛媛マラソンの前日に県内の人たちが炭水化物食べにむちゃくちゃ行きます。

 ここも松山のB級グルメの聖地みたいなとこなんですけど、ミートソーススパゲッティーを大盛りでぜひ食べて欲しいですね。

圭一郎 大盛り縛りでね!

 漫画みたいな大盛りで、クソ甘いミートソースが…

圭一郎 クソっていうな!

 (笑)ほんまクソ甘いやけん! さっきの『アサヒ』の流れかわからないけど、ここもクソ甘いミートソースがたっぷりかかってるんですよ。その山をみんなで崩しながら食べている光景が見られます。

圭一郎 ミシュランのマイナス5つ星みたいな店です(笑)。すみません冗談です!

 『ことり』とか『アサヒ』もそうなんですけど、定番の郷土料理ではないけど松山のローカルフードというかソウルフード的存在で。西条では鉄板ナポリタンがご当地パスタで有名なんですけど、松山だったら『でゅえっと』押しです。

ーーそういう店大好きです(笑)。

 そんで2軒目は、西条の飲み屋さんでむちゃくちゃお薦めの『山長』さん!


山長
愛媛県西条市大町1503
電話:0897-53-3651
営業時間:18:00-22:00

 駅から歩いて5分の地元の居酒屋って感じで。圭一郎さんいちばん好きなの何?

圭一郎 僕は串カツ。ニラレバもおいしいね。

 わたしは山芋の鉄板焼きと、瀬戸内海で獲れるサワラのたたきがおいしくて。おばちゃんもええ感じの味出しとってね。ええ塩梅なんですよ。日本酒の地酒もいろいろあって。ほんまによく行きます。お客さん来たり友達来たりしたら必ず連れてく。店にも味があるし、料理もおいしい。瀬戸内を感じられるお店です。

圭一郎 ここはご主人が「ヤマダチョウジ」なんで『山長』です。

 そうなんや。今日知ったわ(笑)。ほんま押しです。西条で有名なレストランの『マルブン』の社長もめっちゃここが好きで、「こういう店を作らなあかん」って、よく言ってます。

 ぼく行ったことないわ。でもやっぱ聞いてるとみんな行きたくなるね(笑)。 

櫻井啓太(西条市)セレクション

ーーでは次は西条でレストランのソイリクルを営まれている櫻井啓太さん、お願いします。


櫻井啓太さん:西条市で発酵調味料や地域の食材を使い素材の旨みを引き立てた料理を作るレストラン『ソイリクル』を営む啓太さん。中でも自家製のがんもどきは絶品! 自身もトレイルランナー。

啓太 まずひとつめはお店じゃないんですけど、ローカルな場所を紹介させてください。「八堂山」って山なんですけど、西条のハイキングマウンテンというか、日常にあるお散歩コースの山。標高200mくらいの普通〜の低山なんですけど、石鎚山みたいな大きな山とは違った魅力があります。もう西条のシンボル的な山だなってちょっと思ってて。中腹に謎の宗教施設みたいな「考古歴史館」ってのが夜になるとライトアップされて黄金色に光っていて、西条に引っ越す前はあれは何なんだろうってずっと思っていたんですけど、でも行ってみたらすごくいい里山で。僕はトレランもやるので、すごくいい練習スポットでもあるんですよ。ぜひこういうローカルの山も味わってもらいたい。眺めもいいんですよ。西条市を一望できて、その向こうに瀬戸内海も見えて、晴れてると今治のしまなみの方まで見れて。


中腹に聳えるのが考古歴史館。

八堂山から加茂川を見下ろす。

温帥 登りながら見える加茂川もいいよね。

啓太 いいよね! 行くとみなさん「おはよう」とか「こんにちは」とか言ってくれて、立ち止まると「ほーじゃ、あーじゃ」って立ち話になる(笑)。そういう西条の日常を感じられる山です。サクサクと登れるし。

ーーまさにローカルマウンテンですね。

啓太 そしてふたつ目は『むらかみ酒店』さん。僕のなかでは「酒の遊園地」と呼んでます(笑)。

むらかみ酒店
愛媛県西条市三津屋南15-5
TEL:0898-64-4001
定休日:月

啓太 西条のお酒は全部揃うし、それ以外も店主がこだわった日本中のお酒が置いてあるお店で。すごく丁寧に説明してくれるし、どんなお酒を飲みたいかを伝えるとチョイスもしてくれる。西条は名水のお酒なんですけど、蔵ごとに特徴があって、その年毎の特徴も掴んでお薦めしてくれるんで。お土産で日本酒買うにもお薦めです。ローカルなナチュールワインまでおいてありますし、ワインセラーもあって、ほんとにお酒のジェットコースターというか、テーマパークです(笑)。

ーーここでお酒買って山道祭行くのも良さそうですね!

啓太 で、最後はここ、西条の『ワルツエンデ』さん。


ワルツエンデ
愛媛県西条市大町679-12
TEL:0897-53-5375
営業時間:18:00-23:00
定休日:火

啓太 レストランバーなんですけど、マスターが西条のお父さんみたいな人で。

 わたしも「おとーさん」って呼びよる(笑)。 

啓太 カウンターでマスターと喋りながら飲むのがいいいんだよね。料理もおいしい。

 ご夫婦でされているんですけど、おかーさん(奥さん)の作る料理がとってもおいしいんですよ。

あつし ご飯もおいしいけどお酒もおいしいんで。ぜひカウンターで。僕、元々はカウンターが苦手だったんですけど、ここでやっと座れるようになったというか、カウンターが好きになったお店です。

ーー何がそんなにいいんですか?

あつし 心を開かれるっていうか、バーって開かされるっていうか(笑)。その感じが好きで。

啓太 僕も西条でお店をやっていく姿勢をマスターから学びましたね。

あつし ほんと地元に愛されている感じがすごいよね。もう人柄が!

啓太 ほんと人柄がね。だれでも分け隔てないというか。一見さんだからどうってことじゃないっていう。これを読んで行った人が「山道祭で西条に来た」って言ったらきっと「ありがと〜!」って言ってくれるし。すごく丁寧に接客してくれます。僕からは以上になります!

ーーありがとうございました。ほんと、どこも行きたくなりますね〜。なんだか西条の裏事情も少しだけ知れた気もしました(笑)。とりあえず山道祭の後は西条に泊まろうかな。

圭一郎 その時は桃の冷製パスタを是非ね!

ーー(笑)。では最後にみなさん一言づつ山道祭に来られる方にお言葉いただけますか?

 もう四度目の正直だから、ほんとにやらせてくださいって感じで。参加者の皆さんもずーっと参加表明されてるのに順延って人もいらっしゃるし、スタッフも参加者も沸点ギリギリのとこでの開催で、爆発すること間違いなしと思うので。コロナのこともゆるくなってきて、やっと良い感じに開催できる状態になったと思うので、ほんと、ワイワイやりましょう! よろしくお願いします。


かなりできあがった哲さん。

あつし 僕、実は去年の山道際の直前にコロナになって。なので「台風来てくれ〜」って心の片隅で思ってたんですけど、ほんとに台風来ちゃって。「ああー」と思いつつ心のどこかで「やったー!」て(笑)。 ほんと今回参加させてもらって感謝の気持ちでいっぱいで。でも、当日は今日紹介したどのお店よりもおいしいもの持っていきますんで! よろしくお願いします。


あつしさんと自慢のドーサ。

圭一郎 山道祭でおにぎり150個売ったら売り上げ3万円くらいなんですけど、テントとバーナーとか買ったら6万以上しました(笑)。でも儲けじゃなくて、みんなの楽しさが、すごく嬉しい。僕、めっちゃ年寄りなんですけど、こんな年寄りでも誘ってくれてありがとうございます!


圭一郎さんと玄米おむすび。

啓太 僕はがんもどきってローカルなものを持っていくんですけど、「がんもどきってこんな料理だったのか」って驚くような、そんな料理をローカルから発信しようと思っているので、よろしくお願いします!


啓太さんとがんもどき。

ーーでは最後は藍さん、シメをお願いします!


山道祭のローカル市場に出店いただく「石鎚おみや本舗」さん。藍さんはローカル市場のプロデュースを担当。

 ここに集まってくれた方はそれぞれのお店のものがおいしいし、哲さんの『T-mountain』もいろんないいものを取り扱っているお店なんですが、それだけじゃなく、皆さんほんとにローカル愛というか地域愛が半端なくて。ただおいしいだけのお店とか、ただおしゃれなだけのお店は呼んでなくて、地域のことを愛してて、地域のことをやってて、地域のものを使っていたりとか、そういう方々を今回お呼びしました。なので、山道祭にだけ参加して帰るのではなく、今回紹介したお店とか、ここにいる皆さんのお店にもぜひ寄っていただきたいですね。それも含めてお遍路さんじゃないですけど、うちらの「お接待」だと思っているので、皆さんに愛媛を体感してもらいたいなと思っています。

一同 イエー!

三田 正明
三田 正明
フォトグラファーとしてカルチャー誌や音楽誌で活動する傍、旅に傾倒。 多くの国を放浪するなかで自然の雄大さに惹かれ、自然と触れ合う方法として山に登り始める。 気がつけばアウトドア誌で仕事をするようになり、ライター仕事も増え、現在では本業がわからない状態に。 アウトドア・ライターとしてはULハイキングをライフワークとして追い続けている。 取材活動のなかで出会った山と道・夏目彰氏と何度も山に行ったり、インタビュー取材を行ったり、酒を酌み交わしたりするうちに、いつの間にかこのようなポジションに。 山と道JOURNALSを通じて日本のハイキング・カルチャーの発展に微力ながら貢献したいと考えている。
JAPANESE/ENGLISH
MORE
JAPANESE/ENGLISH