世界のロングトレイル150本

香港は東京都の約半分の面積ながら高い森林率を誇り、ハイキングルートが無数に存在する。なかでも、効野公園（Country Park）を東西100kmに渡って横断するマクリホーストレイルをはじめとする「四大長途遠足徑」は香港の4大ハイキングトレイルと呼ばれている。山々は市街地と近くアスセスが良いことも特徴のひとつで、各トレイルは10km～15kmごとに区間が分けられ、好きな場所から好きなだけ歩くことができるセクションハイクにも向いており、多くの人々に愛されている。

稜線からは青い海と空、加えて高層ビル群が見下ろせるという不思議な景色。非常によく整備されており、各トレイルには細やかに標識が設置され、トレイルヘッドとなっている公園にはトイレもある。1年で最も寒い1月頃でも、最低気温は12〜15℃と温暖で歩きやすい。

2011年に開通したグレート・ヒマラヤ・トレイル（GHT）は、ヒマラヤ山脈を東西に貫く世界で最も過酷と名高いトレイル。踏破にかかる日数は150日以上と言われているが実際にはもっと要するだろう。標高8,000m級の峰々を眼前に標高5,000m以上の峠の数々を越える1,700kmの過酷な山岳コースハイ・ルートと人里離れた集落やヒマラヤ山麓の里を繋ぐロウワールートがある。GHTは人里離れた地域社会を通るトレッキング・ルートでもあり、緑豊かなシャクナゲの森や森林地帯、氷河に覆われた峠、山深い渓谷に、昔ながらの文化を残した集落が点在している。「山は比べものにならないほど素晴らしいが、記憶に残るのはトレイルで出会った人々だ」と公式ページで謳われているとおり、山岳地帯で暮らす気さくで寛大な人々と交流し、その文化や歴史に触れながら歩きたい。

メキシコ国境からカナダ国境まで、アメリカの西海岸の山脈を南北に続くパシフィッククレストトレイル（PCT）。全線踏破（スルーハイキング）には平均して半年は必要であり、砂漠、森林、氷河など様々な風景に出会い、危険な渡渉、熊をはじめとする動物、水の枯渇などありのままの自然と向き合うことになる。山火事や積雪などがハイカーを阻むことも多く、ルート変更を余儀なくされることも少なくない。しかし、2022年には4700人を越える人々がスルーハイクのパーミッションを獲得し、踏破に挑む人気のトレイルであり、数ヶ月の間には多くのハイカーやボランティアとの出会いが待っているだろう。アメリカのハイキングカルチャーである、ハイカーをサポートするトレイルエンジェル、ハイカー同士が呼び合う愛称であるトレイルネームといったハイキングカルチャーにも救われることがあるだろう。日本のロングトレイル好きにも人気のジョン・ミューア・トレイルもPCTの一部である。アパラチアン・トレイル、コンチネンタル・ディバイド・トレイルと合わせて「トリプルクラウン」と呼ばれ、これらを全て踏破したハイカーを「トリプルクラウナー」と呼ぶ。

小説 『モンキー・レンチ・ギャング』（エドワード・アビー著）に登場する架空の人物、ジョージ・ワシントン・ヘイデューク3世にちなんで名づけられたこのトレイルは、アーチーズ国立公園からザイオン国立公園までの東西800マイル（約1,300km）を繋ぐ非公式のロングトレイルだ。グランドキャニオン国立公園、ザイオン国立公園など組織に管理されたロングトレイルではないため、荒涼とした砂漠、美しい崖、岩棚、渓流など険しい地形を縫うように自らルートファインディングしながら歩く必要がある。ユタ州とアリゾナ州の砂漠を横断するため、水源の少なさから非常にハードルが高く、また、補給についても車の往来が少ないためヒッチハイクも容易でない。

ロング・トレイル（LT）という名のこのトレイルは、アメリカのマサチューセッツ州境からカナダ国境までバーモント州を横断するルートで、1910年に整備を開始し1930年に完成したアメリカ最古の長距離トレイルだ。LTは、アパラチアン・トレイル（AT）と約100マイルほど重複しており、世界ではアメリカのロングトレイルと言えばATの名が知れているが、その何年も前に僅かな資金と人手で切り開き、AT誕生に影響を与えた重要なトレイルのひとつである。岩や木の根、段差のある登り下り坂や急勾配が多く、時にはハシゴも登るという。夏は雨が多く、ぬかるみやすくハイカーたちを悩ませる。夏の終わりから秋が最適だ。

ノースダコタ州からバーモント州までの8つの州を横断するノース・カントリー・トレイル（NCT）は、アメリカにある11のナショナル・シーニック・トレイルのなかで最長距離のトレイルだ。湖や湿地帯、緩やかな丘、小さな町まで変化に富んでいる。また、豊かな自然が特徴で、動植物の保護地区を多く含み、野生動物や希少な植物を有している他、景勝地や史跡も通過する。

フロリダ・トレイル（FT）は、1966年にATの一部を歩いたジェームス・カーンが自分の住むフロリダにはハイキングコースがないと思い、フロリダを横断するトレイルを作りたいと構想したことに始まる。すぐさまフロリダでトレイル協会を立ち上げ、ボランティアの有志を集め、トレイル開拓の許可を得て、1983年には正式にナショナル・シーニック・トレイルに指定された。湿地帯からビーチ、湖に草原や牧場、紅葉樹の森などトレイルの区間によって異なる自然が待っている。トレイルの一部許可されたエリアでは、サイクリングや乗馬、犬とのハイキング、水辺で泳いだりと様々なアクティビティを受け入れている箇所も。

アメリカのコンチネンタルディバイドトレイルに繋がる、カナダとアメリカの国境にあるウォータートン・レイクス国立公園からカクワ州立公園までカナディアン・ロッキー山脈の広大な原野を南北に繋ぐトレイル。幾度も構想は立ち上がっては消滅してきたが、現在はボランティアによりトレイルの維持と保護が行われている。全行程が公認されているわけではないため、一部ではキャンプ場やトイレなどの施設はほとんどなく、標識も少なく、携帯電話の電波もほとんど繋がらず、ナビゲーション技術が必要なワイルドさがある。ダイナミックな峰々を前に花が咲き乱れる草原や美しい湖のほとりを歩き、グリズリーやブラックベア、ヘラジカ、コヨーテなど野生動物も多く共存している。アメリカ3大トレイルを踏破したトリプルクラウナーたちをも魅了する、ありのままの原生地域でのワイルドな冒険を体験できる。

南アメリカ大陸の最南端に位置するパタゴニアのチリ側にある、トレス・デル・パイネ国立公園は、ユネスコの世界自然遺産にも指定されている世界中のハイカーが集う憧れの地。最も有名なルートにはアルファベットのWの字のように名所を辿るWトレックとぐるりと周回するOサーキットがある。ハイカーの人数を制限するために全てのキャンプ場と小屋は予約制となっており、人気ゆえに希望通りに予約が取れないことも。毎年多くのハイカーが訪れるため環境は整っており、ルートも選択しやすい。移り変わりの激しい天候、「3つの塔」ラス・トレース、巨大なグレイ氷河、パイネ湖などの雄大なパノラマ、心奪われる奇峰の数々は言葉を失う美しさだ。

トランスマンティケイラトレイル（TMTQ）は、2018年に創設されたブラジル長距離トレイル・ネットワークのひとつ。このネットワークは、歩きやすいトレイルを通じてブラジルを南北につなぐことを目的としており、TMTQはこのプロジェクトの重要な柱となっている。風景、人、文化を繋ぐをテーマに、マンティケイラ山脈を西から東に貫くこのトレイルは、サンパウロ、ミナスジェライス、リオデジャネイロ各州の40以上の市町村を横断し、30以上の自然保護区を通過する。ブラジル最大の都市圏、サンパウロから始まり、滝や亜熱帯林、見晴らしのいい稜線を歩く。ブラジルで初めて構想されたロングトレイルで、リオデジャネイロを海岸沿いのエリアを横断する全長183kmのトランスカリオカ・トレイルもある。

コロンブスの終の棲家と言われる、カリブ海の島にあるドミニカ共和国。実はビーチリゾートだけでなく、コロンブスが世界で最も美しい風景と絶賛したエンリキージョ湖、標高3,000mを超える山脈や火山、世界遺産に登録されているモーン・トロワ・ピトン国立公園などがある。そんな自然豊かな島に作られたワイトゥクブリ・ナショナル・トレイルは、ドミニカを南北に端から端まで曲がりくねったルートを辿る。ジャングルの中には絶滅危惧種に指定されている動物が生息し、伝統的なカリブ族の村や植民地時代の史跡からはドミニカの歴史も感じられる。トレイルから見下ろす青く輝く海も美しい。

北欧を代表するロングトレイル、クングスレーデン。別名、王様の散歩道。北緯66度から北緯68度まで、北極圏に位置するロングトレイルで、トナカイの群れやオーロラなど北欧、ラップランドでしか出会えない世界が広がっている。『ナショナルジオグラフィック』が2014年に選んだ「World’s Best Hikes: 15 Classic Trails（世界最高の15のクラシックトレイル）」にも選ばれている壮大な景色は、物語のなかにいるようだ。自然保護の観点でも独自の考えがあるスウェーデンには「自然享受権」があり、そこに生息する植物や動物に敬意を払って行動する限り、全ての人が自然のなかで自由に過ごすことができる。どこでもテントを張ることができ、無料で滞在できる小屋もある。ベリーなどの果実を摘んでも良い。自然を愛する皆に委ねられ皆で守られている自然をゆったり歩いてみたい。

1980年に開通したウェスト・ハイランド・ウェイはスコットランドで最も愛されている長距離ルートで、スルーハイクには通常1週間ほどかかると言われている。ガイドブックでセクションごとのルートを把握でき、宿泊もホステルやB＆B、キャンプ場など豊富な選択肢があり、ほとんど心配がない。補給についても、ルート上に通る小さな村や町のレストランでお腹を満たすことができる。トレイルの多くは古代の農夫の道や軍事道路、馬車道などの古道が使われ、険しい山岳地帯はほとんど含まれておらず、ロングトレイルの経験が少なくても広大で牧歌的な丘をゆったりと歩くことができる。年齢や経験問わずチャレンジできるロングトレイルであることが人気の所以ではないだろうか。

ヨーロッパには、ヴィア・アルピナという8カ国（スイス、リヒテンシュタイン、オーストリア、スロベニア、イタリア、モナコ、フランス、ドイツ）、5ルート総距離5,000m超のロングトレイルがある。このヴィア・アルピナで最も長いレッド・トレイルに含まれる人気ルートが、オーストリアとイタリアの国境沿いを歩くカーニッシャ－・ホーエンウェグである。ヨーロッパアルプスならではの岩稜、湖畔に建つ美しい山小屋、ドロミテを見ながらのハイキングが楽しめる。あまりに人気で山小屋が混雑していることが日本人にとっての最大のハードルかもしれない。

ツール・ド・モンブランは、その名の通り、ヨーロッパ最高峰モンブランのまわりを、フランス、イタリア、スイスの３カ国に渡り周遊するロングトレイル。テント泊ができる場所もあるが、基本的には山小屋泊が中心で、人気のため予約は必須である。山小屋はまるでホテルのようで、ベッドにシャワー、豪華なディナーやワインなど、ヨーロッパアルプスならではの贅沢を堪能できる。ルート上にはところどころにテレキャビン（ロープウェイ）が通され麓での補給もしやすく、山小屋が満室なら麓の宿やキャンプ場に泊まっても良い。モンブラン主峰以外にも、グランジョラス、シャモニー針峰群など雪や氷河を纏う峰々は圧巻だ。標高が高くアップダウンも多いため決して楽ではないが、標識はしっかり設置されており、トレイルは歩きやすく整備されている。ルートは細かく分かれており、ゆったり歩くことも思い切り駆け抜けることもでき、自身の体力レベルに合わせて計画を立てられる。

1938年発祥のブルー・トレイルは、ヨーロッパ初の長距離ハイキングコースだ。ナショナル・ジオグラフィック』では、2020年に地球上で最もエキサイティングな目的地のひとつに選ばれた。ハンガリーには標高600〜1000m程度の丘しかないため、青と白のボーダーがしるしのトレイルは要塞跡や小さなお城、世界遺産の村、泉、洞窟、穏やかな丘陵地帯が続く。全区間の地図が掲載されたガイドブックには、全部で152のチェックポイントが記入されており、そこへ訪れるとスタンプを押すことができるため、すべてのスタンプを集めると踏破記念バッヂがもらえるスタンプラリー的な楽しみもある。

エル・カミーノ・デ・サンティアゴ （サンティアゴ巡礼路）は、キリスト教の3大聖地として多くの巡礼者が目指したサンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路であり、ポルトガルの道、北の道、イギリス人の道、銀の道などヨーロッパ各地から巡礼に向かう複数のルートがある。最も主要なルートであり世界遺産に指定されているフランス人の道は、フランスのサン・ジャン・ピエ・ド・ポを起点にピレネーの山を越えてスペインに入る。巡礼者は、巡礼手帳と巡礼者のシンボルである帆立貝を携行して歩き、宿泊施設や教会、バルやカフェまで至る所にスタンプがあり、巡礼で道を辿った証となる。また、100km以上歩くことで巡礼証明書をもらうことができる。巡礼路のうち、スペインと南仏の主要ルートには、巡礼者のためのアルベルゲと呼ばれる宿泊施設が数キロ毎にあり、巡礼手帳を提示することで宿泊することができる。現在では宗教的な背景をもつ巡礼者だけでなく、自分を見つめ直す旅であったり、ハイキングとして歩く人、アクティビティのひとつとして訪れる人も多く、徒歩だけでなく自転車で巡礼することもできる。

テ・アラロア（TA）とは、ニュージーランドの先住民族マオリの言葉で「長い道のり」を意味し、ニュージーランドの北端から南端までを縦断するロングトレイルだ。TAを歩くハイカーを、TAハイカーと呼び、現地でも呼び名が浸透している。トレイルはニュージーランドの南北ふたつの島に分かれており、北島で1,600km強、南島で1,400km弱。美しい砂浜が続くビーチに始まり、農場、森林、沼地、火山、渓谷、湖や川を渉らなければならない場所もある。一方で歩道や農道、市街地もあり、街でスーパーやレストラン、カフェやバーに寄って補給もできる。TAの良さは「ありのまま」の自然。整備が行き届いていない場所も少なくないが、そのぶん歩き甲斐もあり、国の端から端までを歩くからこそ、ニュージーランドの魅力を隅々まで味わうことができる。日本と季節が逆になるため、冬にチャレンジしてみるのも良いのでは。

ララピンタ・トレイルは、世界屈指の砂漠のロングトレイル。公式サイトには、”most spectaular bushwalking”（最も壮観なブッシュウォーキング）とある。ブッシュウォーキングとはオーストラリアでは一般的に、未舗装・自然のなかのウォーキング＝ハイキングのことを指すが、その言葉からするに、草木生い茂る低木林というイメージだ。トレイルは西マクドネル山脈に沿って12のセクションに分かれており、赤い大地と赤い岩塊が中心。美しい峡谷シンプソンズギャップ、キャンプや泳ぎに来る人も多い砂漠のオアシスであるエラリー・クリーク・ビッグ ホールやオーミストン渓谷などの有名な行楽地もルートに含まれている。暑い日にハイキングの合間に泳いで汗を流してみるのも良さそうだ。また、カウンツ・ポイントや標高1,380mのソンダー山では大パノラマを望み、キャンプサイトではサンセットや満天の星を眺めながら夜を過ごすことができる、オーストラリアの内陸地方の砂漠地帯や人里離れた地域である「アウトバック」を存分に体験できるトレイルだ。

ドラケンスバーグ・グランド・トラバース（DGT）はドラケンスバーグ断崖の主要山脈を横断するルートで、ユネスコの世界遺産に登録されているマロティ・ドラケンスバーグ公園の中心部、「天空の王国」、「アフリカのスイス」などと呼ばれるレソト王国と南アフリカ共和国との国境沿いを進む。管理・運営された公認のロングトレイルではないが、世界中からこぞって体力自慢が挑むタフなルートだ。標高は3,000m級、最短距離でも200km強、累積標高は10,000mを超える。センチネル駐車場を始点にブッシュマンズ・ネックの国境ポストを終着点とするのが一般的だが、決められたルートがあるわけではないため、自分で自由にルートを選択することができる。屈強なトレイルランナーたちがFKT（Fastest Known Time、踏破最速タイム）に挑戦した多くの記録がインターネット上に残されており、これらのルールのなかで通るべき8つのポイントを通過することで踏破だと胸を張って言えるだろう。著名なトレイルランナー、ライアン・サンデスがDGTに挑戦した際のドキュメンタリーがRedbullのサイトで公開されており、その険しくも美しい山の雰囲気を知ることができる。

今まさに隣国で戦争が起きているヨルダン。中東情勢が緊迫するなかで、現在は観光客が訪れることは難しいが、ヨルダンは紛争国に囲まれながらも治安は安定していると言われている。2015年設立のヨルダントレイルは、北部のウム・カイスから南部のアカバまでを結んでおり、大部分はワディラム砂漠、断崖、岩場など、途中小さな村もあるが、ほとんど人のいない静かなエリアを歩く。キャンプのほか、宿やホームステイなどもできるようだが、まだ世界的にも記録が多くはないため、最新の状況は定かでない。道中に通過する砂岩を彫って造られたペトラ遺跡は一大観光地であり、ペトラでの滞在で食料など様々なものを得られるはずだ。その他にも数々の古代遺跡、宮殿、死海と華やかな場所も通る。歴史的・文化的遺産との出会いは、神秘的な体験の連続になるに違いない。

シナイ・トレイルはエジプト初のロングトレイルだ。ただし、自分で選んだ日程で好きな時に自由に歩ける場所ではない、ちょっと特殊なタイプのトレイルだ。シナイ・トレイルを推進する団体によるイベントに参加することで歩くことができ、2015年にスタートした際には220kmを3つの原住部族と共に世界中から集まったハイカーが12日間かけて踏破。さらにトレイルは他の部族の協力を得て延伸し、2023年には8部族によって54日間かけて550kmを踏破した。イベントには国外からの参加も可能で、4つに分かれたパートそれぞれを各エリアの部族が先導し、彼らの方法で共に歩き、共に生活する。ただ歩きに行くだけでは決して得られない特別なハイキング体験ができるのは非常に興味深い。

日本のロングトレイルに続き、世界のロングトレイルも雑誌や書籍などの文献を調べたり検索を繰り返して、ひたすらにリサーチしました。まだまだリサーチし足りないほどですが、兎にも角にも世界は広い！　本当にあるのか？　距離は合っているのか？　という謎のトレイルもありますが、地球を歩き尽くせる世界のロングトレイル一覧を掲載します。マップや写真を見ているだけでも夢が膨らみワクワクするはず。皆さんの冒険のきっかけになりますように。「こんなのもあるよ！」という情報があればお寄せください。

※山と道JOUNALS編集部調べ。公認でない（管理・運営団体のない）トレイルについては、参考となるサイトや記録を掲載しています。
※距離は基本的に公式サイトをもとにしていますが、諸説ありサイトによって記載が異なるものがあります。