山と道

Daisetsuzan / NisekoPhoto Gallery 2021

2021年の秋冬製品のためのフォトシューティングの模様をお届けします。

製品の発売と撮影の時期がどうしてもずれる関係上、ロケーション選びはいつも悩みの種で、近年では本州と少し季節感の違う北海道で撮影を行うことが多くなってきました。

昨年からはHLC北海道も本格始動し、今年は以前から繋がりが深いニセコエリアと大雪山エリア、2回にわけて撮影を敢行。山と道と北海道との関係は深まるばかりです。

写真/文:三田正明(山と道JOURNALS)

人生は短く北海道は広い

恥ずかしながら、僕はたったの4年前まで北海道を訪れたことがなかった。

そして撮影の仕事で初めて訪れたとき、新千歳から旭川に至る景色のあまりの美しさに陶然となった僕は、それまで北海道をスルーしてきた自分の不明を恥じ、そして彼の地を訪れたことのある多くの友人知人を恨んだ。北海道があんなに素晴らしい場所であることを知りつつ、なぜもっと強く僕に訪問を勧めてくれなかったのか!? ひどいじゃないか‼︎

北海道の魅力について語り始めたらきりがないが、僕は何よりも湿度が低いせいで空気感が本州とはまったく違うところが好きだ。空気感が違うということは、つまり別の国ということだ。僕に言わせれば、北海道は実は日本によく似た別の国なのだ。しかも日本語が通じてご飯がおいしくて自然の豊かな。

そんなわけで4年前に訪れて以来、気がつけば毎年北海道を訪ねている。とくに今年はこの撮影のために2回も北海道に行くことができて感無量である。山と道HLCのプロジェクトディレクターであり、今回もモデルを勤めていただいている豊嶋秀樹さんがもう10年近く毎年冬から春をニセコで滑り暮らしていることに以前は驚いていたが、今はさもありなんと思う。

けれど僕はまだ知床も函館も稚内も訪れたことがない。道東にも道北にも道南にも、まだまだ訪れたい場所がたくさんある。この世界と北海道はあまりにも広いのに、人生はあまりにも短い。その無限さと有限さを噛み締めつつ、また北海道の空気感を体いっぱいに感じに行きたいと思う。

Daisetsuzan

June 2021

Niseko

February 2021

Photographer: Masaaki Mita

Model:
Hideki Toyoshima
Naomi Kazama
Yoshitaka Toge
Makoto Fujiyama
Yukari Mita
Yumiko Natsume
Mimi
Hikaru Otake

Art Director: Yosuke Abe

Production Manager:
Junki Nakamura
Hikaru Otake
Yuma Shimoyama

Director: Akira Natsume

Special Thanks:
Tabitsumugi (Niseko)
SPROUT (Niseko)
Izakaya Rishiri (Higashikawa)
ON THE TABLE (Higashikawa)
Gaku

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