『ラダック2週間の旅〜フィールドレコーディング街ぶら山ぶら編』開催のお知らせ

2019.11.18

12月7日(土)16:00より、山食音店主の東岳志さんとサウンドエンジニアとして活躍するZAKさんによるインド北西部ラダックへのフィールドレコーディングの旅の報告会を山と道研究所で開催します。

ラダックは、インド北西のヒマラヤ山脈とカラコルム山脈の間の標高3500mの地にあり、パキスタンや中国とも隣り合わせのエリア。音の探求者のふたりがテーマにしたのは、囲われたスタジオ内の静けさではなく、気持ちいい空間での静寂を聴くことだったといいます。

絶景と静寂を求めた2週間の旅を、東岳志さんによるラダックスープと共に振り返っていきます。

2019年の夏の終わりにインド北西のラダックへ、サウンドエンジニアZAKと山食音の東が旅をした。

即興の2週間の旅は、現地で情報を集め、ホームステイやゲストハウスを繋ぎ、高地順応をして、巨大な国境湖パンゴンツォやパキスタンに近いヌブラ渓谷、インダス川など、宇宙を見ているかのような青空と雄大な岩山を巡るものになった。

当日はラダックスープを作り、街中の雑踏や静寂の湖の音の録音などを聞きつつ、2週間旅の話をする予定です(山食音 東岳志)。

ラダック2週間の旅 フィールドレコーディング〜街ぶら山ぶら編
登壇:ZAK、東岳志(山食音)
開催日時:12月7日(土)16:00~18:00
場所:山と道研究所 神奈川県鎌倉市材木座1丁目13−16
参加費:2000円(ラダックスープ付き)
定員:30名
*イベント当日山と道研究所は15:00までの営業となります
*飲み物持ち込み可
*ヨロッコビールの販売あり

ご予約はこちら

ZAK(SOUND ENGINEER, DESIGNER、PRODUCER、REMIXER)

音楽、映画音楽制作、演劇など「音」まつわる事に、多岐にわたり多くの作品に関わる。
青葉市子、忌野清志郎、菅野ようこ、坂本龍一、崎山蒼志、相対性理論、水曜日のカンパネラ、東野珠美、長谷川白紙、原田郁子、ハラカミレイ、三宅純、ALVA NOTO、BRIAN ENO、BOREDOMS、BUFFALO DAUGHTER、FISHMANS、SUGIZO、OPN、SPIRAL DELUXE (JEFF MILLES) SQUARE PUSHER、TIM HECKER、UA、YELLOW MONKEYなどの録音やツアー、ライブミックス。現代美術の村上隆とのコラボレーション。維新派、野田マップ、マームとジプシーなどの舞台音響など。
東岳志とは20年ほどの付き合いで、飴屋法水の大分県国東でのパフォーマンス「いりくちでくち」で約2ヶ月以上フィールドレコーディングやキャンプなどしながら寝食を共にし、マームとジプシーでは「小指の思い出」で音響を共にした経験がある。

東岳志(山食音)

1980年生。親の影響で幼少の頃から山登りやハイキングに親しむものの思春期に山の仲間が見つからず、音楽に没頭する。様々な音の収集、聴覚自体に興味を持ち、音全般に関わるサウンドエンジニアを始める。
学校講師や、映画撮影、スタジオなど行き来する中、音楽は人間の身体から溢れ出てくるものと考え、普段の食事や、生活の中から音楽が生まれるのであればそこを細かくサポートするサウンドエンジニアを目指し、完全に飲食業に転向した時期を経て、山と道と山食音を始める。
身近な環境を知るきっかけになる山道具、自分の体に合ったものを見つける食堂、日常の細部まで感性の解像度をあげる音部門の三つを基軸に柔軟な店を運営している。

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