UL Pad 15
重量比保温性 世界一が判明

山と道のスリーピングパッド3製品（UL Pad 15、UL Pad 15+、Minimalist Pad）の重量1グラム当たりの保温性が、UL Pad 15は世界1位、UL Pad 15+は2位、Minimalist Padが5位と、いずれも世界最高水準*であることがわかりました。
*ASTM R値（ASTM F3340-18）を発表している製品の中で

かつてスリーピングパッドの暖かさの指標＝R値については様々な試験方法が混在し、客観的な基準がありませんでしたが、2020年にアメリカ材料試験協会（ASTM）基準のR値が制定されたことにより、各社製品の性能を横並びで評価することが可能となりました。

この新たな基準に則ったUL Pad 15、UL Pad 15+、Minimalist Padの各製品の重量1グラム当たりR値の測定結果と、ASTM基準のR値を公開している他社製品との比較は、以下の通りです。

測定結果の概要

• 1位のUL Pad 15は1グラム当たりのR値が0.019で、非常に軽量にも関わらず、極めて優れた保温性能を持つことが証明された。
• UL Pad 15+はシボ加工で耐久性を向上させたためわずかに重いが、1グラム当たりのR値は0.018で2位となり、軽量ながら顕著に良好な保温性能を示した。
• Minimalist Padの1グラム当たりのR値は0.009で5位と良好で、単純な重量では53グラムと、他社製品と比較して突出して軽量なスリーピングパッドだった。
• 上位10製品は山と道製品を除きいずれもエアマット（インサレーションマット含む）であり、クローズドセルのマットの1グラム当たりR値では、山と道製品がトップ3を独占した。

もちろん、この結果は純粋なR値の大小ではなくあくまで重量比での比較ですが、山と道のUL Padシリーズが世界No.1レベルで非常に軽量かつ保温性の高い製品であることが数値として証明されました。

この結果と各社からのASTM基準のR値の公表を踏まえ、今後、山と道JOURNALSでも他社製品との比較や組み合わせなど、スリーピングパッドの活用についてハイカーに有用な情報の発信を行っていきます。