
ULハイキングのノウハウを実地で学ぶ
伊豆半島西部の伊豆山稜線歩道で、1泊2日のUL(ウルトラライト)ハイキングワークショップを行います。
ULハイキングのノウハウをフィールドで実践的に学ぶことを目的とした本プログラムでは、ハイキングの距離はあえて短めに設定し、パッキングやウェアリングの検証、シェルターやクッキングツールの紹介などワークショップの時間を多く設けています。
その他にも食事や行動食、行動計画についてのディスカッション、ULハイキングについてのQ&Aなどを通してより具体的にULハイキングの理解を深めていきます。
『ULハイキング入門講座』に参加歴があり、ULハイキングを実践したい方を対象としたプログラムです。
山と道鎌倉スタッフ 苑田大士よりメッセージ
このプログラムは、ただ「歩く」だけでなく「考え・話し・試す」ことも行うのが特徴です。歩き方から軽量化の工夫、パッキングの考え方、行動食の選び方、レイヤリング、ストーブやシェルターの比較など、実際に道具を使いながら参加者の皆さんとディスカッションし、体感してもらう時間を多く設けています。
前回のワークショップでは、参加者の皆さんがフィールドで自分なりの工夫や気づきを深めたことで、「SNSや座学では得られないリアルな体験だった」「少しの工夫で歩きやすさや快適さが大きく変わった」という声が多く聞かれました。
ULハイキングを始めたばかりの方から、もっと深めたい方まで。スタッフや参加者同士で悩みや知恵を共有しながら、自分の山のスタイルを見つけていく、そんな場になれば嬉しいです。秋の風に吹かれながら、ゆっくり山と向き合う2日間。皆さんのご参加をお待ちしています!

山と道鎌倉スタッフ
大阪府出身。2017年に鎌倉へ移住。美術系出版社で書籍企画・編集者として従事したのちに独立。現在は山と道鎌倉スタッフ、自身の会社の代表、編集、農業、狩猟ほか多くの顔を持ち、「ライスワーク」ではなく個人的な活動や趣味の延長を「ライフワーク」としている。2011年に土屋智哉氏著『ウルトラライトハイキング』 に出会い、ULハイキングスタイルの山歩きを実践。以降ライフスタイルに組み込み山と自然を楽しんでいる。
ワークショップの内容

1.軽量化の確認

2.行動食のディスカッション

3.レイヤリングのディスカッション

4.歩き方のレクチャー

5.シェルターの比較とディスカッション

6.ストーブの比較とディスカッション

7.パッキングの紹介

8.フリーQ&A
伊豆稜線歩道について
伊豆半島の中央部に位置する山脈を通り、天城峠から修善寺までを結ぶ全長43kmの自然歩道です。今回は、富士山や駿河湾を一望できる『富士山・駿河湾展望コース』の船原峠から北へと続く美しいトレイルを歩きます。




行程
【1日目】修善寺駅(9:15/集合)ー松崎(賀茂郡)行バス乗車(9:29発)ー船原峠口バス停ー伽藍山ー達磨山ーだるま山高原キャンプ場 ※行動約6時間
【2日目】だるま山高原キャンプ場ー金冠山ー木負農協バス停(12:00/解散) ※行動約4時間
※昼食時間は設けません。休憩時または行動時に行動食を取りながらの山行になります。
※開催日の天候、プログラム開催場所の状況、その他の事情に基づき、当社の判断でプログラムの内容やコースが変更になる場合があります。
