
参加者と作るクリエイティブなULハイキング
関西エリアにて、2泊3日の実践的なUL(ウルトラライト)ハイキングを行います。
本プログラムは、アンバサダーと参加者がひとつのチームとなってクリエイティブなULハイキングを実践するPRACTICEです。HLCの年間プログラムの集大成的な位置づけで、それぞれのULハイカーとしての経験を活かし、ULハイキングの新たな可能性にチャレンジします。
今回は、参加者全員とアンバサダーが目的地をはじめ、アクセス、タイムスケジュール、エスケープルートの計画から実行まで行います。過去に山と道HLCへの参加経験のある自立したハイカーを対象としたプログラムです。
山と道HLC関西アンバサダー 中川裕司よりメッセージ
今年のプラクティスは、すべてが未決定の2泊3日のプログラム。参加メンバーと一緒に計画を立てながら、ともに旅を作るスタイルです。どこの山域に入るのか、スタートとゴールはどこなのか。準備段階から関わり合うことで、お互いの得意や不得意を補い合ったり、同行者みんなで成し遂げることの重要性を考え、シェアし、作り上げていく過程は、自由でありながら不自由さもある、クリエイティブな思考を養うHLCの学びの集大成ともいえる時間です。これまでのプラクティスに参加した人たちも、ただの「参加者」という枠を超え、深い繋がりを持って関わってくれています。今年の夏の終わり、ぜひ未知の旅を一緒に作りましょう!

山と道HLC関西アンバサダー/『山道具谷ノ木舎』店主
カメラを片手に放浪中、チベットやカラコルム、ラダック等の山岳民族の生活文化や、その圧倒的な風景に魅せられて、アウトドアカルチャーにハマっていく。旅の経験からアジアや中東各地の手仕事と結びついたアパレルメーカーを経営しつつ、2020年4月に山道具屋、『山道具 谷ノ木舎』をオープン。持ち前の機動力を活かして、ウルトラライトスタイルで野山を駆けめぐり、ハードリカーを飲みながら野営するのがいちばんの大好物。ニックネームは『きんにくん』。
関西地方の山について
関西の山域は、地形的にも文化的にも多層的な奥深さを備えています。中央分水嶺が走る比良・高島エリアから、台高、大峯山系に至るまで、稜線の連続性と谷の深さは、標高以上の山の骨太さを感じさせます。また、信仰や生活と深くリンクした古道や街道も多数あります。特徴的なのは、高島トレイルの分水嶺縦走路に漂う静寂と奥深さ、大峯奥駈道に息づく修験の足跡、熊野古道に見られる信仰と生活道の交差です。また、大阪・箕面を起点に東京まで続く東海自然歩道や、特徴的な岩稜と自然文化が魅力の六甲山系も関西エリアの特徴的なルート。さまざまなスポットや道をつなぎ、自分だけのルートを創出できるのも、このエリアならではの魅力です。




行程
今回の行程は、スタート・ゴール地点、集合時間や詳細なルートまで参加者の皆さんと話し合って決めます。
※昼食時間は設けません。休憩時または行動時に行動食を取りながらの山行になります。
※開催日の天候、プログラム開催場所の状況、その他の事情に基づき、当社の判断でプログラムの内容やコースが変更になる場合があります。