
座学で学ぶULハイキングの方法論
山と道の考えるUL(ウルトラライト)ハイキングの概要や魅力を知り、ULハイキングを実践するための方法論を身につけることを目的とした『ULハイキング入門講座』を、栃木県那須町のLUNETTES 山の方で行います。
山と道北関東アンバサダーの廻谷を講師に座学形式で学び、各自が持参した道具のギアリストを作成しながら道具の取捨選択の方法を知り、UL装備化の手順やポイントを理解します。
他にもシェルターやストーブなどの比較やパッキングの方法など、ULハイキングを様々な角度から学べる内容をご用意。『ULハイキング入門講座』の受講は、山と道HLCのBASICプログラムのワークショップ、PRACTICEのプログラムへの参加条件にもなりますので、そちらへのステップアップをお考えの方もぜひご参加ください。
山と道HLC北関東アンバサダー廻谷朋行よりメッセージ
この講座は、「ULハイキング」を考えるきっかけとなり、山と道HLCの入口となるプログラムです。山々が雪化粧しハイキングがひと段落する12月は、山に出かける機会が少なくなる季節。だからこそ、落ち着いて装備や歩き方を見直すのに最適な時期です。すでにULを実践している方から、これから取り入れてみたい方、または軽量な道具を使いながらも一歩先に進めずにいる方まで、幅広い方々に参加いただけます。
プログラムでは、自身のギアリストを作成します。普段なんとなく持っている道具が意外に重かったり、実際には使っていない道具を持ち歩いていたりと、装備を見直す中でさまざまな気づきが得られます。さらに、それぞれの工夫や道具を参加者同士で共有できることも大きな魅力。オフシーズンだからこそ、来年の山をもっと軽やかに楽しむ準備を始めませんか。

山と道HLC北関東アンバサダー/『LUNNETES』スタッフ
20歳の頃に友人と登った那須岳での言葉にできない感覚に魅了され山に登り始める。那須のLUNETTESに通うなか、山と道のサコッシュを手にしたことでULカルチャーと出会う。同時に山道具も自作できることに気づき、自作のザックで山に行くことに楽しみを覚える。カメラメーカーを退職後『LUNETTES』のスタッフに。ハイクの他にフライフィッシングとテレマークスキーにも夢中。