
ULハイキングのノウハウを実地で学ぶ
栃木県の奥日光エリアで1泊2日のUL(ウルトラライト)ハイキングワークショップを行います。
ULハイキングのノウハウをフィールドで実践的に学ぶことを目的とした本プログラムでは、ハイキングの距離はあえて短めに設定し、パッキングやウェアリングの検証、シェルターやクッキングツールの紹介などワークショップの時間を多く設けています。
その他にも食事や行動食、行動計画についてのディスカッション、ULハイキングについてのQ&Aなどを通してより具体的にULハイキングの理解を深めていきます。
『ULハイキング入門講座』に参加歴があり、ULハイキングを実践したい方を対象としたプログラムです。
山と道HLC北関東アンバサダー 廻谷朋行よりメッセージ
10月の奥日光は紅葉の見頃を迎える美しい季節ですが、朝晩は10度以下に冷え込むこともあります。軽量化と防寒対策の両立のためには、スリーピングシステムやレイヤリングなどの工夫が必須です。この気候条件は、夏でも冷え込みのある北アルプスなどの高山と似ているため、「来シーズンはアルプス縦走に挑戦してみたい」という方にも良い準備となるでしょう。また、このワークショップへの参加は軽量化の恩恵を実感できるだけでなく、自身の新たな課題や気づきを得る機会にもなります。参加者の皆さん同士で装備や行動食、歩いてみたい山域などを共有できるのも大きな魅力のひとつ。さらに、山と道製品やシックスムーンデザインズのフロアレスシェルターなどのレンタルもご用意しています。新たなチャレンジへの一歩として、ぜひご参加ください!

山と道HLC北関東アンバサダー/『LUNNETES』スタッフ
20歳の頃に友人と登った那須岳での言葉にできない感覚に魅了され山に登り始める。那須のLUNETTESに通うなか、山と道のサコッシュを手にしたことでULカルチャーと出会う。同時に山道具も自作できることに気づき、自作のザックで山に行くことに楽しみを覚える。カメラメーカーを退職後『LUNETTES』のスタッフに。ハイクの他にフライフィッシングとテレマークスキーにも夢中。
ワークショップの内容

1.軽量化の確認

2.行動食のディスカッション

3.レイヤリングのディスカッション

4.歩き方のレクチャー

5.シェルターの比較とディスカッション

6.ストーブの比較とディスカッション

7.パッキングの紹介

8.フリーQ&A
奥日光エリアについて
信仰の山でもある男体山と、関東以北では最高峰となる白根山などいくつかの山々が連なる日光連山があり、夏から秋にかけては多くのハイカーで賑わいます。中禅寺湖や戦場ヶ原などの景勝地をゆったりとハイキングすることもでき、様々な目的で自然を楽しむことができます。




行程
【1日目】二荒山神社中宮ー竜頭の滝ー戦場ヶ原ー湯滝ー湯元キャンプ場(行動約4時間)
【2日目】湯元キャンプ場ー刈込湖ー山王峠ー光徳牧場ー赤沼ー竜頭ノ滝ー二荒山神社中宮(行動約6.5時間)
※休憩、ワークショップの時間は含まれていません。
※昼食時間は設けません。休憩時または行動時に行動食を取りながらの山行になります。
