
トレイルワークを通じて山に一歩深く関わる
石鎚山系の土小屋周辺のトレイルで、日帰りのローカルスタディハイキングを行います。
30年以上石鎚山系のトレイル整備活動をされているボランティア団体「NPO法人 山のボランティアNetwork」の方々と一緒に、草刈りや登山道補修などをしながらルートを歩きます。
山のために何かをしたい方や、トレイルの維持、環境保全に興味がある方におすすめです。
山と道HLC四国アンバサダー 菅野哲よりメッセージ
ULハイカーとして山に何ができるか? を考え企画したこのプログラム。日頃何気なく歩いている登山道も、ボランティア団体、山岳会、行政や地域の方など必ず誰かが整備してくれています。普段お世話になっている石鎚山系のトレイルを利用するだけでなく、より安全に、より快適に私たちの手でも整備してみましょう。HLCのプログラムとして活動の仲間に入れてもらい、整備の仕方も教わりながら行うので、経験がなくても大歓迎です。交流も楽しみながら一歩深くトレイルに関わって、いい汗をかいて清々しい気持ちになれること間違いなし。そしてトレイル維持の意識を持てば、今後のハイキングが一味違ったものとなるかもしれません。ぜひお気軽にご参加ください!

山と道HLC四国アンバサダー/『T-mountain』代表
四国・松山城の麓で山道具屋『T-mountain』を営む。山は歩く、走る、攀じる、滑る、どれも好き。20代から日本の主要な山はもちろん、海外の山へも出かけてきた。近年は、自分の生活に密着した里山や決して特別ではない近くにある山々の魅力に深く心をくすぐられている。四国の素晴らしい自然を世界へ発信するため、日々あちこちでソトアソビ実践中。山・川・海、すべて大好物で、ハマっているのはバイクラフティング。

ゲスト/NPO法人山のボランティアNetwork事務局長
愛媛県今治市朝倉在住。山の魅力や安全な登山について指導するなど、長年多岐に渡る活動を行う。「山のボランティアNetwork」では、石鎚山の土小屋を拠点に年2回トレイル整備を実施し、登山道整備技術研修や自然保護、安全登山指導も行う。また、ホームマウンテンである瀬戸内海国立公園の笠松山・世田山の利用促進や情報発信も長年実施。近年は笹ヶ峰の山小屋やバイオトイレなどの整備も。2023年に自然歩道関係の環境局長表彰をはじめ、2024年には、永年にわたる国立公園などの保護や適正利用活動に功績があったとして環境大臣表彰を受ける。愛称は「ナベさん」。アメリカのカントリーミュージックであるブルーグラスも楽しむ。
石鎚山周辺のトレイルについて
今回作業するフィールドの、石鎚山の南側の土小屋登山口ー岩黒山ー筒上山ー手箱山や、石鎚ロングトレイルの石鎚山ー瓶ヶ森の縦走路は、石鎚山を望む眺望があり、多くのハイカーが訪れる四国を代表するルートです。今回はHLC四国チームとして石鎚山土小屋ルートの1区画を任される予定で、基本的に作業をしながら、トレイルを最大10kmほど移動します。




行程
石鎚山土小屋登山口 土小屋テラス(8:00/集合)ー土小屋ルートー第3ベンチまでの1区画を整備ー土小屋テラス(16:00/解散) ※行動約8時間
