
東海自然歩道のハイキングとトークを通して、日本ならではのハイキングの可能性を探る
東京と大阪を繋ぐ、日本で最初の長距離自然歩道である東海自然歩道を舞台に、東京・三鷹のウルトラライトハイキングの専門店ハイカーズデポ店主の土屋智哉さんをゲストに迎え、1泊2日のハイキングとセミナーを開催します。
1日目は湖西の南滋賀駅を出発して比叡山へと歩き、仰木峠を経て静原でのキャンプへ。2日目は上賀茂まで歩き進め、午後からは山と道京都へ舞台を移し、「長距離自然歩道の可能性と愉しみ方」をテーマにした土屋さんのトークプログラムと交流会を開催する、盛りだくさんな2日間です。
長距離自然歩道の面白さは、山頂を目指して登り下りする一般的な登山(垂直方向の移動)にとどまらず、山裾や人里、歴史的な道を平行に辿りながら、地域同士を「線」で横へ横へと繋いでいくことにあります。ただ、一般的な登山道と異なり、水場や幕営地などの情報が限られているケースも少なくありません。そうした状況下では、自ら情報を集め、現場で柔軟に判断・行動することが求められます。さらに、地域や自然環境との調和を保ちながら歩くために大切な、ハイカーとしてのモラルやマナーについても学びを深めます。
土屋さんと実際にトレイルを歩き、語り合いながら、日本のロングトレイルの奥深い魅力を体感したいハイカーにおすすめのプログラムです。
- 長距離自然歩道(平行移動)ならではの魅力に触れる
- 自立したハイカーとしての実践力を養う
- トレイルのモラルとマナーを知る
土屋智哉さんからのメッセージ
ウルトラライトハイキングの原点は、長距離トレイルにおいて体の負担を軽減するための方法論にあります。「いかに怪我なく、長く歩くか」はウルトラライトハイキングの真ん中にあるテーマです。
日本で数百km、数千kmという距離を歩くためには、いわゆる高山帯から一歩外へと飛び出さなければなりません。そして日本では、「こんなところにも集落が…」と驚くような土地であっても、人と自然が深く関わり合う生活が息づいています。
自然と、それと関わる人の生活の双方を、その土地の「風土」として触れるハイキング、それが日本の長距離自然歩道の魅力です。日本のこれまでの伝統的な登山文化とも違う、アメリカ西海岸のトレイルとも違う、日本だからこそ体験できるハイキングの可能性を、一緒に考えてみませんか。

山と道HLC関西アンバサダー 中川裕司よりメッセージ
日本におけるウルトラライトハイキングカルチャーの先駆者であり、伝道師ともいえる土屋智哉さんをお迎えするプログラムを行います。今回は、実際に東海自然歩道を歩きながら、日本の長距離自然歩道が持つ奥深い魅力について、余すところなくたっぷりと語っていただきます。
実は随分と前から大切に温めていたこのプログラムは、贅沢な2部構成となっています。トレイルを歩くだけにとどまらず、2日目の午後には山と道京都へと舞台を移し、トーク&交流会まで開催するという、盛りだくさんな内容です。
私自身も皆さんと一緒に過ごす2日間が楽しみです。ぜひ一緒に歩きましょう!

山と道HLC関西アンバサダー/『山道具谷ノ木舎』店主
カメラを片手に放浪中、チベットやカラコルム、ラダック等の山岳民族の生活文化や、その圧倒的な風景に魅せられて、アウトドアカルチャーにハマっていく。旅の経験からアジアや中東各地の手仕事と結びついたアパレルメーカーを経営しつつ、2020年4月に山道具屋、山道具谷ノ木舎をオープン。持ち前の機動力を活かして、ウルトラライトスタイルで野山を駆けめぐり、ハードリカーを飲みながら野営するのがいちばんの大好物。ニックネームは『きんにくん』。
東海自然歩道(滋賀県〜京都府)について
滋賀から京都へと続く東海自然歩道には、信楽コース、比叡山コース、鞍馬コースなどがあり、琵琶湖を見下ろす美しい眺望や、歴史ある寺社を巡りながら、この土地の歴史、信仰、暮らしを深く体感できるのが大きな魅力です。
かつての旅人が行き交った古道や厳かな聖地を辿る道中には、今も自然と共に生きる人々の営みが息づいています。高山帯の圧倒的な絶景とはまた一味違う、一歩進むごとに移り変わる瑞々しい自然の表情や、重厚な歴史の面影を五感でじっくりと味わえるのが、このエリアならではの醍醐味です。




行程
【1日目】京阪南滋賀駅(8:20/集合)~ケーブル延暦寺駅(13:00)~仰木峠~静原キャンプ場(17:30) ※行動約9時間
【2日目】静原キャンプ場(6:00)~二ノ瀬~柊野グラウンド前バス停(11:30)~(公共交通機関移動)〜山と道京都(13:00)〜(自由時間)〜土屋さんによる「長距離自然歩道の可能性と愉しみ方」のトーク&交流会(14:30〜16:00)※行動約5時間30分
※本プログラムは、アンバサダーが終始先導するガイドツアーではありません。参加者の皆さん一人ひとりが自立したハイカーとして、自身の安全管理や装備の準備を主体的に行ったうえでご参加ください。
※昼食時間は設けません。休憩時または行動時に行動食を取りながらの山行になります。
※2日目の自由時間(13:00〜14:30)は、食事や銭湯など、自由にお過ごしください。
※行程は変更となる可能性があります。
※開催日の天候、参加者が最少催行人数未満の場合、その他の事情により、当社の判断で本プログラムの中止又は延期を行う場合があります。その場合、当社は、開催日の前日の15時までに参加者にご連絡します。

※地図の参照元:YAMAP












