山と道

山と道HLC 4月のプログラムを振り返る

山と道HLCを振り返る

ハイキングカルチャーを育むコミュニティー作りを各地域で行っている「山と道HLC」の活動を、各地域のアンバサダーや参加者の皆さんのインスタグラム投稿を通じて振り返ります。

山と道HLCの新しい年度が始まる4月は、ついにスタートを切ったHLC台灣や、HLC鎌倉のオンライン版を含め、HLC北関東、HLC関西、HEC四国の各地でLECTUREの『山と道のULハイキング入門』が開催され、これからULハイキングを始めようという参加者の皆さんにとって、ハイシーズンを迎える前の有意義な機会となりました。

そのほか、HLC北海道ではAMBASSADOR’S SIGNATUREの『ニセコオートルート1泊2日ULスキーキャンプ』、WORKSHOPの『ニセコオートルート1泊2日ULハイキングワークショップ(冬期編)』が開催され、パウダーシーズンが終わり、落ち着いた雰囲気の春のニセコを満喫しながらのテント泊を交えたプログラムとなりました。

さて、北海道から九州まで南北に長い日本列島の5月は、残雪のこる雪景色と初夏のような陽気を同時に楽しめる素晴らしい季節です。4月に学んだことを活かして、北へ南へ足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。

あえてお住まいの地域ではないエリアのプログラムに参加したり、山と道HLCアンバサダーに旅のアドバイスを求めたりするのも良いヒントになると思います。

山と道HLCプロジェクトディレクター 豊嶋秀樹

スマートフォンでは各投稿のキャプションが一部表示されないことがありますが、リロードを繰り返すことで正常に表示されます。また、各画像をタップすることでインスタグラムの投稿に直接アクセスできます。

HLC台灣
山と道の
ULハイキング入門

【LECTURE】

本年よりついに始動したHLC台灣では4月23日に、山と道HLCの導入的な位置づけの『山と道のULハイキング入門』を台湾・台中市に新しくオープンしたイベントスペース『Mountaintown Liming』で開催しました。

感染症拡大の影響で2年間延期となっていたHLC台灣の初のプログラムには、「待ってました!」と言わんばかりに山と道やULハイキングに熱心な参加者が20名集合。

山と道HLC台灣アンバサダーの林(りん)が講師となり、参加者の皆さんにULハイキングの魅力や装備の軽量化の方法をレクチャーしました。参加者の皆さんの山の経験値も様々でしたが、装備のギアリスト作成やディスカッションを通してそれぞれ確かな学びを得ていきました。

この4月は他のエリアでも『山と道のULハイキング入門』を開催。各エリアで盛り上がりを見せた模様をこのあと一気にご紹介します。

プログラムの冒頭に「このプログラムにみんなが来る必要はないと思う!」と思わず冗談を言ってしまうほど、集まった参加者全員が軽量なバックパックを背負って来たのには驚きました。参加者の3分の1の方が従来の登山から移行しULハイキングを実践しており、皆さんのこれまでの豊かな体験談をお聞きするのも面白かったですね。
そんな経験豊富な参加者の皆さんもハイキング装備を量りギアリストを作ると「知らないうちに荷物が増えていた。」「もっと少ない荷物でもよかった。」「実際に量るとメーカー表示より何グラムも重かった。」「具体的な軽量化の方法を理解できた。」と次々に気づきが生まれ、その後のディスカッションも通して参加者全員が新しい何かを得た様子でした。
最初から最後まで活発な雰囲気でプログラムは進み、無事にHLC台灣での最初のプログラムを終えることができほっとしています。次の5月のWORKSHOPも楽しみです!(山と道HLC台灣アンバサダー 林政翰)

山と道HLC台灣アンバサダー林政翰の投稿

『山と道のULハイキング入門』がついにHLC台灣でも開催され、参加者の皆さんはとても熱心に受講してくれました。ULハイキングの名著『Ultralight Backpackin’ Tips』の台湾語への翻訳を行ったハイカーでもある、山と道HLC台灣アンバサダーの林さんのレクチャーは僕たちも受講したいところですね。(山と道HLCプロジェクトディレクター豊嶋)

HLC北関東
山と道の
ULハイキング入門

【LECTURE】

毎年ハイシーズン前に開催していることもあって初めて軽量化に挑戦する方が多く集まり、今回も皆さんとても意欲的でした。今回から広めの会場に変えゆったりとした雰囲気で進行できるようになり、私も細かく参加者の道具を見ることができました。あらためてギアリストを作成すると普段ザックに入っているけど使っていないモノや必要以上に持ち歩いているモノがあることに気付かされます。
『山と道のULハイキング入門』は5月にも開催しますので、参加者の皆さんには道具の重さをしっかりと量ることやギアリストを作ることの重要さを知ってもらいたいです。あらためて軽量化を見直したい方にもオススメですよ!(山と道HLC北関東アンバサダー 廻谷朋行)

山と道HLC北関東アンバサダー廻谷朋行の投稿

「プログラム後は周辺で宿をとり、翌日那須岳を登る参加者が最近は増えてるんですよ!」と山と道HLC北関東アンバサダーの廻谷さんが報告してくれました。学んだことをすぐ実践してもらえること、そしてHLC北関東のエリアの魅力を知ってもらえることは嬉しいです。ぜひ皆さんも旅を絡めて山と道HLCに参加してみてはいかがでしょうか?(スタッフ木村)

HLC関西
山と道の
ULハイキング入門

【LECTURE】

今回のLECTURE『山と道のULハイキング入門』は、参加者からの皆さんからの質問や参加者同士の意見の交換も多く、真剣な雰囲気に時間も少し延長してしまいました。
「恐れへの備えはムダではなく、むしろ軽量化の鍵と言える」「自分の山の経験値が上がることで道具選びも研ぎ澄まされていく」そんな話題が自然とディスカッションされる有意義な時間となりました。(山と道HLC関西アンバサダー 中川裕司)

山と道HLC関西アンバサダー中川裕司の投稿

関西圏を中心に西日本の様々な地域から熱心な参加者が集まった今回のプログラム。参加者の皆さんには得たことを自身のハイキングに取り入れるだけでなく、周りのハイキング仲間にも伝えてULハイキングを一緒に楽しんでもらえたらと思います。(スタッフ木村)

HLC東北
山と道の
ULハイキング入門

【LECTURE】

今回は参加人数が過去最多の賑やかな『山と道のULハイキング入門』! 今後のフィールドプログラムに参加希望の方や、ご自身の山のスタイルにULハイキングを取り入れたい方など皆さん熱心に学ばれていました。大きなバックパックから小さな小物類まで、ひとつひとつの道具の細部に至るまでウルトラライトにこだわる方が年々多くなっていることを感じ、私自身もとても嬉しかったです。
『山と道のULハイキング入門』はHLC東北だけでなく各地の山と道HLCのエリアやオンライン版も開催していますので、興味のある方はお気軽にご参加ください。(山と道HLC東北アンバサダー 上野裕樹)

山と道HLC東北アンバサダー上野裕樹の投稿

4月から運営側として関わるようになった『山と道のULハイキング入門』。参加者の皆さんのギアリストを見ながらディスカッションをしていると、ハイキングに持っていく道具に正解はないことを気づかされます。軽量化の基本は抑えつつも、各自の山行スタイルのこだわりがみえるギアリストに出会う時はなんだか嬉しいですね。(スタッフ前原)

HLC四国
山と道の
ULハイキング入門

【LECTURE】

久しぶりの『山と道のULハイキング入門』の開催。オンラインも便利ですが、参加者の皆さんと実際に顔を合わせてお話する喜びを感じました。
丁寧に細かく計量することでリアルに気づく装備の重さや取捨選択することの大切さや、軽量化しつつも安全性は確保し快適なハイキングを実現するための学び。参加の皆さんはひとつひとつ真剣に向き合ってくださいました! お疲れ様でした! 次はULハイキング実践編のWORKSHOPへのご参加をお待ちしておりまーす!(山と道HLC四国アンバサダー 菅野哲)

山と道HLC四国アンバサダー菅野哲の投稿

参加者@help1109さんの投稿

どんなリスクを想定して、どんなシーンを楽しみたいのか。ギアリストにはその人のハイキングの個性が表れますね。いよいよ5月はHLC四国でも1泊2日のULハイキングワークショップが開催されます。今回の座学で得たことを実践して理解をさらに深めましょう! 当日は僕も参加します!(スタッフ下山)

HLC鎌倉
山と道の
ULハイキング入門
(オンライン版)

【LECTURE】

昨年から始まったHLC鎌倉発信の『山と道のULハイキング入門』のオンライン版は、開催地の制限を受けないオンラインの特性を活かし、全国のハイカーにとって参加しやすいものとなっています。私たち山と道スタッフも開催を重ね、プログラムの進め方や参加者とのやり取りなどもオンライン版ならではのものへとブラッシュアップし、この4月は2回行いました。直近は6月と7月に開催予定ですので、ULハイキングに興味のある方の参加をお待ちしています!(山と道スタッフ 木村弘樹)

オンライン開催ということもあり、様々な地域からの参加があったようですね。今回の内容をそれぞれのローカルの山で実践したり、お友達に共有していただくことで、参加者の皆さんコミュニティがどんどんと広がっていくかもしれません! いつもより少し軽いバックパックを相棒に、今後もハイキングを楽しんでください。(スタッフ藤田)

HLC北海道
ニセコオートルート
1泊2日ULスキーキャンプ

【AMBASSADOR’S SIGNATURE】

HLC北海道では、4月2日と3日の2日間、山と道HLC北海道アンバサダー峠ヶが得意とし、ちまたで「細革ウロコ」とよばれるスタイルのテレマークスキーで、春のニセコの山を縦横無尽に駆け巡る『ニセコオートルート1泊2日ULスキーキャンプ』を行いました。

山と道HLC202年度の皮切りとなった本プログラムは、雪山やテレマークスキーの経験が豊富なHLC北海道のプログラムの常連さんが集い、アンバサダー峠ヶと共に事前の道具選択から入念に準備を進行。

ゲレンデとは勝手の違う山スキーに参加者の皆さんはまさに七転び八起きしながら旅をし、終わる頃には次回への展望も広がるプログラムとなりました。

今回のプログラムは超難関。この日のために装備を考え、スキーの技術を磨き、待ちに待った開催日は晴天でしたが、強風とアイスバーン。滑るのも登坂も困難でしたが、スキー独特の練習の成果と機動力を活かし、山頂を避けて谷を縫うルートで楽しくスキーハイキングできました。最後に急峻な山を登って滑るチャレンジングな要素もあり、数々の課題を残し、今回だけでは終われない2日間となりました。(山と道HLC北海道アンバサダー 峠ヶ孝高)

山と道HLC北海道アンバサダー峠ヶ孝高の投稿

参加者@avekotaさんの投稿

参加者@8.deathさんの投稿

ニセコ連峰の4月は自由そのものだ。毎日のように降り続く雪の季節が終わり、新芽が爽やかな猫柳、ザラメやフィルムクラスといったパウダーにも劣らない斜面の雪、半袖でもハイクアップできるような陽気と陽射し。そんな世界をスキーを履いて縦走無尽に山々をめぐったプログラムは、ULハイキングとスキーでの縦走が素晴らしい相性の良さを見せてくれます。なにやら参加者同士で来シーズンの計画も始まったようですよ。(山と道HLCプロジェクトディレクター豊嶋)

HLC北海道
ニセコオートルート
1泊2日ULハイキング
ワークショップ(冬期編)

【WORKSHOP】

HLC北海道では、『ニセコオートルート1泊2日ULスキーキャンプ』の翌週の4月9日と10日の2日間も、同じくニセコ連峰で『ニセコオートルート1泊2日ULハイキングワークショップ(冬期編)』を行いました。

まだ十分な積雪が残るフィールドで、ULハイキングのノウハウを実践的に学ぶことを目的とした本プログラム。この季節ならではのルート取りの考え方や、雪上キャンプのコツなど様々なワークショップの時間を多く設けることで具体的に冬季のULハイキングへの理解を深めていきました。

参加者の皆さんにとって、冬季のULハイキングの楽しさや大変さを肌で感じる機会となりました。

残雪期の雪山をスノーシューを履いてハイキングした今回のWORKSHOP。登山道のない雪山では地図を見て数ヶ所のポイントを決めるオリエンテーリングのようなルート取りから行いました。初めての雪中キャンプは雪の上独特のトラブルや夜の冷えなど、実際に経験してみないとわからないことだらけ。みんなで工夫を共有しあって得た経験は、価値あるものとなりました。(山と道HLC北海道アンバサダー 峠ヶ孝高)

山と道HLC北海道アンバサダー峠ヶ孝高の投稿

参加者@aopannnnさんの投稿

参加者@satoooo1203さんの投稿

初めての積雪期のテント泊ということで、それぞれにトラブルはあったようですが、トラブルと実際に向き合うことが、何よりも大きな学びを得る近道なのかもしれません。ぜひ今回のワークショップの改善点を次回のハイキングに活かして楽しんでくださいね。そして、そんな経験を一緒に過ごした参加者の皆さんには、きっと強い絆が芽生えたのではないかなと思います。参加者の皆さん、お疲れ様でした!(スタッフ藤田)

プログラムに参加していただいた皆さん、素敵な投稿をしていただいた皆さん、本当にありがとうございました。

2022年度の山と道HLCのプログラムはスタートしたばかり。プログラムに参加してみたい方、山と道HLCの活動に興味を持たれた方は、ぜひCOMMUNITYページをご覧ください。

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