Introduction of HLC台灣 #2

Interview with ambassador John Lin
Interview: Hideki Toyoshima
Text & Edit : Lee Senmi
Illustration & Translation: KOH BODY
2023.08.24

Introduction of HLC台灣 #2

Interview with ambassador John Lin
Interview: Hideki Toyoshima
Text & Edit : Lee Senmi
Illustration & Translation: KOH BODY
2023.08.24

※本記事は中国語/日本語の二か国語でお届けします。

yamatomichi HLC 以「HIKE」「LIFE」「COMMUNITY」為宗旨,來展開各種超輕量化健行為主題的活動,在2023年迎來了第二個年頭的台灣HLC是七個 yamatomichi HLC 中唯一的海外HLC,。

台灣HLC的參與人數是山道HLC中最高的之一,可以明顯感受到台灣健行者的高度熱情。此篇為本系列文章的第二篇,向台灣和日本的健行者來介紹HLC台灣大使林政翰(John Lin)的專訪。

林政翰是一位將超輕量化健行引入台灣的傳教士,同時也是「米亞桑戶外中心」主理人,該中心提供從初級登山課程到雪訓等一系列的項目。我們與他聊了關於他的超輕量化健行理念,以及台灣HLC和台灣的超輕量化健行現況。延續#1的內容,本次採訪為中日雙語來呈現!

ULハイキングをテーマとした様々なプログラムを通じて「ハイク」「ライフ」「コミュニティ」をキーワードに活動を行なっている「山と道HLC」。7拠点ある山と道HLCの中で唯一の海外であるHLC台灣は、2023年に2年目を迎えました。

参加者の数が山と道HLCの中でもトップクラスで、ハイカーたちの熱量の高さをひしひし感じるHLC台灣。そこにまつわる人々を台湾と日本のハイカーに紹介する連載の第2回目となる今回は、HLC台灣でアンバサダーを務める林政翰(John Lin)さんのインタビューをお届けします。

台湾にウルトラライトハイキングを紹介した伝道師的存在であり、初心者向けの登山ガイドから雪山講習まで幅広いプログラムを提供している「米亞桑アウトドアセンター」の代表も勤める林さんに、今回は山と道HLCプロジェクトディレクターの豊嶋秀樹が聞き手となり、ご自身のハイキング哲学をはじめ、HLC台灣や台湾のハイキング事情について話を伺いました。

台北の直営店samplusのヘクター・ホームが山と道との関係を綴った#1に引き続き、中国語と日本語のバイリンガルでお届けします!

一個熱愛戶外的男孩把爬山變成了一份工作

アウトドア好きな少年が山を仕事に

ーー請告訴我們您的童年,您出生在哪裡以及在什麼樣的環境中長大。

 我出生在台灣台南市,小學二年級的時候和家人從市區內搬到了郊區,大約在那個時候我開始接觸戶外活動,比如釣魚、游泳、跑步等。和住在附近的孩子們一起騎自行車到處跑。 我對戶外活動的興趣一直持續到了大學,進大學後我加入了登山社,在登山社裡體驗了攀岩、抱石、探勘登山、溯溪,也參加雪地訓練。

ーーどこで生まれてどんな環境で育ったのか、子供の頃の話を教えてください。

 生まれはもともと台湾の台南市なのですが、小学2年生の時に郊外に引っ越して、その頃から周りの子供たちと一緒に釣りや泳ぎ、ランニング、サイクリングなどのアウトドアに触れはじめました。アウトドアへの興味はずっと続き、大学に入学してからは登山部に入ってクライミング、ボルダリング、カヤック、沢登りを経験して雪山の訓練もはじめました。

林政翰(John Lin) Photography by Masaaki Mita

大學時期參與登山社的照片
大学時代の登山部での一枚。

ーー你在大學是學什麼的?

 經濟。 在大學時,我爬上了一座不同的山,叫做“登山社”(笑)。 畢業後,我找到了一份在戶外研究台灣黑熊助理的工作,一段時間後1999年我去加拿大學英語,2000年我參加了Yamnuska山地技能學期課程,在那裡我在加拿大學習了正宗的攀岩技術,並接受了登山嚮導的培訓。畢業後回到台灣,加入戶外研究雲豹的助手工作、之後Marmot台灣剛成立受邀進入代理商辦公室工作半年後,去歐陽台生老師那裡當助手(台灣一位非常有名的登山家),在2006年創辦了米亞桑戶外中心。 米亞桑以極輕快登山、獵人生活體驗及野外急救課程等,近期也開始協助管理嘉明湖山屋。

ーー大学では何を勉強していたんですか?

 経済です。大学では「統計表」というまた違う山に登っていました(笑)。卒業後は台湾ツキノワグマの研究の仕事に就いたんですが、1999年に英語を勉強するためにカナダに留学して2000年にカナダで本格的な登山の技術を学べるヤムナスカ・マウンテンスキル・セメスターに入学して、山岳ガイドとしての訓練を受けました。卒業後は台湾に戻ってむかし台湾に生息していた「台湾雲豹(タイワンウンピョウ)」の研究をしていたのですが、マーモットの代理店が台湾にできたので、半年間その会社で働きました。その後は台湾ですごく有名な登山家の歐陽台生(Oyoung Tai-sheng)の元で助手として働き、2006年に米亞桑(ミアサン)アウトドアセンターを創立しました。米亞桑ではUL登山ガイドツアーを開催したり猟師体験やレスキューワークショップ、嘉明湖(Chiaming Lake)の山小屋の管理も行なっています。

幫黑熊紀錄健康資料及拍照
台湾ツキノワグマ研究時代。熊の健康チェックの様子。

米亞桑有提供各種課程,從初學者的登山課程到山岳繩索救援等專門課程等
米亞桑では初心者向けの登山ワークショップから山岳ロープレスキュークラスまで幅広いプログラムを提供している。

野外維生課程
大学でのサバイバルワークショップの様子。

與超輕量化健行的相遇

ウルトラライトハイキングとの出会い

ーー當初為什麼對山如此著迷呢?

 我從年輕時就想在戶外而不是在辦公室工作。當我在Marmot的代理商工作了的時候,其實我也同時在做登山嚮導。辦公室裡的老闆與同事都是我的朋友,老闆給了我很大的請假彈性,所以工作時不會有很大的壓力,但要同時做兩件事對我來說實在有點困難,最後我選擇了專心於戶外工作。

ーーそもそも、なんでそこまで山に魅了されたんですか?

 若い頃から、オフィス勤務ではなく大自然で働きたかったんです。マーモット時代の半年間だけオフィスで働いていた時も、並行して山のガイドもやっていました。オフィスの仲間は友達だったからすごく働きやすかったけど、両方続けるのは大変なので最終的に大自然で働くことを選びました。

ーー從你的背景來看,我認為你開始登山時更傾向於阿爾卑斯式攀登(簡稱阿式攀登),但你是從哪裡和超輕健行這種登山風格相遇的呢?

 我去加拿大Yamnuska的時候,我的老師不管爬高山或雪山也都只背著50L左右的背包。 當時我有很多重型裝備,所以我很驚訝地發現老師們的所有裝備其實都在一個中背包裡。 這就是與超輕量化風格的邂逅。 另外,我在美國有拜讀Ray Jardine的書,並對他的超輕量風格產生了興趣。 之後成立的米亞桑有提供各種風格的嚮導服務,但最初從2006年開始我們每年都會舉辦為期8天的超輕量化健行風格的課程叫「極輕快登山」。

ーー経歴的に林さんはアルパインスタイル寄りで山を始めたと思うのですが、どこでウルトラライトハイキングという水平の世界に出会ったのでしょうか?

 カナダでヤムナスカに通っていた時に、先生や周りの人は高い山や雪山に登る時も50Lくらいのバックパックを背負っていたんです。その頃の私はもっとヘビーな装備だったので、そんなに大きくないバックパックの中に装備が全部入っていることにすごく驚きました。これがウルトラライトスタイルとの出会いです。さらにアメリカでレイ・ジャーディンの本と出会って、彼が実践しているウルトラライトスタイルに興味を持ちました。米亞桑ではいろいろなスタイルのガイドツアーを行なっていますが、ウルトラライトスタイルで旅する8日間のツアーを2006年から毎年開催しています。

極輕快登山的課程
米亜桑アウトドアセンターのウルトラライトスタイルで旅する8日間のツアー。

ーー早在2006年,台灣有人知道超輕量化這種健行方式嗎?

 中文裡原本就有“超輕”的概念。我們還加入另一個文字“快”來表現,“快”除了速度的快之外,它還意味著快樂的“快”。還有一點想傳達的就是,“輕”除了有輕量的意思、後面加上一個“鬆”字後就是輕鬆、“輕鬆快樂”也是我覺得從事超輕量健行後可以體會到的。每年不知道是什麼原因,都至少會有一位從未爬過山且沒有經驗的人來參加我們的極輕快登山課程。我們想傳達即使是沒有受過的超輕量化風格制式化的課程,剛進入登山健行的人如果你的裝備稍微減輕一點,你也會感覺到更輕鬆同時更有餘裕可以享受健行與大自然。

ーー2006年当時、台湾でウルトラライトハイキングを知ってる人はいましたか?

 中国語で言う「超軽量」という概念がありました。さらに「はやさ」を表す「快(クァイ)」という字があるんですが、はやい以外にも「すごく楽しい」という意味があります。「はやい」も「楽しい」も同じ「快」なんです。もうひとつ、重さを表す「軽い」の他に台湾には「気持ちが軽い」という意味の「鬆(ソン)」という文字があります。私が実践したいウルトラライトスタイルは、心が軽くなる「鬆」と気持ちが楽しい「快」です。ツアーには、なぜか毎年絶対ひとりは山に登ったことがない未経験者が参加します。ガチガチのウルトラライトスタイルじゃなくても、装備を少しでも軽くしたら気持ちも軽くなり、より自然を感じながら楽しく登れると考えているので、一般的なツアーだと拒否されるような未経験者も受け入れています。

為了讓超輕量化健行可以在台灣更加普及,翻譯了由Mike Clelland的所寫的「超輕量登山野營技巧」及O’Bannon, Allen的「超威!野外技能補完手冊」兩本書
台湾にウルトラライトハイキングを広めるために、マイク・クレランド著「Ultralight Backpackin’ Tips」とアレン・オバノン著「Allen & Mike’s Really Cool Backpackin’ Book」を自ら翻訳して出版。

ーー你有難忘的超輕量化健行的旅程嗎?

 對我來說,山是我生活的一部分,所以我沒有太多非凡的情感,但當我走進大自然時就會發現了一些感興趣的事情。另外、我想告訴大家的是粗食與生鮮蔬果的重要性,即使在山裡,也一定要吃蔬菜、水果和米飯。 許多傳統重裝的登山者在大於五天的行程,很容易有怎麼吃都覺得餓的情況,想著下山後要吃想念的食物的情況,有人稱為餓餓病。 不過,在參考了Ray Jardine的《Beyond Backpacking》書中的內容後,學習了吃粗食、生鮮蘇果的風格後,參加者大家都能夠安全地完成8天的超輕量健行的旅程。 長天數在山上如果有吃到粗食、生鮮蘇果,能量就會得到滿足,即使下山後也不會特別想去吃大餐。

ーー印象に残っているウルトラライトハイキングの旅があれば教えてください。

 私にとって山は生活の一部なので、非日常的な感動はあまりないんですが、自然に入ると何かしら興味を持つものが見つかります。私が皆さんに伝えたいのは、粗食と野菜と果物の大切さです。米亞桑のツアーでは、山でも野菜と果物とお米は絶対食べるようにしています。一般的な重装備のハイカーたちは大体5日以上の山行をすると、いくら食べてもお腹が満たされずにその間ずっと食べたい物を頭に思い浮かべ続けて、下山後すぐに食べに行く人が多いです。それを「餓餓病」と呼ぶ人もいます。だけどレイ・ジャーディンの「Beyond Backpacking」を参考に食事以外の装備を軽くして、粗食と野菜と果物を食べるスタイルを実践したら、8日間あるウルトラライトハイキングツアーでもみんな無事に歩き終えることができました。長期間、山にいてもちゃんとしたご飯を食べることで、お腹も気持ちも満足して下山後でも打ち上げだったり贅沢をしたくならないんです。

ーー非常有趣的分享

 曾經有一段時間我也是吃乾燥飯,但由於我一年有200天左右在山裡度過,乾燥飯無法提供必要的營養與細胞修復。自從改變了在山上的飲食習慣後,感覺好很多了。

ーーすごくおもしろいです。

 私も乾燥したご飯を食べていた時期もありましたが、年間200日くらい山にいるので、ずっとその食事だと栄養が足りずに体が耐えられません。ご飯をしっかり食べる今のスタイルに変えてからしっくりきています。

林桑特地來鎌倉參加yamatomichi HLC的年度會議時做了這次的訪談。旁邊那位是他的兒子。
山と道HLCミーティングのために台湾から鎌倉に来てくれた林さん。そのタイミングでインタビューを受けてくれた。隣に座るのは息子さん。

向布農族學習山

先住民族と過ごす山

ーー聽你提過和台灣的原住民布農族的人有一些淵源、想請教你關於這部分的故事。

 1998-99年左右,我和研究者黃美秀、布農族獵人林淵源一起進山研究台灣黑熊。 當時,我對布農族獵人的風格感到驚訝。 對於他們來說,山就是他們的家,他們基本上把工具放在山裡,經過的時候使用,不用每天背著重擔。 我們用當地人的刀具就地取材製作陷阱和烤肉網,如果需要筷子或飯勺,我們就當場砍柴來製作。 我從布農族人那裡了解到,生活在山裡不可避免地就會讓你變得超輕量化。 那段時間我們每天一起行走觀察動物的食物和排遺的痕跡,有些事情除非和他們一起住在山裡,否則我無法體驗。

ーー林さんは台湾の先住民族で山岳民族のブヌン(布農)族の人たちと関わりがありますが、その辺りの話をお伺いしたいです。

 1998年〜99年頃に台湾ツキノワグマの研究のために、研究者黃美秀(Hwang Mei-Hsiu)とブヌン族の猟師林淵源(Lin Yuan-yuan)さんと一緒に山に入ったのがきっかけでした。その時にブヌン族の猟師のスタイルに驚いたんです。彼らにとっては山も家で、基本的に道具は山に埋めて必要な時に取りに行くので、毎日重い荷物を背負う必要はありません。ひとり1本持っている原住民用のナイフで罠もバーベキューの網も作るし、お箸やしゃもじが必要になればその場で木を切って作るんです。山に住んでいたら必然的にウルトラライトになることをブヌン族から学びました。毎日一緒に歩いて動物の食べ物や排泄物の痕跡をいろいろ見ましたが、私たちとは山を見る目が違うんです。一緒に山に住んで過ごさないと体験できないことばかりでした。

台灣黒熊研究助理時期有機會直接見識到麻醉槍
台湾黒熊研究時代。原住民の麻酔銃を持って。

ーー語言也完全不同嗎?

 布農族有自己的語言,通常會和他們說國語。 我從他們身上學到的最重要的一點是,一旦進入山中,就要把自己融入環境以動物的視野看待環境。 對山來說,野獸和人類都沒有分別,進入山一週後就能逐漸融入環境。米亞桑每年至少舉辦三次為期四天的布農族獵人體驗課程。我覺得這個課程很有趣,因為可以和獵人一起探尋發覺,在正常登山健行旅程中很可能會忽略的事情。

ーー言葉も違うんですか?

 中国語を話せますがブヌン族には原住民語があります。彼らから学んだすごく大切なことは、山に入ったら自分を大自然に溶け込ませて動物の視点から周りを見るということです。山から見ると獣も人間も関係ないので、大体一週間くらいかけて自然に馴染んでいきます。米亞桑では毎年3回以上はブヌン族の猟師との4日間の体験ツアーを開催していますが、山に入った瞬間に参加者の山を見る目が変わるんです。普段の登山だと見過ごしてしまうものも、彼らと一緒に歩くといろいろ見つけることができるからすごく楽しいと思います。

ーー在日本東北地區,有叫又鬼(Matagi)獵人,他們的狩獵方法和思維方式與超輕量健行也有很多的共同點,我想這與布農族的風格也有相近的地方。 如果有機會的話,也可以研究一下日本東北的又鬼文化。

ーー日本にも東北にマタギという、狩猟を生業としてきた人たちがいるんですが、彼らのハンティングのやり方や考え方はウルトラライトハイキングと共通することが多くあって、ブヌン族の人たちとの話に繋がると思いました。機会があったら日本のマタギについても調べてみてください。

獵人體驗的課程
米亜桑アウトドアセンターの猟師体験ワークショップ。

台灣超輕量化健行的現況

台湾のウルトラライトハイキング事情

ーー台灣超輕量化健行的現況如何?

 我覺得與今日的日本類似,從一開始就以超輕量化健行風格開始爬山的年輕人有顯著增加。 來參加HLC台灣活動的朋友也有很多人已經有 yamatomichi 產品,但我感覺大家只是缺乏經驗所以還沒有掌握工具。但隨著你爬的山越來越多,你就能很好地使用它,所以沒有問題。

ーー台湾の今のウルトラライトハイキング事情はどうでしょう?

 今の日本と似ていて、山に登る若い人たちは最初からウルトラライトスタイルの人たちがすごく増えています。HLC台灣の参加者たちも山と道製品を持っていますが、経験が浅い人たちはまだ道具を使いこなせていないと感じます。でもどんどん山に登っていくうちに、うまく使いこなせるようになるので問題ありません。

ーー我想問一下關於HLC台灣。去年林桑跑完一年的活動,感覺如何?

 HLC台灣的跑過一年的我覺得有趣之處在於,參加者都越來越輕,但我通常卻是裝備最重的一個(笑)。但這是我的風格,有不能捨棄的部分。參加者常說他們想變得更輕,裝備也已經很精良,但還是有很多經驗不足的地方。工作坊也有很多沒有健行經驗的人,我是有點擔心是否與yamatomichi HLC的目的相符。因為聽過入門講座的人都可以參加工作坊,但由於沒有經驗的人還是很多,所以比較難提高工作坊的難度。這有達到設定的目的嗎?

ーーHLC台灣についてお聞きします。去年はじめて1年間やってみてどうでしたか?

 HLC台灣を1年間やっておもしろかったのは、参加者たちが軽量化していく中で、装備がいちばん重いのは自分だということです(笑)。でもそれが自分のスタイルだから、捨てることはできません。新しく入ってくる人はなんでも「軽くしたい」と言っていて、装備はちゃんとしてるけど経験が足りない部分はやっぱりあります。ワークショップもまだ未経験者が多いので、それが山と道HLCの目的に合ってるのかどうかも、ちょっと心配しています。基本はレクチャーに参加した人がワークショップに参加できるけど、未経験者が多いから、なかなかワークショップの難易度を高くすることもできなくて。それは目的に合っていますか?

ーー有達到喔。yamatomichi HLC將工作坊定位為“yamatomichi的超輕量化健行入門”的實際體驗版。

 所有參與者都玩得很開心。

ーー合っていますよ。山と道HLCでは、ワークショップを「山と道のULハイキング入門」のフィールド版と位置付けています。

 参加者は結構みんな楽しんでいます。

訪談是由負責JOURNALS的插畫與設計的KOH BODY來擔當翻譯。
インタビューはJOURNALSのイラスト&デザインを担当するKOH BODYが通訳に立った。

ーー超輕量化健行和yamatomichi HLC社群的參與者之間的聯繫也會越來越緊密。

 在工作坊登山的路上,我有聽到參加者相約再一起去爬山。但因為工作坊結束後我沒有聯繫過他們,所以我不知道之後他們有沒有順利去爬山。也許HLC Place的samplus的Hector可能知道之後的消息。

ーーウルトラライトハイキングとか山と道HLCのコミュニティは、参加者同士で勝手にどんどん繋がっていますからね。

 ワークショップで山に登る途中で、参加者同士でまたどっかの山登りに行く約束をしているのを聞くことがあります。ワークショップが終わってから私から連絡することはないので、その後にどういう関係になったのかはわからないですけど。もしかするとHLCプレイスであるSamplusのヘクターの方が詳しいかもしれないですね。

ーーyamatomichi HLC之中,台灣HLC的工作坊最快額滿。感覺有很多人對此充滿熱情。

 也許大家都有網絡成癮症(笑)。

ーー山と道HLCの中でも、HLC台灣のワークショップはいちばん予約が埋まるのが早いんですよ。熱意がある人が多いのかなと感じてるんですけど。

 みんな携帯依存症なだけかもしれません(笑)。

ーー台灣也有新的超輕量化品牌嗎?

 目前最大的品牌是HANCHOR。 在山裡我也常會看到年輕人背著它。其實HANCHOR推出的第一個背包是和米亞桑合作設計的聯名款(笑)。

ーー台湾にULのギアメーカーは増えているんですか?

 今、いちばん規模が大きいのはHANCHORというブランドです。山でもたまに若い人が背負っているのを見かけます。実は、HANCHORが最初に出したバックパックは、米亞桑とのコラボで私がデザインしたものなんです(笑)。

和家人一起健行
家族でハイキング。

ーー現在新型冠狀病毒已經平靜下來,我想日本的hiker去爬台灣的山終於變得更容易了。四年前,我們由林桑幫忙申請入山證去台灣登山,穿越了太魯閣地區連接南湖大山和中央尖山的“北一段”。 那時比較自由的搭帳篷,但現在還是這樣嗎?

 由於新冠疫情無法出國,登山活動在台灣變得非常流行,國家公園的管理也變得困難。 有時候帳篷營地人太多,會發生不愉快的事件,所以現在著名的營地大多都是通過線上預訂系統來管理。

ーーコロナが落ち着いて、やっと日本のハイカーたちも台湾の山に行きやすくなったと思います。僕らも4年前に林さんに台湾の山に登るためのパーミッションを取得してもらって、太魯閣エリアの南湖大山と中央尖山を結ぶ「北一段線」を縦走しました。その山域では自由にテント泊が可能でしたが、今も変わってないですか?

 コロナになってから海外に行けない分、台湾で登山がすごく流行って国家公園の管理が大変になりました。テント場に人が増えすぎて快くない出来事もあったので、有名なテント場はだいたい予約制で管理されるようになりました。

ーー那需要事先再做一些研究。yamatomichi也與米亞桑合作,為想要到台灣登山健行的hiker提供代理辦理入山證服務。也請繼續與日本分享有關台灣山的最新信息。

ーー事前にリサーチが必要ですね。山と道でも米亞桑と協力して台湾の山を旅したいハイカーのためのパーミッション取得代行サービスをおこなっているので、ぜひ利用してほしいです。これからも台湾の山についての最新情報を日本に伝えてください。

訪談提問是由yamatomichi HLC的總監豐嶋秀樹負責 Photogrphy by Masaaki Mita
インタビュアーの山と道HLCディレクター、豊嶋秀樹と。撮影:三田正明