山と道HLC 9月のプログラムを振り返る
2020.10.22

ハイキングカルチャーを育むコミュニティー作りを各地域で行っている「山と道HLC」の活動を、参加者の皆さんやスタッフのインスタグラム投稿を通じて振り返ります。

9月はHLC関西で『山と道のULハイキング入門』が開催されました。

山と道HLCのどのエリアでも人気が高い『山と道のULハイキング入門」』ですが、様々なプログラムの中でも、これからUL(ウルトラライト)・ハイキングを始めたいと思っている方や、もっときちんと取り組んでみたいと思っている方などに最適な内容となっています。

ULハイキングの特徴的な超軽量の道具はギア好きにはたまらないものだと思います。でも、ULハイキングの魅力を道具だけで終わらせてしまうのは非常にもったいないことです。

ULハイキングの道具は、その道具にいたる考え方や方法論と合わせて理解することでよりその恩恵を感じられます。また、軽量化を優先することで必ずしも万能ではない道具を、行動で補うことで快適さや安全性を確保するものでもあります。

そして、季節が変われば道具の選択も変わります。特に雪の季節には考えないといけないことがたくさんあります。今後もそれぞれの季節に応じた『山と道のULハイキング入門』を開催していきますので、ぜひご参加ください。

山と道HLCプロジェクトディレクター 豊嶋秀樹

スマートフォンでは各投稿のキャプションが一部表示されないことがありますが、リロードを繰り返すことで正常に表示されます。また、各画像をタップすることでインスタグラムの投稿に直接アクセスできます。

HLC関西
山と道のULハイキング入門を振り返る

【LECTURE & PRACTICE】

9月のHLC関西は大阪・谷町にある山と道パートナーショップの谷ノ木舎で『山と道のULハイキング入門』を開催しました。

プログラムでは、まず座学としてアンバサダー中川裕司のULハイキング講座の後、参加者の皆さんに持参していただいたハイキング装備一式の重さをひとつづつ測りながらギアリストを作成しました。その後、アンバサダー中川と山と道スタッフの木村が参加者の皆さんと対話をしながら道具の取捨選択やレンタルの軽量な道具との交換を行い、実際に装備の軽量化を行いました。

さらに実践編として、近くの広場に移動して軽量シェルターの設置を体験したり、アルコールや固形燃料等のストーブを使ってお湯を沸かしてみたりしました。

山と道HLC関西アンバサダー 中川裕司より一言

参加者の皆さんに持ち寄っていただいたそれぞれのパッキングの中身は個性があり、大事にしていることや考えていることは十人十色だなとあらためて感じました。コロナ渦で少人数での開催だったこともあり、参加者一人ひとりとも直接お話ができたし、参加者同士の意見交換も多く、非常にいい時間になったと思います。
これからたくさんの経験を積みながら取捨選択をくりかえし、過程を楽しみながら自分の山のスタイルを見つけていってください!

今回のプログラムに参加したスタッフ木村(きむ)の投稿

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山と道スタッフの木村( @kimuchi0627 )です。山と道HLCの情報発信などを担当しています。  先日、山と道HLC関西( #hlc関西 )のプログラムに参加することを中心に大阪で数日間を過ごし、プログラムの参加に加え、大阪周辺の山・店・人を訪ねる滞在期間となりました。  まずは、六甲山の朝ランからスタート! 高速バスを降りそのまま芦屋川に向かい、山と道HLC関西アンバサダーの『きんにくん』こと中川裕司と合流。朝一から機動力抜群のきんにくんオススメのトレイルを駆け巡りました。大量の滝汗をかき、豊富な六甲の水の恩恵を受け、心身がすっかり整うと関西に来たことを実感します。遊ぶ度、案内される度に新しい発見がある六甲山は、関西を訪れる時は足を運びたい山になっています!  山と道HLC関西の『山と道ULハイキング入門』は、少人数のアットホームな雰囲気のもと、『谷ノ木舎』で行われました。 きんにくんのUL化に向けたお話受け、参加者のみなさんが持参したハイキング装備を見直し、道具を取捨選択しながら実際に軽量化していくことを通して、より快適に自由に山を旅するコツを掴んでいきます。 山小屋泊が中心だった方はテント泊を、テント泊が中心だった方はタープ泊をと、参加者のみなさんそれぞれのレベルに合わせて、ULハイキングを取り入れていく様子を、直にみることができ嬉しかったです! きんにくんが長年の山や旅の実体験から得た知識は、参加者のみなさんはもちろん、僕個人としても、濃密な学びとなりました。山の道具選び方や使い方、山旅スタイルを深く理解したい方は、彼が営む『谷ノ木舎』をぜひ訪ねてみてください。  その他にも大阪はここ最近、魅力的なお店がオープンしています。東京の岩本町でULギアやアメリカの源泉されたアウトドアギアをセレクトしている『moonlight gear』が、今年の春に大阪の中津にもオープン。山と道製品はもちろん、僕がみたことないギアが豊富にありとても心が躍りました。実は店長の吉谷さんとはもともとご縁があり一緒に山に行く仲でもあるので、個人的にも嬉しい限りです!  都心からアクセスがよい箕面にも足を運びました! 箕面駅を降りてすぐに、この春オープンしたトレランショップ『unite』があります。幅広い層にトレランの魅力を発信されていて、僕が訪ねた時もいい顔をしたトレイルランナーのみなさんが出入りしていました。 僕も走ることも大好きなので『unite』オススメのトレランコースをひとっ走りしました。箕面の山は走りやすいトレイルが多く、川や滝もあったりと涼し気な気持ちで走れます。途中大阪の街が一望できるところがあり、山や海に囲まれたコンパクトな大阪の街をみて、今までにないナチュラルな印象を感じました。  個人的にとても嬉しいことが『unite』の店長の田所さんは、お店を始める前にHLC関西のファストパッキングのプログラムにも参加いただいたことがあり、今またこうやって再会できたことや、関西山の魅力を発信されている様子みて嬉しくなりました!  今回の滞在では時間がなく行けませんでしたが、京都の山食音などその他にも個性豊かなお店がある関西。山だけでなくユニークな人やお店も訪ねてまた戻ってきたいですね!  ※撮影時のみマスクを外しています。各店舗様に来店の際は、入店ルールなどを必ずご確認ください。  @taninoki_yamadougu @moonlightgear_osaka @unite_minoh  #山と道 #yamatomichi #山と道hlc #hlc関西  #関西の山 #六甲山 #箕面

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『山と道のULハイキング入門』は、より快適に自由なハイキングをするためのヒントがたくさん詰まったプログラムです。他の参加者のみなさんと山や道具の話で、ワイワイ話す時間も楽しかったですね! この冬もいくつかのエリアで冬季編の『山と道のULハイキング入門』を開催予定となっていますので、ぜひご参加ください!(木村)

ここからは今年、他のエリアで開催した『山と道のULハイキング入門』の様子を紹介します。

HLC北海道の『山と道のULハイキング入門』実施後の@hlc_hokkaidoの投稿

HLC東北の『山と道のULハイキング入門』に参加した@tomooo199さんの投稿

HLC北関東の『山と道のULハイキング入門』に参加した@s.touchyさんの投稿

『山と道のULハイキング入門』に参加してくださった皆さま、素敵な投稿をしてくださった皆さま、本当にありがとうございました。 

山と道HLCの活動に興味を持たれた方は、11月のプログラムまたは12月のプログラムにぜひ参加ください。

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