ONE
SPEC
Capacity
50L-55L
Accessories
Back Pad
Reflectable Bungee Cord
Repair Tape
Material
Body
70D HT PC Coated RipStop Nylon 106g/m²
30D HT Silnylon 46g/m²
Front & Side Pocket
Black,Peyote,Spruce
200D HT PC Coated Ripstop Nylon 139g/㎡

TS White
Technoforce®︎Steel 98g/㎡
Bottom
ECOPAK EPX200 200g/㎡
Back Panel
200D HT PC Coated Ripstop Nylon 139g/㎡
3D Mesh 194g/m²
50D PC Coated Ripstop Nylon 69g/㎡
Zipper
YKK #5 Coil Zipper
Frame
Carbon Fiber
Weight
Black,Peyote,Spruce
Size 45cm 538g (Without Accessories)
Size 48cm 539g (Without Accessories)
Size 51cm 553g (Without Accessories)
Size 54cm 568g (Without Accessories)
Size 57cm 570g (Without Accessories)

TS White
Size 45cm 527g (Without Accessories)
Size 48cm 529g (Without Accessories)
Size 51cm 531g (Without Accessories)
Size 54cm 556g (Without Accessories)
Size 57cm 560g (Without Accessories)
Made in Akita, Japan

はじめに

ロングトレイルのための超軽量フレームパック

独自設計のカーボン製X型フレームが身体の動きに気持ちよく追随し、岩場や急斜面、はしごや鎖場など、体全体を使う場面も多い日本のトレイルも快適に歩くことができる超軽量フレームパック。

素材には加水分解しにくい独自開発の200D HT PCコーテッドリップストップナイロンと、極めて高い強度をほこる超高分子量ポリエチレン100%のテクノフォース®スチール(フロント、サイドポケットのみ)の2種類を用意。

背面長を5サイズ、ヒップベルトを4サイズから自分の体に最適なサイズを選べ、状況に応じて荷重バランスを自在にコントロールできる、まさにロングトレイルのために作られた山と道のフラッグシップ。
※Technoforce® Steel (TS White) は素材が異なる為、価格が¥54,000 (税込)になります。

制作ノート

ハイキングを長く、どこまでも楽しむために

夏目彰(山と道)

僕たちは山を歩くことが、本当に好きなのか?

山と道を立ち上げる覚悟を、本当に持てるのか?

その答えを求めて、2010年に夫婦でカリフォルニア州のジョン・ミューア・トレイルをハイキングした。結果、僕たちは山を歩くことがどうしようもなく好きなことがわかり、そうして山と道を立ち上げたのだけど、そのとき、もうひとつわかったことがあった。

JMT 2013 筆者撮影

日本とアメリカのトレイルは大きく違う。

ジョン・ミューア・トレイルはよく整備されており、日本のように岩場、鎖場が少なく、急斜面も多くない。だからバックパックのボディに極薄の素材を使っても岩や木にひっかけて穴が開く危険が少ないし、メッシュポケットにたくさん荷物を入れても落ちる心配があまりない。雨も少なく乾燥しているので、クローズドセルのマットを背面に付けたり背面がメッシュでなくても、あまり汗が気にならない。

その当時自分が使っていたウルトラライト・ハイキングの道具は、このアメリカの環境でこそ生まれたデザインなのだということを強く意識させられた。

山と道を立ち上げようとしていた当時、まだ、ウルトラライト・ハイキングの文脈で日本の環境から生み出されたバックパックは存在しなかった。

その当時のULバックパックのセオリーがアメリカの西海岸のトレイルから生み出されたとするならば、僕らはそのセオリーに縛られることなく、日本のトレイルの環境に即したバックパックを自由に作ればいいのだと気がついた。

そして、ONEは僕たちがガレージメーカーからスタートしたということを大事にする(武器にする)ためにも、マスメーカーができないようなセミカスタムオーダーでの受注生産という形からスタートした。

発売から数年が経ち、自分自身が使う頻度は以前に比べて減ったのは事実だけれども、山と道が初めて作り出したこのバックパックは、いまだに山と道を代表する製品だ。故障の修理等をしていくなかで無数のモディファイを繰り返し、発売時よりは少し重量が嵩んだけれど、そのぶん強度も耐久性も向上し、完成度はより増した。

ある程度の荷物、重量を持ち運ぶハイキングを、長く、どこまでも楽しむ旅をしたいなら、僕は今でもONEを使うことをお勧めしている。(2017年)

2024年モデルの変更点

  • Xフレームに使用しているカーボンポールを3mmから3.5mmに変更したことにより剛性が上がり、重い荷物がより背負いやすく。
  • ボトムのアタッチメントループをMINI、MINI2、THREEと同じ仕様に変更。
  • ブランドネームの位置を中心に移動。
  • コンプレッションコードバックル、ガイラインパーツをより小さく変更。
  • コンプレッションコードを2mmに、ギアループを2.5mmに変更。
  • ハイドレーションホースの取り出し口を廃止。
  • ショルダーストラップの調整テープが長期間の使用でも壊れにくくするため縫製方法を見直し、各社の様々なショルダーストラップオプションパーツに対応しやすいよう、テープのたわみを1段から2段に変更。
  • 長期使用でもへたらないよう、ヒップベルト全面に芯を入れ周囲をパイピングで補強し、耐久性・剛性が向上しより背負いやすく。
  • エマージェンシーホイッスルをブラックに変更。
  • ショルダーストラップと背面の素材を200Dオックスフォードから200D HT PCコーテッドリップストップナイロンに変更。
  • 行動中のサイドポケットの開閉をしやすくパーツとパターンを見直し、手が届きやすいよう調整位置をフロントに若干移動。
  • フロントポケット、メインボディ内部の生地をホワイトからライトグレーに変更しました。

機能とデザイン

以下の製品イメージは2023年モデルとなるため細部のディテールが異なります。

背面にしなやかに密着するX型フレーム

背面にはよくしなるカーボンロッドのフレームがX状に配置されています。このX型フレームの適度な剛性としなりが身体の動きに追従して背面に密着するONE独自の背負い心地を形作っています。

カーボンロッドは背面内部のポケットに収納されており、取り外し可能です。カーボンファイバーはささくれやすいため、取り外す際は手を傷つけないよう手袋をはめてください。

背面のポケットには孔抜きしたパッドが入っています。汚れや臭いが気になる場合は取り出して水洗いしてください。

状況に応じて自在に荷重をコントロール

多くの大型バックパックは腰荷重を前提に設計されていますが、ONEは背面のXフレームと腰のスタビライザーストラップ、肩のロードリフターが連結しており、平坦地や急登などトレイルの変化や身体の疲労の度合いに応じて腰や上半身など荷重のかかる位置をコントロールし、背負いやすいバランスに調整できます。

※上記はカーボンのフレームがしなることによって可能になったシステムであり、それは同時にフレームの強度が弱いということでもあります。ONEが最適荷重域を最大11kgと定めていることにご留意ください。

上半身へ荷重したいとき

急登や岩場などでは腰を解放して上半身へ荷重すると下半身を使って歩きやすくなります。

  1. 腰のスタビライザーストラップを解放する
  2. ショルダーストラップを引き上半身に寄せる
  3. 肩のロードリフターを引く

腰荷重にしたいとき

体に疲労が溜まってきたときには腰荷重にすることで上半身の疲労感が緩和されます。平坦なトレイルを歩く際も腰荷重がおすすめです。

  1. ショルダーストラップを若干緩める
  2. 腰のヒップスタビライザーを引いて腰にフレームを密着させる
  3. 肩のロードリフターを引いて背中にバックパックを密着させる(引き過ぎに注意)

高い拡張性

ONEは軽量なテント泊縦走に十分な容量を持ちますが、さらに各部に取り付けられたストラップやコードを利用して、様々な道具を外付けして運ぶことも可能です。

機能とディテール

ロールトップは赤いテープを掴みプルタブを引いて開閉します。

歩きながらでも荷物を取り出しやすいようデザインしたサイドポケットは2Lほどの容量があり、荷物が落ちないよう調整できるコードが付いています。取り出しにくい際はショルダーストラップを緩めてからサイドポケットにアクセスしてください。

フロントポケット前面のバンジーコードはクリップフックで簡単に開放できます。

ボトムアタッチメントループやフロントのバンジーコードには軽量なスリーピングパッドなどを装着できます。木々が生い茂る狭いトレイルでは縦方向への取り付けがおすすめです。

ギアループとボトムアタッチメントループを使い、フロントやサイドのポケットに干渉せずにトレッキングポールを装着できます。

アイスアックスはボトムアタッチメントループに差し込み、折り返してギアループに装着してください。アイスアックスの長さが足りない場合はバンジーコードをご利用ください。

引きの軽いYKK#5コイルジッパーを採用することで、これまでの止水ジッパーと比べより開閉しやすく、耐久性も向上しました。

フロントポケット内部のキーフックにはすぐに取り出したいヘッドライトやマルチツール等を取り付けられます。

パッキングの最後にコンプレッションコードを締めることで荷物が背中側に引き寄せられてブレにくくなり、背負いやすくなります。

スターナムストラップは右手にポールや水筒を持ったまま左手でバックルをとめられる構造になっています。

スターナムストラップのバックルにはエマージェンシーホイッスルがついています。

バックパネルには行動時に横ブレしにくいグリップ力に優れたメッシュ生地を採用しました。

ボトム部の素材には防水性の高いエコパックを採用しました。

ヒップベルトの取付け方法

  1. ヒップベルトの向きを確認する
  2. ヒップベルトをベルト装着部に通す
  3. ボディとヒップベルトの面ファスナーを貼り合わせる
  4. ヒップスタビライザーをアジャスターに通す

ONEでのパッキング事例

山と道スタッフのONEを使った無雪期のテント装備のパッキング事例をご紹介します。

パッキングは人によっても様々な創意工夫があり、「いつ、どこに、どれくらいハイキングをするのか」によっても異なります。このパッキング事例が正解ということではなく、ぜひお客様もご自分に合うパッキングを探求してみてください。

1.使う用途に応じて道具をまとめ、濡らしたくない道具はジップロック等防水性のある袋に入れる。
1寝袋・ダウン類 2テント 3着替え 4調理器具 5行動中のレイヤリング 6レインウェア 7エマージェンシーキット、トイレ関係 8グラウンドシート(タイベック) 9スリーピングパッド

2.バックパック内部にスリーピングパッドを巻いて入れる(写真はUL Pad 15S+)。フレーム内蔵のONEではあるが、パッドをフレームとして活用することでバックパック全体の剛性がさらに増し背負心地の向上につながる。

3.パックライナーを入れ、中に絶対に濡らしたくない装備を入れる。寝袋はスタッフバッグから出し直接*パックライナーに入れる。

4.パックライナーの口を何回か折り曲げて閉じ、その上に行動中すぐに取り出したい荷物などを入れる。背面に硬い道具が当たらないようにパッキングするとより背負心地が良くなる。

5.フロントポケットにテントなどの大物を入れる。

6.フロントトップポケットにヘッドライトやエマージェンシーキットなど行動中にすぐに取り出したい荷物を入れる。

1.使う用途に応じて道具をまとめ、濡らしたくない道具はジップロック等防水性のある袋に入れる。
1寝袋・ダウン類 2テント 3着替え 4調理器具 5行動中のレイヤリング 6レインウェア 7エマージェンシーキット、トイレ関係 8グラウンドシート(タイベック) 9スリーピングパッド

2.バックパック内部にスリーピングパッドを巻いて入れる(写真はUL Pad 15S+)。フレーム内蔵のONEではあるが、パッドをフレームとして活用することでバックパック全体の剛性がさらに増し背負心地の向上につながる。

3.パックライナーを入れ、中に絶対に濡らしたくない装備を入れる。寝袋はスタッフバッグから出し直接*パックライナーに入れる。

4.パックライナーの口を何回か折り曲げて閉じ、その上に行動中すぐに取り出したい荷物などを入れる。背面に硬い道具が当たらないようにパッキングするとより背負心地が良くなる。

5.フロントポケットにテントなどの大物を入れる。

6.フロントトップポケットにヘッドライトやエマージェンシーキットなど行動中にすぐに取り出したい荷物を入れる。

*以下の理由から寝袋はそのまま入れることを推奨します。

  • スタッフサックで圧縮することによるロフトの潰れを防ぐ。
  • 腰まわりが柔かくなり背負心地が良くなる。
  • 下部が柔らかくなることにより、サイドポケットに入れた水筒の出し入れもしやすくなる。
  • 寝袋を圧縮し過ぎないことで荷室内の隙間が減り、パッキングのブレ防止になる。
  • 軽い寝袋が下に、重い荷物が上にくることで荷重バランスが良くなる。

素材

200D HT PC Coated Ripstop Nylon

200デニールのHT(high-tenacity=高強度)ナイロンにリップストップ(裂け止め)糸を織り込み、重量に対して優れた引裂耐性をもつ、山と道の独自開発素材です。生地表面には撥水加工を施し、裏面には一般的なポリウレタンよりもはるかに加水分解しにくいポリカーボネート(PC)をコーティングし、長期使用による劣化を測る「ジャングルテスト」でも10年間に渡って大きな変化が生じないと判定されました。

200D HT PC Coated Ripstop Nylon

素材:200デニールハイテナシティーナイロン

コーティング:ポリカーボネートコーティング、DWR

生地重量:139g/㎡

引裂強度(JIS L1096A):たて9kg よこ10kg
切れ目のある試験片を引張り、引き裂かれるまでの荷重値

引張強度(JIS L1096A):たて177kg よこ139kg
試験片を一定の速度で引張り、破断した最大値

耐水圧(JIS L1092B):10000mm
試験片にかかる水圧を一定割合で増加させ、漏水を3箇所認めた時点の圧力

Technoforce® Steel

軽量かつ極めて高い強度をほこる超高分子量ポリエチレン(UHPE: Ultra High Molecular Weight Polyethylene)100%の生地で、水に浮くほど軽量でありながら、理論上はわずか直径10mmで約20tの重さに耐える強度を誇ります。この糸を高密度に織り上げ、重量比で世界でもトップクラスの優れた引裂耐性、引張耐性、耐磨耗性を実現し、さらに裏面には一般的なポリウレタンよりもはるかに加水分解しにくいポリカーボネートをコーティングすることで、長期使用による劣化を測る「ジャングルテスト」でも10年間に渡って大きな変化が生じないと判定されました。UHPE自体が保水しないため、生地が水を含んで重くなることがありません。

独特なシワのある素材感も特徴で、使うほどに柔らかく変化していきます。

Technoforce® Steel

素材:150デニールウープファイバー

コーティング:ポリカーボネートコーティング

生地重量:98g/㎡

引裂強度(JIS L1096A):たて61kg よこ58kg
切れ目のある試験片を引張り、引き裂かれるまでの荷重値

引張強度(JIS L1096A):たて495kg よこ436kg
試験片を一定の速度で引張り、破断した最大値

耐水圧(JIS L1092B):760mm
試験片にかかる水圧を一定割合で増加させ、漏水を3箇所認めた時点の圧力

※検査データはすべて当社測定値です。

バックパック用生地とのスペック比較

下図中、青色の数値が大きいほど生地が重くなり、黒色の数値が高いほど強度が高いことを示します。テクノフォース® スチールが軽量でありながら並外れた強度を持つことがわかります。

Ultra200、X-Pac VX21およびX-Pac VX07はメーカー公表値(引裂強度ASTM法)、その他は自社検査(同JIS L 1096 A・1 法)にもとづく

70D HT PC Coated Ripstop Nylon

70デニールのHT(High-tenacity=高強度)ナイロンにリップストップ(裂け止め)糸を織り込み、従来のナイロンより優れた強度と耐久性を持たせた生地の表面に耐久性撥水加工を施し、裏面には一般的なポリウレタンよりもはるかに加水分解しにくいポリカーボネート(PC)をコーティングした山と道の独自開発生地です。

70D HT PC Coated Ripstop Nylon

素材:70デニールハイテナシティーナイロン

コーティング:ポリカーボネートコーティング、DWR

生地重量:106g/㎡

引裂強度(JIS L1096A):たて7kg よこ4kg
切れ目のある試験片を引張り、引き裂かれるまでの荷重値

引張強度(JIS L1096A):たて98kg よこ64kg
試験片を一定の速度で引張り、破断した最大値

耐水圧(JIS L1092B):4079mm
試験片にかかる水圧を一定割合で増加させ、漏水を3箇所認めた時点の圧力

サイズガイド

身体のサイズにあわせて、背面長*5サイズ・ヒップベルト4サイズから適切なサイズをお選びください。実際に試着してサイズを確かめることをおすすめします。

*背面長とは背骨の長さです。山と道では首の第七頸椎から腰骨の高さまでを指します。

背面長
45cm 48cm 51cm 54cm 57cm
腰骨周囲長(cm)
XS S M L
72-79 78-85 84-92 91-100

※へその高さのウエスト周囲ではなく腰骨が出ている腰骨周囲を測ってください。
ヒップベルトのサイズで迷った場合は小さいサイズをおすすめします。大きいサイズを選べば腰への安定感が増しますが、より腰を締めたいときに締め切れないことがあります。

背面長の測り方

腰骨の出ている位置を基準に背面長を決めます。

  1. 腰骨がいちばん出ている箇所を探し、そこにパンツの上端を合わせる
  2. 手で首元のでっぱり(第七頸骨)の位置を探し出す
  3. 頭を少し前に倒して、首元のでっぱり(第七頸骨)からパンツ上端までをメジャーで測る
  • パンツの上端から第七頸椎までの長さが背面長になります。

サイズ選びの目安


単位:cm
背面長 45 48 51 54 57
身長 150-160 158-170 168-175 173-180 178-190

※あくまでも目安です。身長が基準以上に高い・低い場合でも背面長のサイズが合う方はいます。
ヒップベルトは必ず腰骨周囲を測ってください。体重、身長で割り出すことができません。

サポート

初期不良品の対応について

万が一、本体背面に付属されているカーボンロッドが破損してしまった場合は、購入後1年以内に限り無償での交換を承っています。

破損が発生した場合、注文番号を記載のうえ山と道カスタマーサポート「お問い合わせ」ページよりご連絡ください。お手続きに関するご案内や製品交換の手配をさせていただきます。

使用上のご注意

  • ONEには撥水処理を施していますが、防水性能はありません。中の荷物が濡れないように、発送用のビニール袋として付属しているパックライナーやジップ付きビニール袋を使って個別に防水対策をしていただくことを推奨しています。ザックカバーも有効ですが完全防水ではありません。個別に防水対策を行うことをお勧めします。
  • 成分にディートの含まれた虫除け剤は生地のコーティングを劣化させるため、本製品に付着させないでください。

製品ケアについて

  • 洗濯機は使用せずに手洗いしてください。
  • 洗濯は製品が浸る程度のぬるま湯に中性洗剤を適量入れ行ってください。
  • 柔軟剤、漂白剤は使用しないでください。
  • 洗濯はジッパーを開けパッドやカーボンロッドなど取り外し可能な部品を外して行ってください。
  • 汚れが目立つ箇所は洗濯専用ブラシや柔らかいスポンジなどで部分的に洗ってください。
  • 洗剤が残らないようすすぎは十分に行ってください。
  • 洗濯後はタオルなどの柔らかい布で水分を拭き取りバックパックの口を下に向け陰干ししてください。
  • 風通しが良く直射日光の当たらない場所で保管してください。
  • アイロンは使用しないでください。

SUPPORT「製品ケア」をご確認ください
さらに詳しい洗濯や保管方法については、SUPPORT「製品ケア」内、Backpacksのページで写真や動画を交えて紹介しています。正しくケアを行うことで製品の機能や性能をより長く保つことができます。ぜひ参考にしていただき、末長くご愛用いただければ幸いです。

テクノフォース® スチールのケアについて

疎水性のテクノフォース® スチールは本来、汚れがつきにくい生地ですが、白色のため付着した汚れが目立ちます。汚れが気になる場合のため、代表的な3種類の汚れに対するケア方法をご紹介します。

汚れは時間が経つほど落ちにくくなります。目立つ汚れが付着した場合は、できるだけ早く部分洗いを行なうことできれいな状態を長く保つことができます。

泥汚れ

  1. 部分洗い
    洗濯用洗剤(ウタマロリキッド等)を使用して、洗濯専用ブラシや歯ブラシで優しく擦り洗いします。
    ※繊維の隙間に入り込んでしまった細かい砂の粒子が残留する場合があります。
  2. すすぎ
    部分洗いをした部分をぬるま湯で洗い流します。洗剤が残らないよう、流水でよくすすぎます。
  3. 乾燥
    風通しの良い日陰で完全に乾くまで吊り干しします。

食用油汚れ

  1. 部分洗い
    油汚れを落としやすい食器用洗剤を使用し、洗濯専用ブラシや歯ブラシで優しく擦り洗いします。食器用洗剤では落ちない頑固な油汚れの場合は、クレンジングオイルを油汚れに馴染ませて油を浮かせたのち、洗濯用洗剤を使用して優しく擦り洗いします。
    ※カレーなど強固な色素が混合されている油汚れはうっすらシミが残留する場合があります。
  2. すすぎ
    部分洗いをした部分をぬるま湯で洗い流します。洗剤が残らないよう、流水でよくすすぎます。
  3. 乾燥
    風通しの良い日陰で完全に乾くまで吊り干しします。

泥油汚れ(自転車チェーン油など)

  1. 部分洗い
    クレンジングオイルを馴染ませて油と汚れをを浮かせたのち、洗濯用洗剤を使用して洗濯専用ブラシや歯ブラシで擦り洗いします。
    ※繊維の隙間に入り込んでしまった細かい砂の粒子が残留する場合があります。
  2. すすぎ
    部分洗いをした部分をぬるま湯で洗い流します。洗剤が残らないよう、流水でよくすすぎます。
  3. 乾燥
    風通しの良い日陰で完全に乾くまで吊り干しします。

お支払いについて

  • お支払いはご注文時にお願いします。
  • お支払いはクレジットカード、または銀行振込が利用できます。
  • クレジットカードはVISA、MASTER、JCB、AMEXに対応しています。
  • 銀行振込の場合は、注文確認メール到着後5日以内のご入金をお願いします。
  • 銀行振込手数料はお客様のご負担となります。
  • 領収書は製品発送時に送る発送完了メールに添付されたリンク先からダウンロードをお願いします。

発送について

  • ご購入後に注文確認メールをお送りします。
  • 決済確認後、3日以内に製品を発送します。
  • 大型連休、災害、悪天候、ご注文の集中、ご注文の追加確認等により出荷、配送に遅延が発生する場合があります。
  • 製品が発送された時点で発送完了メールをお送りします。
  • 別々に注文した製品の同梱発送はできません。

沖縄県・離島を除く全国:佐川急便で発送します。
送料:500円
沖縄県・離島:ヤマト運輸で発送します。
送料:500円(離島)/950円(沖縄県)

サイズ交換について

ご購入後、製品のサイズが合わなかった場合は交換対応いたします。交換に際し以下の内容をご確認のうえ、SUPPORTページ内の「サイズ交換・不良品サポート」よりお申し込みください。

  • 未使用品のみ交換いたします。試着程度は問題ありません。
  • 交換は製品到着後5日以内に限ります。
  • 製品を弊社で確認し、たばこや化粧品等の臭い、汚れ等が認められた場合は返品をお断りする場合があります。

修理について

山と道ではすべての製品の修理を受け付けています。穴あきやパーツ補修、経年による劣化など、修理のご相談はSUPPORTページ「修理について」よりぜひお気軽にお寄せください。

【付属リペアテープについて】

  • 補修は簡単ですので、リペアテープはエマージェンシーキットに常備してください。
  • 破れた箇所よりも大きく切り出したリペアテープを表/裏それぞれに貼って補修をしてください。
  • リペアテープの角を切り落としたり、円形にカットしたりすると剥がれにくくなります。