山と道

山と道HLC 10月のプログラムを振り返る

山と道HLCを振り返る

ハイキングカルチャーを育むコミュニティ作りを各地域で行っている「山と道HLC」の活動を、各地域のアンバサダーや参加者の皆さんのインスタグラム投稿を通じて振り返ります。

山と道HLCの10月は、プログラムが目白押しで、毎年4月からスタートする山と道HLCのハーベストと呼べる月となりました。

HLC北海道では『ニセコ硫黄鉱山跡地ローカルスタディハイキング』、HLC東北の『土地にふれ「海と生きる」を知る1泊2日ULハイキング』、HLC北関東は『尾瀬1泊2日ULハイキングワークショップ』、HLC鎌倉では『丹沢山地1泊2日ULハイキングワークショップ』と『ハイカーのための1泊2日バイクパッキング入門』、HLC台灣は『山と道のULハイキング入門』を2回開催しました。それぞれのエリアの山とカルチャーにフィットした内容のプログラムにより、参加者の皆さんと多くの収穫を分かち合えたのではないかと思います。

山と道HLCでは、ビギナーにとっては新たな世界への入口となり、経験者にはアクティビティーへの取り組み方を深め広げる機会となるプログラムを各エリアのアンバサダーを軸に展開しています。同時に、ULハイキングを通じて同じベクトルのマインドを共有できるコミュニティーづくりを目的としています。

ますます楽しみになってきました。

山と道HLCプロジェクトディレクター 豊嶋秀樹

スマートフォンでは各投稿のキャプションが一部表示されないことがありますが、リロードを繰り返すことで正常に表示されます。また、各画像をタップすることでインスタグラムの投稿に直接アクセスできます。

HLC台灣
山と道の
ULハイキング入門

【LECTURE】

2022年度より始動したHLC台灣では10月1日と22日に、山と道HLCの入口的な位置づけの『山と道のULハイキング入門』を台湾の台北市にある山と道HLCプレイス『samplus』で開催しました。

前回に続き「ULハイキングを学びたい!」と意欲的なハイカーが集まり、両日ともに満員御礼。

山の経験が豊富な山と道HLC台灣アンバサダーの林(りん)が講師となり、参加者の皆さんにULハイキングの魅力や思想、装備の軽量化やパッキングの方法をレクチャーしました。ULハイキング初心者の方が多くプログラムを通して様々な学びを得ていきました。

山と道HLC台灣アンバサダー林政翰の投稿

山と道HLC台灣アンバサダーの林さんは、台湾におけるULハイキングの伝道師です。そして、先住民族の文化や生活の知見を具体的に取り入れることで台湾独自のハイキングスタイルを持っています。そんな林さんの『山と道のULハイキング入門』は経験者にとっても気づきが多いに違いないでしょう。(山と道HLCプロジェクトディレクター豊嶋)

HLC鎌倉
ハイカーのための
1泊2日バイクパッキング
入門

【STAFF’S SPECIALITY】

HLC鎌倉では10月2日と3日の2日間、JR小淵沢駅から白樺湖、霧ヶ峰、美ヶ原を経由してJR松本駅までを繋ぐ1泊2日のバイクパッキング入門を開催しました。

近年バイクパッキングの旅に傾倒する山と道JOURNAL編集長の三田がアンバサダー的な役割を担ったSTAFF’S SPECIALITYのプログラム。集まったバイクパッキングの初心者に対して、事前に装備やパッキングの相談会を行い、参加者の皆さんの不安や疑問を解消しながら本番を迎えました。

当日は最高の秋晴れのもと軽快に自転車を走らせ、ローカルのご飯屋や寄ったり、絶景に眺めたりしながら自由気ままに旅は進行。入門らしからぬ少々ハードな道もありながらも参加者の皆さんの笑顔は耐えず、充実したプログラムとなりました。

山と道JOURNAL編集長三田正明の投稿

参加者@shigekick_beatsさんの投稿

参加者@norico006さんの投稿

バイクパッキング仲間がもっと欲しい! という思いで開催させてもらったプログラム。小淵沢から松本とはいえ1泊2日とは思えないほど様々な景色や場面の連続で、あらためて自転車の移動力を感じました。美ヶ原も自転車で登ると、とんでもない山ですよ! 2日目はめいめい自分のペースで走ってもらったりと、普通に友達とライドしているような感覚になれたのも個人的には嬉しかったです。いや〜、またどっか行きたいですね!(JOURNALS編集長三田)

HLC鎌倉
丹沢山地
1泊2日ULハイキング
ワークショップ

【WORKSHOP】

HLC鎌倉では10月14日と15日の2日間、関東在住のハイカーから親しまれている表丹沢で、ULハイキングを実践の中で学ぶ1泊2日のWORKSHOPを開催しました。

今年2回目の開催となったHLC鎌倉のWORKSHOP。直近の『山と道のULハイキング入門』に受講した熱心な参加者が集まり、海外のスルーハイクを経験した山と道材木座・店長の前原から実際のフィールドの場でULハイキングを学んでいきました。長く歩くためのコツの伝授は特に盛り上がったとか。

途中、表丹沢ならではのトラブルに見舞われるも、参加者の皆さんとっては山の経験値が上がり、より実践的にULハイキングを理解する機会になりました。

山と道材木座 店長 前原秀則の投稿

参加者@forestvalley_hikerさんの投稿

WORKSHOPに参加した皆さんの様子から、他の参加者のギアを実際の見たり触れたり、リアルな意見交換ができることがWORKSHOPの価値なんだなと思います。皆でシェアすることで、学びも深まるし何より楽しいですね! これからは冬期のWORKSHOPも行っていくので、興味ある方はぜひ。(スタッフ木村)

HLC北海道
ニセコ硫黄鉱山跡地
ローカルスタディ
ハイキング

【LOCAL STUDY HIKING】

HLC北海道では10月1日に、ホームグラウンド・ニセコ連峰の硫黄鉱山跡地でローカルスタディハイキングを開催しました。

毎年恒例の本プログラムでは『マウンテンガイド・コヨーテ』の古市竜太さんをゲストにお迎えし、ニセコ連峰の成り立ちや明治から昭和初期にかけて栄えた硫黄鉱山での人々の暮らしの話を伺いながら山々を歩きました。

「雪の多いニセコの山奥でどうやって暮らしていたのか?」参加者の皆さんは当時の生活を想像しながら、今のニセコの暮らしや山との付き合い方を新たな視点で捉えるプログラムとなりました。

山と道HLC北海道アンバサダー峠ヶ孝高の投稿

かつてここに小さな町が存在していたなんて驚きでしかない。日本の近代化における盛衰の痕跡を、山の上から見下ろすと「国破れて山河あり」なんて言葉を思わず呟いてしまう。雪が降ったらそこが僕たちの遊び場になっているなんて、当時の人はなんて思うのだろう。(山と道HLCプロジェクトディレクター豊嶋)

HLC東北
土地にふれ
『海と生きる』を知る
1泊2日ULハイキング

【GUEST SEMINAR】

HLC東北では10月8日と9日の2日間、HLC東北でお馴染みのロングトレイル、みちのく潮風トレイルの気仙沼市南部ルートで、1泊2日のゲストセミナーを開催しました。

案内人はHL東北のプログラムでお馴染み、みちのく潮風トレイルのスルーハイカー富樫信雄さん。修験道だった今回のトレイルの歴史の話を聞いたり、気仙沼市の震災遺構や復興を目指して発足した商店街を訪れながら歩きました。

みちのく潮風トレイルの過去から現在そして未来へと続くストーリーに触れた感慨深い旅でした。

山と道HLC東北アンバサダー上野裕樹の投稿

参加者@iciiiciさんの投稿

3年前に青森県八戸市からスタートしたみちのく潮風トレイルをセクションで歩くHLC東北のプログラム。アンバサダーの上野さんいわく全体の約6割を歩いたようです。ただロングを歩くことに留まらない魅力や歴史がつまった道ですね。(スタッフ木村)

HLC北関東
尾瀬
1泊2日ULハイキング
ワークショップ

【WORKSHOP】

HLC北関東では10月15日と16日の2日間、日本最大級の山岳湿地を有しHLC北関東でも馴染みのある尾瀬で、ULハイキングを実践の中で学ぶ1泊2日のWORKSHOPを開催しました。

参加者の皆さんには事前にギアリスト作成を行っていただいた後、山と道HLC北関東アンバサダーの廻谷から装備の取捨選択のアドバイスを経て、それぞれが軽量化にこだわり抜き、最終的に全員がベースウエイト4.5kg以下の装備でハイキングを実施。

プログラムの途中でシェルターやクッキングツールの紹介、パッキングの検証などULハイキングに関するいくつかのワークショップを交え、今後のハイキングに向けて実りあるプログラムとなりました。

山と道HLC北関東アンバサダー廻谷朋行の投稿

アンバサダーの廻谷さんの軽量化のアドバイスは僕自身もはっとすることが多くいつも勉強になります。自作した道具も多く取り入れており、装備を一見するだけでもとても興味深いです。道具選びを今より追求したい方は、HLC北関東に足を運んでみてはいかがでしょうか。(スタッフ木村)

プログラムに参加していただいた皆さん、素敵な投稿をしていただいた皆さん、本当にありがとうございました。

2022年も残すところ2ヶ月。各エリアの特色を活かした冬のプログラムの募集が始まっています。プログラムに参加してみたい方、山と道HLCの活動に興味を持たれた方は、ぜひCOMMUNITYページをご覧ください。

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