山と道HLC 1月のプログラムを振り返る
2022.02.13

ハイキングカルチャーを育むコミュニティー作りを各地域で行っている「山と道HLC」の活動を、各地域のアンバサダーや参加者の皆さんのインスタグラム投稿を通じて振り返ります。

山と道HLCの新年は、HLC東北の『雪山テント泊1泊2日ULハイキング』で始まりました。

今年は年末から寒波が続き、雪の多い年になっています。HLC東北でおなじみの東根山にもたくさんの雪が積もりました。慣れ親しんだ山であっても、雪の中でテントで一夜を明かすとなると未知の世界です。

雪山でのワークショップ形式のプログラムは、無雪期と積雪期における ULハイキングの違いを具体的に学ぶことのできる良い機会でした。

プログラムで得たことを活かしつつ、あくまでも慎重に冬のULハイキングを楽しみましょう。

山と道HLCプロジェクトディレクター 豊嶋秀樹

スマートフォンでは各投稿のキャプションが一部表示されないことがありますが、リロードを繰り返すことで正常に表示されます。また、各画像をタップすることでインスタグラムの投稿に直接アクセスできます。

HLC東北
雪山テント泊
1泊2日ULハイキング

【AMBASSADOR’S SIGNATURE】

1月29日(土)と30日(日)の2日間、HLC東北のホームグラウンド東根山で、山と道HLC東北アンバサダー上野から雪山でのテント設営や炊事のコツなどを学ぶ『雪山テント泊1泊2日ULハイキング』を行いました。

長期縦走やバックカントリースキーなど山の経験豊富なHLC東北の常連メンバーが参加しましたが、雪山テント泊は全員が初体験。事前に冬期の装備の取捨選択を上野に相談しながら行うなど準備は入念にしつつも、期待と不安が入り交じりながら当日を迎えました。

夏より多い装備を背負ってのハイキング、やわらかい雪上でのテント設営、悪天の長い夜、どれも参加者の皆さんにとって忘れられない貴重な経験になりました。

2022年最初のHLC東北は、雪山テント泊を経験するプログラム。いつも歩いている里山とはいえ冬は状況が大きく変わり、稜線上は体感温度マイナス15度はあろう冷たい風に吹かれたりとハードなハイクアップでした。雪上のテント設営は参加者の皆さん全員が未経験のため時間はかかっていましたが、それぞれ工夫をこらし納得のいく形に設営していました。真夜中は西からの暴風が一定のリズムで襲ってきて、まるで荒れた海の近くでテントを張ってるかのような感覚に。無事にテント崩壊などのトラブルもなく朝を迎えることができましたが、参加者の皆さんにとって衝撃的な経験になったことでしょう。朝、それぞれのテントから出てきた参加者の皆さんが、昨夜の感想や装備の見つめ直しについて、自然とディスカッションしていたことが本当に良かったですし、私自身も雪国らしいプログラムを新しく作れたことがも非常に嬉しかったです。次回プログラムは3月の『小屋泊1泊2日BCスキー&スノーボード』。皆さん、ご参加お待ちしています!(山と道HLC東北アンバサダー 上野裕樹)

山と道HLC東北アンバサダー上野裕樹の投稿

参加者の@papaya_8818_keinosukeの投稿

半年振りにHLC東北のフィールドプログラムに参加したのですが、夏のプログラムでご一緒した参加者の皆さんとの再会は喜ばしい時間でした。雪山でのテント泊の経験が、参加者の皆さんの冬のハイキングやアクティビティにどう影響していくのか、これからとても楽しみです。(スタッフ木村)

プログラムに参加していただいた皆さん、素敵な投稿をしていただいた皆さん、本当にありがとうございました。
3月、4月のプログラムも参加者を募集中です。山と道HLCの活動に興味を持たれた方は、ぜひCOMMUNITYページをご覧ください。

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