※リサイクルポリエステル率63%(bluesign®、OEKO-TEX®認証ファブリック)
YKK #3 Coil Aquaguard®︎
VISLON、AquaGuardはYKK株式会社の登録商標です。
523g (Size M)
567g (Size L)
618g (Size XL)
はじめに
真冬の全天候型行動着
雪山では夏山以上にレイヤリングに気を使う。どんなに寒くてもハイクアップすれば熱くなるし、かといって薄着になると休憩で一気に冷えてしまう。
アクティブインサレーションは保温性と通気性の高さで脱ぎ着の煩わしさを減らしてきたけれど、それ一着では厳冬期の稜線の暴風や吹雪に耐えることができなかったし、ダウンジャケットは動くと熱く、屋内ではすぐ脱ぎたくなる。
All-weather Alpha Jacketは、通気性と保温性に優れたポーラテック・アルファダイレクトに、実際に空気を通す防水透湿素材・パーテックス・シールドエアを組み合わせることでその問題を解決。動いても熱くなりすぎず、暴風や吹雪にも耐えられる。
これを着れば、もう真冬のレイヤリングに悩むことはない。あとは君の行動に集中しよう。
製品の特徴
- どんな暴風や雪も防ぐ表地のパーテックス・シールドエア
- 保温性の高い裏地のポーラテック・アルファダイレクト(136g/㎡)
- ダウンジャケットと比べて通気性に優れ、蒸れにくく、行動中も快適
- ハードシェルとインサレーションが一体型でありながら、宿営時や停滞時でも快適
- ヘルメット対応のフード
- C6 DWRによる高い撥水性
- 素早く換気できるピットジップ
- 一着で行動着と保温着を兼ねる
制作ノート
僕が思う最高の行動着
この、All-weather Alpha Jacketが完成して、真冬の最高の行動着ができたと感じた。何を持って最高なのか? ひと言で言うと「冬の悪天候が楽しい」と思えるからだ。たとえば、降り積もるパウダースノーの中をラッセルしていくのも楽しい。どうしてそう思えるのか?
All-weather Alpha Jacketの魅力について僕が思うことを共有したい。

2021年4月 八ヶ岳でのテスト
これまで冬の行動着として、山と道ではトップスにAlpha Anorak、ボトムスにはWinter Hike Pantsを提案してきた。通気性と保温性に優れたAlpha Anorakは冬の行動着としては抜群に良いと思っている。しかし、防風性に関してはそこまで高くはなく、防水性能も無いので、稜線に出たときに浴びる暴風や降り積もる雪の中では、アウタージャケットをさらに着る必要があった。一方、ボトムスのWinter Hike Pantsは汗ばむハイクアップから稜線の暴風、降り積もる雪も関係なく、街から山を歩き、テントで寝て、家に帰ってくるまで、ずっと穿き続けることができて、(寒さに応じてインナータイツなどは使うが)着替えたりなどの面倒な手間は無い。そのどこまでも1本で行ける感じが楽で気持ち良いなと感じていたのだ。All-weather Alpha JacketはWinter Hike Pantsのように、それひとつでどこまでも自由に、山を歩き、テントで寝て、家まで帰って来れる行動着を目指した。
完成までに3シーズンの雪山をこのAll-weather Alpha Jacketで楽しんできた。特に印象深く思うのは、先にも書いた雪のラッセルが楽しいと思えるようになったことだ。ラッセルで体感温度が上がっても、ずば抜けたヌケ感で、暑くなりすぎず快適で、かつ休憩時も暖かく、防風性も、防水性もあるおかげで、安心感が違うのだ。
降り積もる雪をかき分けて、ふかふかの雪の壁に抱きつき、潜るように、建築するようにステップを作り、雪山を味わう。その行為が楽しいと思えるほど、安心して行動に集中できた。ハイクアップして稜線に出た時にどんな暴風でも、All-weather Alpha Jacketを着ている僕は安心だ。パウダーも暴風も楽しいと思えた。これまでも雪山を楽しいと思ってきたが、All-weather Alpha Jacketはさらに悪天候の雪山も深く面白いと思わせてくれた。道具(衣服だけど)って良いな、とあらためて感じたのだ。
そのAll-weather Alpha Jacketは、内側はAlpha Anorakと同じアルファダイレクトを使い、表側のシェルにUL All-weatherシリーズに使われているパーテックスシールドエアを使っている。Alpha AnorakにUL All-weatherシリーズをレイヤリングすれば、基本的には同じ機能性を持つことができる構造だ。とはいえ、ただ単に重ねただけではハイクアップ時にヒートアップして脱ぎたくなってしまうかもしれない。そこで、All-weather Alpha Jacketには脇に大きなピットジップをつけた。自分のフィールドテストでは、残雪期の日差しの暑い日(小屋の気温計で15℃ほどだった)にもハイクアップ中にヒートアップし過ぎず、着たままハイクアップすることができた。
もちろん、ヒートアップするかしないかは、運動量の差だったり発汗量の違いで大きく変わるので、同じような残雪期の暑い日でも大丈夫ですよ。とは約束はできない。しかし厳冬期の雪山であれば安心して使えるだろう。開発には4年ほど時間がかかった。2年でほぼ全体像が形になり、細かいブラッシュアップに2年をかけた。特に時間がかかったのがフードと袖口のカフスだ。それぞれの形状の方向性を詰めるのにも時間をかけたが、使いやすく、動きやすく、かつ機能的に充分な形にするために、それぞれ数十個以上のプロトタイプを作った。
デザインに行き詰まった時には、大手メーカーの名作も参考にさせてもらった。たくさんの試作を長い時間をかけて続けていると、過去の名作の細かい作り込みに畏敬の念を感じざるをえない。どれだけの時間をかけてブラッシュアップしてきたのだろうと想像をする。その細かい作り込みは、僕たちが同じように何度もトライをしてきたことで初めて気づいたデザインだった。何度も何度も試作を続ける。それは物作りの旅のようで、その旅を通じて、雪山の行動着という道具の意味を改めて理解するのだ。
そんなAll-weather Alpha Jacketだが、ひとつ気になる点がある。それは値段が高いことだ。それでも雪山を、それも悪天候の雪山、パウダースノーがつもる雪山を、これまで以上に安心して楽しみたいと思うならぜひ、手にとっていただきたいと思う。(2023年12月)
山と道プロダクトボイス
今まで以上に楽しくなる
新製品として生み出されるまでに度重なる改良を経た全天候型行動着、All-weather Alpha Jacket。「雪山に飛び込んでいくことが今まで以上に楽しくなる」と語られる通り、厳冬期に万能な保温行動着として活躍する当製品の持ち味の数々を代表の夏目、山と道鎌倉店長の前原、そして、パタンナーの廣野が紐解きます。
機能とデザイン
防風・耐雪性能をもつアクティブインサレーション
これまでの多くの保温行動着(=アクティブインサレーション)は優れた通気性を持つ一方、防風・耐水機能に関しては別途アウターシェルをレイヤリングする必要があったが、このAll-weather Alpha Jacketは、一着でアクティブインサレーションとアウターシェルの機能を持つ画期的な製品だ。
表地には透湿防水素材でありながら実際に通気することで抜群の「ヌケ感」を生むパーテックス・シールドエア、裏地には高い保温性と通気性を持つポーラテック・アルファダイレクトを組み合わせ、厳冬期の雪山でも暖かく、行動時もヒートアップせず、稜線の暴風や雪や雨を防ぎ*、レイヤリングを気にせずに目の前の行動に集中できる。
*縫い目の防水加工を施していないため、雨天の行動時には縫製箇所からの浸水がある。

圧倒的な「ヌケ感」
裏地のポーラテック・アルファダイレクトの高い保温性と通気性を妨げぬよう、表地には実際に通気するナノファイバー構造を持つパーテックス・シールドエアを採用。この「実際に通気する」という性質が、アクティブインサレーションとハードシェルをレイヤリングするのとは違う、圧倒的な「ヌケ感」を作り出す。
検査機器を使い、一般的な透湿防水素材として使われている親水性無孔のパーテックス・シールドとパーテックス・シールドエアの通気性の違いをテストした。検査機器に各生地をセットして上部に水を入れ、下部は空気が入った状態で実験を開始。下部にポンプで空気を送り込むと生地を空気が通過して水側に気泡が生じるが、通過した空気量が多いほど気泡の量が多くなる。通気性の無いパーテックス・シールドは気泡が生じない一方、パーテックス・シールドエアには多くの気泡が生じ、通気性の高さがわかる。
保温性
All-weather Alpha Jacketは、厳冬期用のダウンジャケットほどの保温性はないものの、表地のパーテックス・シールドエアが風雨や雪の影響を遮断することで、数値以上の保温性が感じられる。それでも寒さを感じるときは、Alpha VestやActive Pulloverなどのアクティブインサレーションとレイヤリングすることで、保温性を高めながら行動中の蒸れや汗冷えを抑えることができる。
一般的な透湿防水素材のアウターシェルは通気性がないため、就寝時に着込むとスリーピングバッグに体温が伝わりにくく、なかなか暖まらない。だが、通気性があるパーテックス・シールドエアは体温が伝わるため、一着で行動着と就寝時の保温着を兼用でき、装備を減らして軽量化できる。

上図は風のある環境下で生地を熱源に乗せた際の熱源のエネルギー損失量を測定し、保温性として比較したもの。数値が高いほど保温性が高いことを示している。
ヘルメット対応のフード
ヘルメットを装着したままでもかぶれるフードは、フロントジッパーを上げると口元まで覆うことができ、頬部と後頭部のコードを引くことで顔周りや頭部のフィット感を素早く調整可能。また頬部のコードは上部のボタンを押すことで簡単に解放できる。
ヒートアップを防ぐピットジップ
着用したまま幅広い温度域に対応できるよう、脇下に換気性を高める大きなピットジップを設けた。ピットジップの引き手は厚手のグローブをはめたままでも間違えにくいよう、上下でそれぞれ別のものを使用している。

大きなインナーポケット
B5サイズほどある左右ふたつの大型メッシュインナーポケットには、すぐに取り出したいオーバーグローブやバッテリーなど体温で温めておきたいものを収納できる。

*Sサイズは17-24cmです。
行動を邪魔しないパターン
頭の動きを邪魔しないフード設計や腕の上げ下げのしやすさなど、行動に快適に集中できるパターンにこだわっている。
開閉しやすいカフス
行動中に頻繁に使用する箇所のため、カフスやベルクロのアジャスター形状は使いやすいように何度も試作を重ねた。カフスは厚手(100デニール)のパーテックス・シールド製で、雪をかき分けるようなラッセルでも保水しにくい芯地と乾きやすい構造を採用。インナーグローブをはめた状態でアジャスターを閉め、その上から必要に応じてオーバーグローブを装着してほしい。

各部のディティール

サイドポケットのジッパーとピットジップは間違えにくいよう、別々の色を採用している。

両裾のドローコードは引くことで、冷気の侵入を防ぐ。また、ドローコードは基部のボタンを押すことで素早く解放できる。

サイドポケット内部には通気性の高い軽量素材を使用。ジッパーを開けても冷気が急激に入り込まず、かつ換気もできる。

カフスと裾の裏地には、耐久性の高い厚手(100デニール)のパーテックスシールドを採用。摩擦による破損を防ぐ。
山と道のアクティブインサレーションの比較

レイヤー ミドル
防風性 ×
通気性 ◎
保温性 ⚪︎
特徴 前身頃に保温性の高い厚手のポーラテック・アルファダイレクト(136g/m²)を配置したベスト。寒冷時の行動着や保温着の補助として活躍する。温暖な季節であれば、これ1着で保温着を完結させることも検討できる。

レイヤー ミドル
防風性 △(腹部のみ適度な防風性)
通気性 △(腹部)/ ◎(腹部以外)
保温性 ⚪︎
特徴 腹部に配置したシャドウリップ素材のカンガルーポケットが、強風下でも適度な防風性を発揮。Alpha Vestの抜群の通気性や軽量性はそのままに、より広い状況に対応。

レイヤー ベース/ミドル
防風性 ×
通気性 ◎
保温性 ⚪︎
特徴 高い通気性を持つプリマロフト・アクティブエボルブ(100g/㎡)を使用し、単体での使用はもちろん、レイヤリングすることでオールシーズン、幅広い領域で活躍するベース/ミドルレイヤー。肌と点接触して汗を吸い上げ、素早く拡散する生地構造により湿気がこもりにくく、汗冷えしにくい。

レイヤー ミドル
防風性 △
通気性 ⚪︎
保温性 ⚪︎
特徴 中手のポーラテック・アルファダイレクト(85g/㎡)を使用し、表地に通気性に優れたパーテックス・カンタムエアを配した
残雪期や秋山のためのアクティブインサレーション。袖を取り外すとベストにもなり、幅広いシチュエーションに対応。

レイヤー ミドル
防風性 △
通気性 ⚪︎
保温性 ◎
特徴 厚手のポーラテック・アルファダイレクト(136g/m²)を使用し、表地に通気性に優れたパーテックス・カンタムエアを配した高い換気性と収納力の高いポケットを持つ厳冬期・雪山用のアクティブインサレーション。強風下では別途防風性の高いアウターシェルとの組み合わせが必要。

レイヤー アウター
防風性 ◎
通気性 △
保温性 ◎
特徴 厚手のポーラテック・アルファダイレクト(136g/m²)を使用した暴風の稜線を含む、あらゆるシチュエーションに対応できる厳冬期・雪山用のアクティブインサレーション。表地にはUL All-wetherシリーズにも使用している透湿防水素材パーテックスシールドエアを使用。
素材
パーテックス・シールドエアについて
パーテックス・シールドエアは既存のナノファイバーメンブレンからのさらなる耐水圧、洗濯耐性、量産クオリティの向上を目指して開発された。
水を弾く(疎水)性質を持つポリウレタン樹脂(PU)が積層した無数のすき間のある構造を持つナノファイバーは、一般的な防水透湿素材のように透湿のみでなく、このすき間から実際に通気する。そしてこの通気するという性質が、比類なき抜群の「ヌケ感」を作り出す。

パーテックス・シールドエアは生地重量50g/㎡から60g/㎡程度とナノファイバーメンブレンを用いた防水透湿素材の中でも軽量だが、さらに山と道ではその通気性能を最大限に生かすために、15デニールのナイロン(40デニールのリップストップ)を表地に、7デニールのナイロンを裏地に選択。その組み合わせにより、他のナノファイバーを使用した防水透湿シェルと比べても軽量で、高い通気性能を持つ。

抜群の通気性と保温性を両立するポーラテック・アルファダイレクト
天然ダウンや化繊ダウンは蒸気を封じ込めて保温する一方、蒸れやすいという特性を持っている。
だが、行動時に着用するためのインサレーションとして開発されたポーラテック・アルファダイレクトは、保温層に暖かい空気を貯めつつ高い通気性も持ち、高負荷の運動時も体温を保ちながら湿気を外に放出し、蒸れや汗冷えを防ぐ。
また、素材そのものに低濃度の銀イオンが微生物やバクテリアの繁殖を安全に抑制するポリジン加工が施されているため、通常の衣服の寿命を遥かに超える抗菌防臭機能を持つ。
- 抜群の通気性と保温性の両立
- 優れた軽量性とコンパクトさ
- 抗菌防臭効果が半永続的に続くポリジン加工


毛足の長いフリースのような素材感。
サイズガイド
推奨サイズ
| Size | S | M | L | XL |
|---|---|---|---|---|
| 体重(kg) | 51~61 | 59~69 | 67~78 | 76~85 |
| 胸囲(cm) | 80~88 | 84~95 | 92~102 | 100~110 |
製品サイズ


単位:cm
| Size | S | M | L | XL |
|---|---|---|---|---|
| 着丈 | 76 | 78 | 82 | 85 |
| 身巾 | 60.5 | 63 | 67 | 72 |
| 裾巾 | 54.5 | 57 | 61 | 66 |
| 裄丈 | 86 | 89 | 92 | 95 |
| 袖口巾 | 14.5 | 15 | 15.5 | 16 |
※生地の伸縮や縫製の誤差等で実寸と記載の寸法に違いがある場合があります。
※着用や洗濯により生地の収縮が発生するため、寸法は経年で変化します。
着用イメージ
使用上のご注意
- 本製品は極薄の防水透湿生地を表地に採用しています。岩の擦れ、木々の引っ掛け等による破損、破れにはご注意ください。
- 防水透湿性能を最大限に発揮させるために、着用後のケアが必要となります。汚れや汗、皮脂などが付着すると性能が損なわれます。洗濯表示に従い定期的に洗濯してください。
- 生地表面の撥水機能が損なわれると透湿効果も失われます。撥水性能の低下を感じたら、洗濯乾燥後にドライヤーを当てるなどして熱を加えて撥水性を復活させてください。ただし、洗濯を重ねることで初期撥水剤が落ちてしまい、熱を加えても撥水性が戻らなくなります。その際は市販の撥水剤を使用して定期的にケアしてください。
- 非常に軽量で薄い多孔質素材のため、ワセリンや防虫成分、エタノールが含まれている製品(ヘアクリーム、化粧品、日焼け止め、防虫剤等)が生地に付着することにより、シミが発生したり透湿機能が低下したりする可能性があります。
撥水性について
撥水の持続性能は、生地が厚いほど撥水剤の浸透する量が多くなり、高くなると言われていますが、本製品は軽量性と通気性を重視するために、できるかぎり薄く、通気性の良い表地を採用しています。そのため、出荷段階で撥水性能は十分に持たせてありますが、撥水持続性能は厚手の透湿防水素材と比べて低くなっています。
撥水機能が効いているうちは生地表面に付着した水分は水滴になって落ちますが、弱まると水膜のように生地表面を覆い透湿性能を損ない、ウェア内部が蒸れたり結露によって濡れたりする場合があります。
撥水性が低下したと感じたら、洗濯後にドライヤーなどで熱を加えることで撥水性を復活させることができます。それでも撥水性が回復しない場合は、市販の撥水剤による撥水ケアを行ってください。
サポート
製品ケアについて
本製品は表地と裏地の間に入った水が抜けにくく、洗濯機を使用すると洗いやすすぎ時に攪拌されることで生地の接着箇所に水圧による負荷がかかり、メンブレンの剥離を引き起こす場合があります。製品を良い状態で保つために、洗いとすすぎは必ず手洗いで行ってください。すすぎ後の水切れが悪い場合は、製品を裏返した状態で1分程度の短い設定であれば、洗濯機で脱水のみ行うことができます。
- 洗濯機は脱水のみに使用し、洗いとすすぎは手洗いで行ってください。
- 洗濯は水温30℃前後のぬるま湯に中性洗剤を適量入れ、手洗いで行ってください。
- 柔軟剤、漂白剤は使用しないでください。
- 汚れが目立つ箇所は洗剤液の中でスポンジなどを使って部分洗いを行ってください。
- 洗剤が残ると変色や撥水性を損なう原因になるため、すすぎは十分に行ってください。
- 脱水は裏返し、洗濯機で 1分以内の短い設定で行ってください。
- 乾燥機は接着部分の劣化を早めるため使用しないでください。
- 乾燥は日陰で吊り干ししてください。
- 定期的にドライヤーで熱を加えて表地の撥水性を復活させてください。
- ドライクリーニングは接着部分が剥がれてしまうため行わないでください。
- ワセリンや防虫成分、エタノールが含まれている製品(ヘアクリーム、化粧品、日焼け止め、防虫剤等)が付着することにより、表地にシミが発生したり透湿機能が低下する可能性があります。その除去方法について、山と道JOURNAL『山と道修理部通信#2 レインウェアの油脂汚れをきれいにする』でご紹介しておりますのでご参照ください。
SUPPORT「製品ケア」をご確認ください
さらに詳しい洗濯や乾燥方法、撥水ケアについては、SUPPORT「製品ケア」内、All-weather Alpha Jacketのページで写真を交えて紹介しています。正しくケアを行うことで製品の機能や性能をより長く保つことができます。ぜひ参考にしていただき、末長くご愛用いただければ幸いです。
潰れた起毛のお手入れ
山と道のアクティブインサレーションに採用している起毛素材は、軽量で通気性に優れながら、適度な保温性を持つのが特徴です。ただし、使用を重ねると起毛が潰れ、保温性が低下する場合があります。
その場合は、ぬいぐるみ専用の金属製起毛ブラシで、毛流れに沿ってやさしくブラッシングしてください。山と道の自社検査では、潰れた起毛をケアすることで、保温性が改善することを確認しています。
山と道 直営店では、起毛ブラシの貸出を行っており、スタッフが実際にケア方法をサポートします。自宅でのケアが不安な方は、ぜひ相談ください。
※ 潰れた起毛を立ち上げて保温性を回復させるためのケア方法です。使用による摩耗で抜け落ちた毛は元に戻りません。
※ 保温性の回復効果は、製品の使用状況により異なります。

ブラッシング前

ブラッシング後
用意するもの
- ぬいぐるみ専用の金属製の起毛ブラシ
手順
- 起毛させたい箇所をなるべく平らな場所に広げる
- 潰れている起毛部分をブラシで一定方向に数回、やさしくブラッシングする
- 起毛が立ち上がったら完了
注意
- 強くこすりすぎると生地を傷める恐れがあります。
- 濡れた状態では行わず、必ず乾いた状態で行ってください。
- 素材や製品によって起毛の戻り具合には個体差があります。
お支払いについて
- お支払いはご注文時にお願いします。
- お支払いはクレジットカード、または銀行振込が利用できます。
- クレジットカードはVISA、MASTER、JCB、AMEXに対応しています。
- 銀行振込の場合は、注文確認メール到着後5日以内のご入金をお願いします。
- 銀行振込手数料はお客様のご負担となります。
- 領収書は製品発送時に送る発送完了メールに添付されたリンク先からダウンロードをお願いします。
発送について
- ご購入後に注文確認メールをお送りします。
- 決済確認後、3日以内に製品を発送します。
- 大型連休、災害、悪天候、ご注文の集中、ご注文の追加確認等により出荷、配送に遅延が発生する場合があります。
- 製品が発送された時点で発送完了メールをお送りします。
- 別々に注文した製品の同梱発送はできません。
沖縄県・離島を除く全国:佐川急便で発送します。
送料:500円
沖縄県・離島:ヤマト運輸で発送します。
送料:500円(離島)/950円(沖縄県)
サイズ交換について
ご購入後、製品のサイズが合わなかった場合は交換対応いたします。交換に際し以下の内容をご確認のうえ、SUPPORTページ内の「サイズ交換・不良品サポート」よりお申し込みください。
- 未使用品のみ交換いたします。試着程度は問題ありません。
- 交換は製品到着後5日以内に限ります。
- 製品を弊社で確認し、たばこや化粧品等の臭い、汚れ等が認められた場合は返品をお断りする場合があります。
修理について
山と道ではすべての製品の修理を受け付けています。穴あきやパーツ補修、経年による劣化など、修理のご相談はSUPPORTページ「修理について」よりぜひお気軽にお寄せください。











































