All-weather Alpha Jacket

505g

¥ 75,000(税込)

はじめに

真冬の全天候型行動着

雪山では夏山以上にレイヤリングに気を使う。どんなに寒くてもハイクアップすれば熱くなるし、かといって薄着になると休憩で一気に冷えてしまう。

アクティブインサレーションは保温性と通気性の高さで脱ぎ着の煩わしさを減らしてきたけれど、それ1着では厳冬期の稜線の暴風や吹雪に耐えることができなかったし、ダウンジャケットは動くと熱く、屋内ではすぐ脱ぎたくなる。

All-weather Alpha Jacketは、通気性と保温性に優れたポーラテック・アルファダイレクトに同じく圧倒的に高通気かつ防水性と軽量性に優れたパーテックス・シールドエアを組み合わせることでその問題を解決した。動いても、暖かい場所でもより快適だし、暴風や吹雪にも耐えられる。正に真冬の全天候型行動着なんだ。

これを着れば、もう真冬のレイヤリングに悩むことはない。あとは君の行動に集中しよう。

All-weather Alpha Jacketの特徴
  • どんな暴風や雪も防ぐ表地のパーテックス・シールドエア
  • 保温性の高い裏地のポーラテック・アルファダイレクト(136g/㎡)
  • ダウンジャケットと比べて行動中や屋内でも快適
  • ヘルメット対応のフード
  • C6 DWRによる高い撥水性
  • 素早く換気できるピットジップ
  • 1着で行動着と保温着を兼ねる

カラーバリエーション

Mustard
Glacier White
Olive
Black

スペック

Made in Akita, Japan

Material:
Facing: Pertex Shield Air (100% Nylon) 58g/㎡
C6 DWR
Lining: Polartec Alpha Direct (100% Polyester) 136g/㎡
Contrast Fabric: Pertex Shield (100% Nylon) 126g/m²
Zipper:
YKK #3 VISLON®︎ Aquaguard®︎ / Two-Way Open
YKK #3 Coil Aquaguard®︎
VISLON、AquaGuardはYKK株式会社の登録商標です。Weight:
505g (Size S)
523g (Size M)
567g (Size L)
610g (Size XL)
Size:
UNISEX | S / M / L / XL

制作ノート

僕が思う最高の行動着

夏目彰(山と道)

この、All-weather Alpha Jacketが完成して、真冬の最高の行動着ができたと感じた。何を持って最高なのか? ひと言で言うと「冬の悪天候が楽しい」と思えるからだ。たとえば、降り積もるパウダースノーの中をラッセルしていくのも楽しい。どうしてそう思えるのか?

All-weather Alpha Jacketの魅力について僕が思うことを共有したい。

これまで冬の行動着として、山と道ではトップスにAlpha Anorak、ボトムスにはWinter Hike Pantsを提案してきた。通気性と保温性に優れたAlpha Anorakは冬の行動着としては抜群に良いと思っている。しかし、防風性に関してはそこまで高くはなく、防水性能も無いので、稜線に出たときに浴びる暴風や降り積もる雪の中では、アウタージャケットをさらに着る必要があった。一方、ボトムスのWinter Hike Pantsは汗ばむハイクアップから稜線の暴風、降り積もる雪も関係なく、街から山を歩き、テントで寝て、家に帰ってくるまで、ずっと穿き続けることができて、(寒さに応じてインナータイツなどは使うが)着替えたりなどの面倒な手間は無い。そのどこまでも1本で行ける感じが楽で気持ち良いなと感じていたのだ。All-weather Alpha JacketはWinter Hike Pantsのように、それひとつでどこまでも自由に、山を歩き、テントで寝て、家まで帰って来れる行動着を目指した。

2021年4月 八ヶ岳でのテスト

完成までに3シーズンの雪山をこのAll-weather Alpha Jacketで楽しんできた。特に印象深く思うのは、先にも書いた雪のラッセルが楽しいと思えるようになったことだ。ラッセルで体感温度が上がっても、ずば抜けたヌケ感で、暑くなりすぎず快適で、かつ休憩時も暖かく、防風性も、防水性もあるおかげで、安心感が違うのだ。

降り積もる雪をかき分けて、ふかふかの雪の壁に抱きつき、潜るように、建築するようにステップを作り、雪山を味わう。その行為が楽しいと思えるほど、安心して行動に集中できた。ハイクアップして稜線に出た時にどんな暴風でも、All-weather Alpha Jacketを着ている僕は安心だ。パウダーも暴風も楽しいと思えた。これまでも雪山を楽しいと思ってきたが、All-weather Alpha Jacketはさらに悪天候の雪山も深く面白いと思わせてくれた。道具(衣服だけど)って良いな、とあらためて感じたのだ。

そのAll-weather Alpha Jacketは、内側はAlpha Anorakと同じアルファダイレクトを使い、表側のシェルにUL All-weatherシリーズに使われているパーテックスシールドエアを使っている。Alpha AnorakにUL All-weatherシリーズをレイヤリングすれば、基本的には同じ機能性を持つことができる構造だ。とはいえ、ただ単に重ねただけではハイクアップ時にヒートアップして脱ぎたくなってしまうかもしれない。そこで、All-weather Alpha Jacketには脇に大きなピットジップをつけた。自分のフィールドテストでは、残雪期の日差しの暑い日(小屋の気温計で15℃ほどだった)にもハイクアップ中にヒートアップし過ぎず、着たままハイクアップすることができた。

もちろん、ヒートアップするかしないかは、運動量の差だったり発汗量の違いで大きく変わるので、同じような残雪期の暑い日でも大丈夫ですよ。とは約束はできない。しかし厳冬期の雪山であれば安心して使えるだろう。開発には4年ほど時間がかかった。2年でほぼ全体像が形になり、細かいブラッシュアップに2年をかけた。特に時間がかかったのがフードと袖口のカフスだ。それぞれの形状の方向性を詰めるのにも時間をかけたが、使いやすく、動きやすく、かつ機能的に充分な形にするために、それぞれ数十個以上のプロトタイプを作った。

デザインに行き詰まった時には、大手メーカーの名作も参考にさせてもらった。たくさんの試作を長い時間をかけて続けていると、過去の名作の細かい作り込みに畏敬の念を感じざるをえない。どれだけの時間をかけてブラッシュアップしてきたのだろうと想像をする。その細かい作り込みは、僕たちが同じように何度もトライをしてきたことで初めて気づいたデザインだった。何度も何度も試作を続ける。それは物作りの旅のようで、その旅を通じて、雪山の行動着という道具の意味を改めて理解するのだ。

そんなAll-weather Alpha Jacketだが、ひとつ気になる点がある。それは値段が高いことだ。それでも雪山を、それも悪天候の雪山、パウダースノーがつもる雪山を、これまで以上に安心して楽しみたいと思うならぜひ、手にとっていただきたいと思う。(2023年12月)

つづきを読む

山と道プロダクトボイス

今まで以上に楽しくなる

夏目彰(山と道代表) 前原秀則(山と道材木座店長) 廣野博友(山と道パタンナー)

新製品として生み出されるまでに度重なる改良を経た全天候型行動着、All-weather Alpha Jacket。「雪山に飛び込んでいくことが今まで以上に楽しくなる」と語られる通り、厳冬期に万能な保温行動着として活躍する当製品の持ち味の数々を代表の夏目、山と道材木座店長の前原、そして、パタンナーの廣野が紐解きます。

機能とデザイン

防風・耐雪性能をもつアクティブインサレーション

これまでの多くの保温行動着=アクティブインサレーションは優れた通気性を持つ一方、防風、耐水機能に関しては別途アウターシェルをレイヤリングする必要がありました。

All-weather Alpha Jacketは、1着でアクティブインサレーションとアウターシェルの機能をもつ画期的な製品です。表地には透湿防水*素材のなかで圧倒的な通気性を持つパーテックス・シールドエア、裏地には高い保温性と通気性を持つポーラテック・アルファダイレクトを組み合わせることで、厳冬期の雪山でも暖かく、かつ行動時にもヒートアップせず、稜線の暴風を防ぎ、かつ深い雪の中も濡れません。

厳冬期の雪山でも状況にあまり左右されず、レイヤリングを気にせずに行動に集中できます。

*シームシーリングを施していないため、雨天の行動時には縫製箇所からの浸水があります。

圧倒的な通気性能

内側に使用しているポーラテック・アルファダイレクトの高い保温性と通気性を妨げないように、表地のシェルに使用したナノファイバー構造を持つパーテックス・シールドエアは、他の防水透湿素材のように透湿のみではなく、実際に通気します。そしてこの通気するという性質が、一般的なアクティブインサレーションと冬期用ハードシェルをレイヤリングするのとは違う、圧倒的な「ヌケ感」を作り出しています。

検査機器を使い、一般的な透湿防水素材として使われている親水性無孔のパーテックス・シールドとパーテックス・シールドエアの通気性の違いをテストしました。

検査機器に各生地をセットして上部に水を入れ、下部は空気が入った状態で実験を開始します。下部にポンプで空気を送り込むと生地を空気が通過して水側に気泡が生じますが、通過した空気量が多いほど気泡の量が多くなります。通気性の無いパーテックス・シールドは気泡が生じませんがパーテックス・シールドエアには多くの気泡が生じ、通気性の高さがわかります。

保温性について

厳冬期用のダウンジャケットに比べて保温性はそれほど高くはありませんが、表生地のパーテックス・シールドエアが風などの影響を遮断することで、数値以上の保温性を感じることができます。寒さを感じるときは、中に着るミッドレイヤーで保温性を調整してください(Alpha Vestをインナーに追加することで胸部と腹部にインナーダウンと同等の保温性を追加でき、また行動中もヒートアップし過ぎません)。

一般的な透湿防水素材のアウターシェルは通気性が無いため、就寝時に着込むとスリーピングバッグに体温が伝わりにくい問題を持ちますが、パーテックス・シールドエアは通気性があるため体温がより伝わります。1着で行動着と就寝時の保温着を兼用することで、装備をよりシンプルに軽量化できます。

ヘルメット対応のフード

ヘルメットに対応する大型のフードは、フロントジッパーを上げると口元まで覆うことができ、ヘルメット装着時も未装着時も頬部と後頭部のコードを引くことで顔周りや頭部のフィット感を素早く調整可能です。また頬部のコードは上部のボタンを押すことで簡単に解放できます。

ヒートアップを防ぐピットジップ

着用したまま幅広い温度域に対応できるよう、脇下に大型のピットジップを設け換気性を高めました。ジッパーの引き手は厚手のグローブをはめたままでも間違えにくいよう、上下でそれぞれ別のものを使用しています。

大きなインナーポケット

左右ふたつの大型メッシュインナーポケットには、すぐに取り出したいオーバーグローブやバッテリーなど体温で温めておきたいものを収納できます。

*Sサイズは17-24cmです。

行動を邪魔しないパターン

頭の動きを邪魔しないフードや腕の上げ下げのしやすさなど、行動に快適に集中できるパターンにこだわりました。

こだわりのカフス

カフスは耐久性が高い厚手(100デニール)のパーテックス・シールド製で、雪をかき分けるようにラッセルをしても保水しにくい芯地と乾きやすい構造を採用。行動中に頻繁に使用する箇所のため、カフスやベルクロのアジャスター形状も使いやすいように何度も試作を重ねました。インナーグローブをはめた状態でアジャスターを閉め、必要に応じてその上からオーバーグローブを装着してください。

各部のディティール

サイドポケットのジッパーとピットジップを間違えにくいよう、別々の色を採用しました。

両裾のドローコードを引くことで冷気の侵入を防ぐことができます。またドローコードは基部のボタンを押すことで素早く解放できます。

サイドポケット内部には通気性の高い軽量素材を使用し、ジッパーを開けても冷気が急激に入り込まず、かつ換気もできる仕様です。

カフスと裾には耐久性の高い厚手(100デニール)のパーテックスシールドを使用し、摩擦による破損を防いでいます。

素材

パーテックス・シールドエアについて

パーテックス・シールドエアは、既存のナノファイバーメンブレンからのさらなる耐水圧、洗濯耐性、量産クオリティの向上を目指して開発した生地です。

ナノファイバーとは、水を弾く(疎水)性質の極細ポリウレタン(PU)糸を網状に編んだヘチマのたわしのような無数のすき間をもつ構造体で、他の防水透湿素材のように透湿のみではなく実際に通気します。そしてこの通気するという性質が、ナノファイバーメンブレンの抜群の「ヌケ感」を作り出しています。

パーテックス・シールドエアは生地重量50g/㎡から60g/㎡程度と従来のナノファイバー素材に比べて圧倒的に軽量ですが、さらに山と道では耐久性を保ちながらその通気性能を最大限に生かすために、15デニールのナイロン生地(40デニールのリップストップ)を表地に、7デニールのナイロン生地を裏地としたシールドエアを選択。その組み合わせにより、他のナノファイバーを使用した防水透湿シェルと比べて格段に軽く、高い通気性能を持ちます。

Pertex Shield Air

素材:ナイロン100%
コーティング:C6 DWR(耐久性撥水)
生地重量:58g/㎡
表地:15d/5f+40d/34f, ripstop
裏地:7dトリコット

引裂強度(JIS L1096D):たて3kg よこ3kg
切れ目のある試験片を引張り、引き裂かれるまでの荷重値引張強度(JIS L1096A):たて42kg よこ30kg
試験片を一定の速度で引張り、破断した最大値通気性(JIS L1096A):0.4cc/㎠・s
試験片に一定の圧力で空気を吸引した際の空気流量透湿(JIS L 1099 A-1):10000g/㎡/day(メーカー公表値)
高温多湿の環境において生地が通過させた水分量透湿(JIS L 1099 B-1):40000g/㎡/day(メーカー公表値)
片面を水に浸した状態で生地が通過させた水分量耐水圧(JIS L1092B):10000mm以上(メーカー公表値)
試験片にかかる水圧を一定割合で増加させ、漏水を3箇所認めた時点の圧力

抜群の通気性と保温性を両立するポーラテック・アルファダイレクト

毛足の長いフリースのような素材感です。

  • 抜群の通気性と保温性の両立
  • 優れた軽量性とコンパクトさ
  • 抗菌防臭効果が半永続的に続くポリジン加工

従来の天然ダウンや化繊ダウンは「蒸気を封じ込める=蒸れやすい」という素材的特徴がありましたが、行動時に積極的に着用することを目的として開発されたポーラテック・アルファダイレクトは、高負荷の運動時も湿気を外に放出する通気性と保温性のバランスを高次元で実現しています。

また、素材そのものに低濃度の銀イオンが微生物やバクテリアの繁殖を安全に抑制するポリジン加工が施されているため、通常の衣服の寿命を遥かに超える抗菌防臭機能を持ちます。

Polartec Alpha Direct

素材:ポリエステル100%
生地重量:136g/㎡
破裂強度(JIS L1096A):465kPa
ゴム膜を生地にあてて膨ませ生地が破れたときの圧力の数値保温性(JIS L1096A):58%
熱源に生地を乗せた際の熱源のエネルギー損失量保温性(ASTM F1868):最小0.80clo 最大1.60clo
熱板の温度を一定に保つ電力から算定した保温力

サイズについて詳しく

  • Hide 178cm-75kg
    Size L (Mustard)

    • Hide 178cm-75kg
      Size L (Mustard)

      • Shiori 167cm-55kg
        Size M (Olive)

        • Shiori 167cm-55kg
          Size M (Olive)

          • Ichiro 170cm-56kg
            Size S (Olive)

          • Ichiro 170cm-56kg
            Size M (Glacier White)

          • Ippei 172cm-62kg
            Size M (Mustard)

          • Ippei 172cm-62kg
            Size L (Black)

          • Pony 173cm-76kg
            Size L (Olive)

          • Pony 173cm-76kg
            Size XL (Mustard)

          • Tsuka 183cm-65kg
            Size L (Black)

          • Tsuka 183cm-65kg
            Size XL (Mustard)

            • Ichiro 170cm-56kg
              Size S (Olive)

            • Ichiro 170cm-56kg
              Size M (Glacier White)

            • Ippei 172cm-62kg
              Size M (Mustard)

            • Ippei 172cm-62kg
              Size L (Black)

            • Pony 173cm-76kg
              Size L (Olive)

            • Pony 173cm-76kg
              Size XL (Mustard)

            • Tsuka 183cm-65kg
              Size L (Black)

            • Tsuka 183cm-65kg
              Size XL (Mustard)

              • Nana 151cm-47kg
                Size S (Black)

              • Kanade 161cm-56kg
                Size S (Mustard)

              • Shiori 167cm-55kg
                Size S (Black)

              • Shiori 167cm-55kg
                Size M (Glacier White)

              • Yumiko 170cm-59kg
                Size M (Olive)

                • Nana 151cm-47kg
                  Size S (Black)

                • Kanade 161cm-56kg
                  Size S (Mustard)

                • Shiori 167cm-55kg
                  Size S (Black)

                • Shiori 167cm-55kg
                  Size M (Glacier White)

                • Yumiko 170cm-59kg
                  Size M (Olive)

                  推奨サイズ / Recommended Size

                  Unisex
                  Size S M L XL
                  体重/Weight
                  kg
                  51~61 59~69 67~78 76~85
                  胸囲/Chest
                  cm
                  80~88 84~95 92~102 100~110

                  製品サイズ / Product Size

                  Unisex
                  単位:cm
                  Size S M L XL
                  着丈/Length 76 78 82 85
                  身巾/Body Width 60.5 63 67 72
                  裾巾/Hem Width 54.5 57 61 66
                  裄丈/Neck to Sleeve 86 89 92 95
                  袖口巾/Sleeve Opening 14.5 15 15.5 16
                  • 生地の伸縮や縫製の誤差等で実寸と記載の寸法に違いがある場合があります。
                  • 着用や洗濯により生地の収縮が発生するため、寸法は経年で変化します。

                  弱点と使用上の注意点

                  撥水性の持続力の低さ

                  撥水の持続性能は、生地が厚いほど撥水剤の浸透する量が多くなり、高くなると言われていますが、表地のシェルに採用したパーテックス・シールドウェアUL All-weatherシリーズは軽量性と通気性を重視するために、できるかぎり薄く、通気性の良い表地を採用しています。そのため、出荷段階で撥水性能は十分に持たせてありますが、撥水持続性能は厚手の透湿防水素材と比べて低くなっています。

                  撥水機能が効いているうちは生地表面に付着した水分は水滴になって落ちますが、弱まると水膜のように生地表面を覆い透湿性能を損ない、ウェア内部が蒸れたり結露によって濡れたりする場合があります。

                  撥水性が低下したと感じたら、洗濯後にドライヤーなどで熱を加えることで撥水性を復活させることができます。それでも撥水性が回復しない場合は、市販の撥水剤による撥水ケアを行ってください。

                  使用上のご注意

                  • 本製品は極薄の防水透湿生地を表地に採用しています。岩の擦れ、木々の引っ掛け等による破損、破れにはご注意ください。
                  • 防水透湿性能を最大限に発揮させるために、着用後のケアが必要となります。汚れや汗、皮脂などが付着すると性能が損なわれます。洗濯表示に従い定期的に洗濯してください。
                  • 生地表面の撥水機能が損なわれると透湿効果も失われます。撥水性能の低下を感じたら、洗濯乾燥後にドライヤーを当てるなどして熱を加えて撥水性を復活させてください。ただし、洗濯を重ねることで初期撥水剤が落ちてしまい、熱を加えても撥水性が戻らなくなります。その際は市販の撥水剤を使用して定期的にケアしてください。
                  • 非常に軽量で薄い多孔質素材のため、ワセリンや防虫成分、エタノールが含まれている製品(ヘアクリーム、化粧品、日焼け止め、防虫剤等)が生地に付着することにより、シミが発生したり透湿機能が低下したりする可能性があります。その除去方法について、山と道JOURNALS『山と道修理部通信#2 レインウェアの油脂汚れをきれいにする』でご紹介しておりますのでご参照ください。

                  サポート

                  製品ケアについて

                  本製品は表地と裏地の間に入った水が抜けにくく、洗濯機を使用すると洗いやすすぎ時に攪拌されることで生地の接着箇所に水圧による負荷がかかり、メンブレンの剥離を引き起こす場合があります。製品を良い状態で保つために、洗いとすすぎは必ず手洗いで行ってください。すすぎ後の水切れが悪い場合は、製品を裏返した状態で1分程度の短い設定であれば、洗濯機で脱水のみ行うことができます。

                  • 洗濯機は脱水のみに使用し、洗いとすすぎは手洗いで行ってください。
                  • 洗濯は水温30℃前後のぬるま湯に中性洗剤を適量入れ、手洗いで行ってください。
                  • 柔軟剤、漂白剤は使用しないでください。
                  • 汚れが目立つ箇所は洗剤液の中でスポンジなどを使って部分洗いを行ってください。
                  • 洗剤が残ると変色や撥水性を損なう原因になるため、すすぎは十分に行ってください。
                  • 脱水は裏返し、洗濯機で 1分以内の短い設定で行ってください。
                  • 乾燥機は接着部分の劣化を早めるため使用しないでください。
                  • 乾燥は日陰で吊り干ししてください。
                  • 定期的にドライヤーで熱を加えて表地の撥水性を復活させてください。
                  • ドライクリーニングは接着部分が剥がれてしまうため行わないでください。
                  • ワセリンや防虫成分、エタノールが含まれている製品(ヘアクリーム、化粧品、日焼け止め、防虫剤等)が付着することにより、表地にシミが発生したり透湿機能が低下する可能性があります。

                  SUPPORT「製品ケア」をご確認ください

                  さらに詳しい洗濯や乾燥方法、撥水ケアについては、SUPPORT「製品ケア」内、All-weather Alpha Jacketのページで写真を交えて紹介しています。正しくケアを行うことで製品の機能や性能をより長く保つことができます。ぜひ参考にしていただき、末長くご愛用いただければ幸いです。

                  お支払いについて

                  • お支払いはご注文時にお願いします。
                  • お支払いはクレジットカード、または銀行振込が利用できます。
                  • クレジットカードはVISA、MASTER、JCB、AMEXに対応しています。
                  • 銀行振込の場合は、注文確認メール到着後5日以内のご入金をお願いします。
                  • 銀行振込手数料はお客様のご負担となります。
                  • 領収書は製品発送時に送る発送完了メールに添付されたリンク先からダウンロードをお願いします。

                  発送について

                  • ご購入後に注文確認メールをお送りします。
                  • 決済確認後、3日以内に製品を発送します。
                  • 大型連休、災害、悪天候、ご注文の集中、ご注文の追加確認等により出荷、配送に遅延が発生する場合があります。
                  • 製品が発送された時点で発送完了メールをお送りします。
                  • 別々に注文した製品の同梱発送はできません。

                  沖縄県・離島を除く全国:佐川急便で発送します。
                  送料:500円
                  沖縄県・離島:ヤマト運輸で発送します。
                  送料:500円(離島)/950円(沖縄県)

                  サイズ交換について

                  ご購入後、製品のサイズが合わなかった場合は交換対応いたします。交換に際し以下の内容をご確認のうえ、SUPPORTページ内の「サイズ交換・不良品サポート」よりお申し込みください。

                  • 未使用品のみ交換いたします。試着程度は問題ございません。
                  • 交換は製品到着後5日以内に限ります。
                  • 製品を弊社で確認し、たばこや化粧品等の臭い、汚れ等が認められた場合は返品をお断りする場合がございます。

                  修理について

                  山と道ではすべての製品の修理を受け付けています。穴あきやパーツ補修、経年による劣化など、修理のご相談はSUPPORTページ「修理について」よりぜひお気軽にお寄せください。

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