91g (Size S)
97g (Size M)
108g (Size L)
115g (Size XL)
はじめに
幾日も快適に行動できる化繊ベースレイヤー
帝人フロンティアと共同開発したベースレイヤーシリーズ「Chemical B」により、これまでの化繊ベースレイヤーの弱点だった「汗冷え」と「臭い」の問題を解消。
汗を素早く吸い上げ乾かす、肌と点接触の生地構造により汗冷えを抑え、さらに菌が発生しにくい弱酸性の糸で不快な臭いを防ぐ。まさに化繊とメリノウールの長所を併せ持ったベースレイヤーとして完成した。
ワイドフィットのシンプルなデザインと肌離れの良い快適な着心地は、これまで化繊を敬遠してきた人にこそ使ってほしい、山をアクティブに旅する人のためのベースレイヤー。
- 汗処理に優れ、長時間負荷の高い行動をしても快適
- 化学繊維でありながら防臭・消臭性に優れ、効果が持続
- メリノウールよりも軽量
- 薄いメッシュ生地ながら、毛玉ができにくい耐久性
制作ノート
なぜ化繊のベースレイヤーを作ったのか?
これまでメリノウールにこだわってきた自分が、なぜこの化繊のベースレイヤーシリーズ「Chemical B」を作ったのか?
始まりは、2019年から2020年にかけて、1年以上にわたり取り組んだ連載企画『山と道ラボ ベースレイヤー編』だった。
この企画の目的は、ベースレイヤーの機能について調査し、考察を深めることだったが、裏テーマとして、「メリノウールの素晴らしさを徹底的に検証し、その魅力を伝えたい」という思いもあった。
さまざまなベースレイヤー素材の比較試験も多数行い、消臭性の高さや調温調湿機能といったメリノウールの良さを証明する一方で、通気性や速乾性に優れる化繊素材の機能性にも改めて魅力を感じることになった。
「ウールのように臭わず、さらに耐久性や軽さでウールの弱点を補える化繊のベースレイヤーが作れないか⁉︎」
そんな思いがこのプロジェクトの出発点となった。
調査の初期段階で、ハイキングにおいては消臭性と保温性、トレイルランニングにおいては汗を素早く吸い取り、拡散・乾燥させる「汗処理」の機能性が特に重要であることが見えてきた。
そして、優れた汗処理には、メッシュやグリッド構造の薄手の生地で通気性を高め、1秒でも早く汗を蒸発させることに注力した「通気型」と、汗を肌から素早く遠ざけ、生地表面で拡散・放出して肌面をドライに保つ「拡散型」というふたつのアプローチがあることがわかった。
つまり、優れたベースレイヤーとは、消臭性があり、保温性(必ずしも暖かいを意味しない)、汗処理に優れた製品である。特に汗処理の機能性はハイキングでもトレイルランニングでも共通の重要なファクターだと理解した。
開発はリサーチから始まった。素材と製品の両面で現状を把握しながら進めたが、最初の2年はゆっくりとしたペースだった。というのも、メリノウール好きの自分にとって、積極的に着たいと思える化繊のベースレイヤー素材がなかなか見つからず、テストが進まなかったからだ。
プロジェクトが本格化したのは、帝人フロンティアとの取り組みが始まってから。臭いの原因菌が発生しにくい素材「Ecopure®(エコピュアー®)」を使った試作生地の防臭性能に可能性を感じ、開発を加速させた。
エコピュアー®️によって消臭性を実現し、汗処理は、肌をドライに保つ「拡散型」を採用し、生地の張り付きの少なさにより汗冷えを防ぐことにした。「通気型」の汗処理は、暑い季節のトレイルランニングには適しているが、速乾が追いつかないほど大量の汗をかくシチュエーションや、高温多湿な日本の環境においてはその効果が限定的であると考えたし、長時間のハイキングや保温性の観点もふまえると肌を常にドライに保つ「拡散型」のほうが快適だと判断したからだ。
試作品は何度も作った。最初の壁は消臭性だった。次に汗処理、さらに耐久性と、ひとつの課題をクリアするたびに次の壁が現れた。でも、そのたびに製品が良くなっていき、自分でも着たいと思えるものへと進化していった。
メリノウールの魅力を伝え続けてきた山と道が、中途半端な化繊のベースレイヤーを出すわけにはいかない。メリノと比較しても、積極的に山で選びたくなる化繊ベースレイヤーを作る。その強い思いで、開発を続けてきた。
すべての課題を乗り越え、あとは成果の検証だった。着心地や使い方、運動量や汗のかき方は人それぞれだし、体臭や汗の成分も千差万別だからだ。今回はこれまで以上に多くの人にテストを依頼し、延べ人数はスタッフや関係者を含め、14人に及んだ。
こうして『山と道ラボ ベースレイヤー編』で調査・考察を重ねた内容が、5年の歳月を経て、Chemical Bとして結実したのだった。
その結果、多くの人にChemical Bに満足してもらえたが、同時に、消臭性の感じ方は人によって異なることもわかった。Chemical Bに優れた消臭機能を感じる人も多かったが、その感じ方の強度には差があった。
どんな人にとって消臭効果が高く、あるいは弱く感じられるのか? その理由を探るために、汗のアルカリ性と酸性のバランスに着目し、リトマス試験紙で汗の成分を100件以上測定したが、明確な答えにはたどり着けなかった。
Chemical Bは、運動直後に強く出るアンモニア臭の抑制には効果を発揮するが、酪酸やイソ吉草酸といった酸性の臭気成分──いわゆる「体臭」の一因とされる成分──への効果は限定的だった。人それぞれの汗の成分や体質の違いが、消臭性能の感じ方に差として現れている可能性がある。この謎は、今後も引き続き掘り下げていきたい。

2023年12月武田の杜 最初で最後のトレイルランニングレースにて(写真:平野僚)
ともあれ、どれほど数値やテスト結果を積み重ねても、最終的に製品の良し悪しは、実際に着て歩いたときにどう感じられるかがすべてだと思っている。
何よりも僕自身が満足している。僕がChemical Bを気に入っている理由は、消臭性以上にその「汗処理の快適さ」にある。汗を吸った後でも肌に張りつかず、不快感がない。これはメリノウールを超えていると感じる部分であり、暑く長い日のハイキングでは、Chemical Bを選びたいと素直に思っている。
機能とデザイン
汗の不快感と汗冷えを解消
Chemical Bは、肌に点接触する生地構造で汗を素早く取り込み、スポンジのようにそれを生地表面へ吸い上げ、通気性の高いメッシュ層から効率的に拡散・蒸発させる。さらに高い通気性と速乾性を兼ね備えているため、汗をかいてもベトつかず蒸れにくく、肌を常にドライに保って快適な着心地が続く。
吸汗スピードが速く汗戻りが少ないため、化繊ベースレイヤーに特有の汗冷え感が少なく、停滞時や悪天候下でも安心して着用できる。

山と道と他社の主要ベースレイヤーの速乾性と吸水性の比較
以下の図は、ベースレイヤーの速乾性(左軸)と吸水性(右軸)を同時に比較したもので、左に行くほど速乾性が低く、右に行くほど吸水が遅いことを示している。Chemical Bの吸水性はわずか1秒と突出しており、汗を瞬時に吸い上げて拡散させる特性に優れていることがわかる。

速乾性:完全湿潤させた後、脱水15分後の水分率(値が大きいほど水分率が高い=速乾性が低い)
吸水性(JIS L 1907;吸水速度法 滴下法):生地に水を1滴たらし、水滴が完全にしみ込むまでの時間



化繊なのに臭わない
化繊生地のベースレイヤーは速乾性や汗処理性能に優れている一方で、「汗で臭いやすい」という弱点がある。メーカー各社も抗菌処理や防臭・消臭加工を施した製品を作っているものの、天然の消臭効果を持つメリノウールには敵うものはなく、それが山と道がメリノウールにこだわってきた理由のひとつだった。
そこで山と道は帝人フロンティアと共同で、高いレベルの防臭機能を目指した化繊生地を開発。臭いの原因となる菌が発生しにくい弱酸性の糸を採用し、速乾性のある生地構造とあいまって菌が繁殖しにくい仕組みを実現した。
開発当初は防臭機能を主眼にしていたが、山と道の試験では完全ではないものの消臭効果も確認。しかもその効果は100回洗濯を繰り返しても変わらない*。
*山と道社内試験による
主要ベースレイヤーのアンモニア消臭率の比較
山と道の社内試験では、Chemical Bの消臭性はメリノウールには敵わないものの、一般的な消臭加工済みの化繊生地を大きく上回る。また、本検査は発生した臭気の消臭性であり、そもそも臭気の発生を防ぐChemical Bは実用下においてウールを上回る消臭性を発揮した事例もある。

※経年により発生する体臭などの蓄積臭には十分な効果を発揮しません。詳しくは製品ページ下部の「ご注意」をご覧ください。



軽量かつピリングや引きつれに強い
多くの汗処理に優れた化繊ベースレイヤー生地はメッシュ構造や超軽量素材であることから強度が低いものが多く、ハイキングの道具として使える耐久性との両立が課題だった。
Chemical Bは、クリンプ(収縮)の強い糸を高密度に編み上げる特殊技術によりバックパックのショルダーやヒップベルトとも干渉してもピリング(毛玉)や引きつれが起こりにくく、加えて生地構造を検討することで、軽量性と耐久性を高いバランスで実現した。
※薄いメッシュ構造のため、使用状況によっては生地が傷む場合があります。


スポーティになりすぎないワイドフィット
機能性の追求のため、化繊のベースレイヤーは体にフィットしたスポーティなパターンが多いが、Chemical B Pocket T-shirtはワイドフィットのシンプルなパターンを採用。嵩高な素材感と相まり、スポーティになりすぎず、様々な場面にフィットする化繊ベースレイヤーになった。

各部のディティール

襟ぐりは換気しやすいよう広めに取り、ボディと同じ生地を使った二重縫い合わせですっきりとしたスタイルに仕上げた。

左胸にはハイキング中に小物などを入れられるポケットが付いている。

後身頃の右裾に、シンプルなデザインを邪魔しないよう山と道でも最小のブランドタグを配置。
レビュー
開発段階では試作品をスタッフや関係者などのべ14人がテストし、レビューをもらった。その中から、ロングトレイルや山岳耐久レースなど長期間に渡る山行での使用感を紹介。

アクティブ寄りの山行なら全部これにしたい
山と道では初のレーシーなスタイルの製品ではないかと思う。軽さ、速乾、コンパクトさ、どれを取ってもランやトレラン推奨で販売している他社製品と比べても問題ないし、むしろこっちを選びたい。山と道の100% Light Merinoをランでも使用しているが、ランや山でもアクティブ寄りの山行なら全部Chemical Bにしたいレベル。
TJAR(トランスジャパンアルプスレース)2024でもChemical B Sleevelessを長距離で使用したが、これ1枚で完結。レース後もキズ、ほつれ、目立った毛羽立ちなし。生地の伸びはあまりないので、個人的にはワンサイズ大きめが動きやすい。

TJAR2024選手
通称ポップコーンことダスティン。アニメ、マンガ、ゲームを愛する動けるインドア派。基本的に家から出たくないが山を歩くことでギリギリひきこもりを回避している。仕事で海外を転々とした挙句に体重増加。ダイエットとおいしいビールのため走り始め、気付いたら日本縦断を5回していた。走るのは嫌い。リバウンドは友達。

化繊でも着替え不要という選択肢をくれた
アイスランドを縦断する約600kmのロングトレイルに、Chemical B Sleeveless を着ていった。そして、22日間そのまま脱がなかった。20日分の食料とテント泊装備を背負う旅だったが、歩くときも、寝るときも、ベースレイヤーはずっとこれ1枚だった。
日本に帰ってからも、せっかくだからそのまま着続けてみようと、最終的には30日間、着替えを一度もしなかった。さすがに最後は少し臭ったけど、それでも鼻をつくようなあの化繊臭はなく、むしろ「ん? 臭わないかも」と驚く日が続いた。あくまでも個人的な体感ではあるが、ここまで長期間にわたって使用してみても、このChemical Bの防臭・消臭性が高いことは間違いないと思った。
行動中に汗をかいても冷えにくく、汗だくになってもベタつかず、メリノウールのように摩耗に気を遣う必要がないのもありがたい。
ベースレイヤーはこれまでメリノウール一択だった自分に、Chemical Bは、新しい選択肢をくれた1枚だ。

山と道 鎌倉スタッフ
美術系出版社で書籍企画・編集者として従事したのちに独立。現在は山と道 鎌倉スタッフ、自身の会社の代表、編集、農業、狩猟ほか多くの顔を持つ。ライフスタイルにULハイキングスタイルを組み込み山と自然を楽しんでいる。

いつ臭くなるのか不安になるほど
ヨーロッパアルプス 14日間のロングトレイルで使用。
メリノほどではないが、今まで着用していた化繊と比べ物にならないくらい臭くならず、汗かきな体質でも、大量の汗をかいて保水して生地が重くなったり絞れるくらいにならなかった。サラッとしてベタつかないし重くならない。なぜか汗冷えしない。生地が化繊ぽいツルツルした感じがないのも良かった。
スイスアルプス14日間のハイキングで1回も着替えず、夜も着続けていた。気温は昼17~25°C、夜5~10°C。毎日かなり汗をかいたが、6日目まで臭いがなく、本当に化繊なのか、いつ臭くなるのか不安になるほどだった。7日目に背面下部(バックパックと密着し最も蒸れる部位)に臭いを感じた。前面や脇はなし。8日目は前面に塩吹きあり、白くなっているが臭いなし。9日目〜11日目は背面のみの臭いで着るのは抵抗ないレベル。12日目は歩いている途中でふんわり臭う気がした。13日目に、背面がそのまま着たくないレベルで臭ったので洗濯。最後まで前面は臭くならなかった。
ロングトレイルでもこれ1枚で十分なのは素晴らしい。着替え、洗濯などの行為がいらず毎日がとてもシンプルで快適だった。こんなに匂わず、肌離れが良く、乾きも早い、汗冷えしない製品ができたらこればかり選んでしまいそうです。

山と道 京都スタッフ
学生時代からしていたバックパッカーの旅の中で山登りにはまる。アメリカのジョン・ミューア・トレイルやチリのパタゴニアトレッキングをはじめ、カナダ・南米を中心に山を求めて旅をし、帰国後山と道スタッフに。走ることも好きでトレイルランニングも楽しんでいる。

化繊なのにすごい!
昨年の夏、海抜0mの日本海から北アルプスなどの山をつないで、富士山の山頂をゴールに歩いたときにChemical Bを使いました。
臭いについては1週間着続けても気にならず、「化繊なのにすごい!」とシンプルに思いました。あれほど乾きが早かったら、長旅のときにさっと洗って干しておけば乾くこともメリットです。メリノウールは汗冷えしない、冷えないと言われますが、やはり、濡れると肌にくっつき、体温が落ちる感覚があります。その点、Chemical Bは濡れても肌離れが良く、すぐに乾くという安心感がありました。
実は富士山でゴールした後、そのままみちのく潮風トレイルを歩きに行きました。みちのく潮風トレイルは山と町をつなぐ旅で、人里に下りるタイミングも多いのですが、消臭性がとても高いので、山から下りる時も自信を持って町に入れました。

山と道 京都スタッフ
海外のアウトドア文化に傾倒。2022年に北米のロングトレイル、パシフィック・クレスト・トレイル(PCT)、2023年にコンチネンタル・ディバイド・トレイル(CDT)、スペインのカミーノ巡礼を旅する。旅で出会ったULやハイキングカルチャーを多くの人と共感したいと考え、山と道へ入社。「自分らしい旅」を求めてこれからも様々なスタイルの旅を模索していこうと目論んでいる。
素材
帝人フロンティアが開発した、弱酸性を保つ抗菌素材「Ecopure®(エコピュアー®)」と同社の高機能ニット生地「DELTA®(デルタ)」を組み合わせた、通気性と汗離れに優れた点接触メッシュ構造の山と道オリジナル生地。
Chemical Bは、肌に点接触する生地構造で汗を素早く取り込み、スポンジのようにそれを生地表面へ吸い上げ、通気性の高いメッシュ層から効率的に拡散・蒸発させる。さらに高い通気性と速乾性を兼ね備えているため、汗をかいてもベトつかず蒸れにくく、肌を常にドライに保って快適な着心地が続く。
吸汗が早く汗戻りが少ないので、化繊ベースレイヤーに特有の汗冷え感が少なく、停滞時や悪天候下でも安心して着用できる。

295kPa:Off White
※上記データは自社検査値(測定値であり保証値ではありません)
※各カラー平均値(同カラー内で個体差有り)
帝人フロンティア Ecopure®
非金属製のpHコントロール技術により、汗をかいても生地表面が臭いの原因となるアルカリ性になりにくく、弱酸性に保つ素材特性を持つ。また繊維表面が親水化するので汚れが落ちやすく、皮脂汚れが残らないため衣服の清潔さを保つ。100回の洗濯後*も効果が持続する。
*山と道自社検査結果より
帝人フロンティア DELTA®
微細なクリンプ(縮れ)を持つ糸を高密度に編み、極めて平滑な表面構造を実現したニット素材。ソフトでストレッチ性に富んだ生地はピリングやひきつれに強く、優れた吸水性と速乾性を高いレベルで両立。さらに軽量ながら透けにくく、UVカット機能も持つ。

DELTA® 断面(画像提供:帝人フロンティア)
サイズガイド
推奨サイズ
Size | XS | S | M | L | XL |
---|---|---|---|---|---|
体重(kg) | 42~53 | 51~61 | 59~69 | 67~78 | 76~85 |
胸囲(cm) | 78~84 | 80~88 | 84~95 | 92~102 | 100~110 |
製品サイズ


単位:cm
Size | XS | S | M | L | XL |
---|---|---|---|---|---|
着丈 | 61 | 64.5 | 67.5 | 69.5 | 71.5 |
肩巾 | 38 | 41 | 43 | 46 | 48 |
身巾 | 47.5 | 52.5 | 55 | 59 | 62 |
裾巾 | 46.5 | 51.5 | 54 | 58 | 51 |
袖丈 | 19.5 | 21 | 22 | 23 | 24 |
袖口巾 | 16 | 17 | 17.5 | 18.5 | 19 |
※生地の伸縮や縫製の誤差等で実寸と記載の寸法に違いがある場合があります。
※洗濯による伸縮には個体差があり、洗濯機の種類やコース設定などの違いでも変わる場合があります。

山と道のChemical Bシリーズにはワイドフィット/スタンダードフィット/スリムフィットがあり、Chemical B Pocket T-shirtはワイドフィットです。
着用イメージ
ご注意
カラーによる特性の違いについて
- 染料濃度の違いにより、加工による機能性の発現に差が生じ、Off whiteは他のカラーより若干生地強度が低くなっていますが、一方で、抗菌性能は相対的に高い傾向があります。
- 生地特有の杢感により、同じカラーでもわずかに色味が異なって見える場合があります。
臭いの吸着について
他人が着用していた製品を身につけた際、体臭などの匂いを感じる事例が報告されています。自分が嗅ぎ慣れていない他人の体臭が生地に吸着し、特に違和感として感じられた可能性があります。また川や沢に浸かった後、藻の臭いを感じたという事例も報告されています。
以下のような場合、Chemical Bの抗菌防臭・消臭性能が十分に発揮されない可能性があります。
- 皮脂汚れが過剰に蓄積した場合
- 発汗後、汗のアルカリ度合いが高くなっている場合
- アルカリ性の洗剤や薬剤が残留した場合
- 酸性の臭気成分(例:酪酸・イソ吉草酸など、皮膚の常在菌由来のいわゆる体臭)が、濡れた衣類の放置などで増加した場合
縫製箇所の針跡について
生地の特性上、縫製時の針跡が残りやすく、縫製箇所を引っ張ると小さな針跡の穴が見える場合があります。通常のご使用や着用には問題ありませんが、強く引っ張ることは避けてください。なお、縫製箇所に小さな針跡の穴がはっきり目視できる製品はスペシャルオファー品として販売予定です。
サポート
製品ケアについて
- 洗濯は中性洗剤を使用し水温40°C以下で行ってください。
- 乾燥は日陰で吊り干ししてください。
- 抗菌防臭機能が熱で弱まるため、乾燥機やアイロンは使用しないでください。
- 抗菌防臭機能が低下するため、ドライクリーニング、柔軟剤、漂白剤は避けてください。
SUPPORT「製品ケア」をご確認ください
さらに詳しい洗濯や保管方法、シワや縮んでしまった時の対処法については、SUPPORT「製品ケア」内、Chemical B Seriesのページで写真を交えて紹介しています。正しくケアを行うことで製品の機能や性能をより長く保つことができますので、ぜひ参考にしていただき、末長くご愛用いただければ幸いです。
お支払いについて
- お支払いはご注文時にお願いします。
- お支払いはクレジットカード、または銀行振込が利用できます。
- クレジットカードはVISA、MASTER、JCB、AMEXに対応しています。
- 銀行振込の場合は、注文確認メール到着後5日以内のご入金をお願いします。
- 銀行振込手数料はお客様のご負担となります。
- 領収書は製品発送時に送る発送完了メールに添付されたリンク先からダウンロードをお願いします。
発送について
- ご購入後に注文確認メールをお送りします。
- 決済確認後、3日以内に製品を発送します。
- 大型連休、災害、悪天候、ご注文の集中、ご注文の追加確認等により出荷、配送に遅延が発生する場合があります。
- 製品が発送された時点で発送完了メールをお送りします。
- 別々に注文した製品の同梱発送はできません。
当製品1点のみご購入の場合、配送料のお得な日本郵便の「ゆうパケット」が利用できます(沖縄県・離島を除く)。
送料:300円
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他製品を含む2点以上ご購入の場合は佐川急便で発送します(沖縄県、離島のお客様はヤマト運輸で発送します)。
送料:500円/950円(沖縄県)
サイズ交換について
ご購入後、製品のサイズが合わなかった場合は交換対応いたします。交換に際し以下の内容をご確認のうえ、SUPPORTページ内の「サイズ交換・不良品サポート」よりお申し込みください。
- 未使用品のみ交換いたします。試着程度は問題ありません。
- 交換は製品到着後5日以内に限ります。
- 製品を弊社で確認し、たばこや化粧品等の臭い、汚れ等が認められた場合は返品をお断りする場合があります。
修理について
山と道ではすべての製品の修理を受け付けています。穴あきやパーツ補修、経年による劣化など、修理のご相談はSUPPORTページ「修理について」よりぜひお気軽にお寄せください。