ハイキングカルチャーを育むコミュニティづくりを行う「山と道HLC」は、4月に6つのエリアで計7つのプログラムを開催しました。各エリアのアンバサダーや参加者の皆さんによるInstagram投稿とともに、その活動を振り返ります。
ディレクターからの便り
山で使う道具を自分で作ったり改造したりすることは、ウルトラライトハイキングの黎明期に居合わせたハイカーにとっては、日常的なことだったと思います。
今のように、軽量化された道具が簡単に手に入らなかったというのが最大の理由でしょう。一方で、「MYOG」と略される「道具を自作すること(Make Your Own Gear)」に面白さを見出したハイカーも多くいました。
素材の入手方法や製作工程などの情報はブログなどで活発にやり取りされており、それ自体がウルトラライトハイキングの盛り上がりに一役買っていたのは間違いありません。
自分で作った道具を山で試してみては改良していくプロセスは学びの要素も多く、山を下りた後の日常を見る目にまで影響を与えたことでしょう。ハイキングを超えた地平まで響くような気づきは、ウルトラライトハイキングの本質のひとつとしての魅力に満ちています。
一時期はハイカーの象徴的アイテムだったサコッシュは、山と道にとっても非常に思い入れのある道具ですが、MYOGの入口としても人気がありました。
4月のHLC関西のプログラムで、山と道の豊岡工場で製造に関わるスタッフにサポートされながら自分の手で作ったサコッシュは、参加者の皆さんのハイキングに、きっと新しい楽しみを与えてくれたはずです。
山と道HLCプロジェクトディレクター 豊嶋秀樹
HLC関西『山と道豊岡ファクトリーMYOG講習』
HLC関西では、4月11日〜12日に兵庫県の山と道豊岡ファクトリーにて『山と道豊岡ファクトリーMYOG講習』を開催。豊岡ファクトリーの生産スタッフが講師を務め、参加者はミシンを用いたYamatomichi Sacoche(サコッシュ)の製作に挑戦しました。
夜はスタッフも交えて沿岸部のキャンプ地で交流会を行い、ものづくりへの理解を深めるとともに、道具に対する感度を高める2日間となりました。
4/11〜12
山と道豊岡ファクトリーMYOG講習
[GUEST SEMINAR]
HLC北海道『MYOGワークショップ』
HLC北海道では、4月18日にVIVOBAREFOOT札幌にて、全3回のシリーズプログラム『MYOGワークショップ』の第1回を開催しました。
ULバックパックの始祖であるレイウェイのキットを用い、半年かけてバックパックを完成させる本プログラム。各アンバサダーの得意分野のアクティビティを行うAMBASSADOR’S SIGNATUREカテゴリーのプログラムとして開催し、アウトドアギアメーカーを運営するHLC北海道アンバサダー沼田も一緒に取り組みます。
初回となる今回は、講義やキットの注文を行い、これからに向けたスタートラインに立つ時間となりました。
4/18
MYOGワークショップ
[AMBASSADOR’S SIGNATURE]
HLC台灣『無耳茶壺山ミートアップハイキング』
HLC台灣では、4月19日に台湾北部・新北市の無耳茶壺山にて『無耳茶壺山ミートアップハイキング』を開催しました。ULハイキングに関連するコミュニティを育むLIFE & COMMUNITYカテゴリーのプログラムで、参加者の皆さんは眺望を楽しみながら交流を深めました。
4/18
無耳茶壺山ミートアップハイキング
[GUEST SEMINAR]
HLC東北『みちのく潮風トレイル1泊2日ミートアップハイキング』
HLC東北では、4月11日〜12日にみちのく潮風トレイルの八戸ルートで『みちのく潮風トレイル1泊2日ミートアップハイキング』を開催しました。参加者の皆さんは、海沿いのトレイルを歩く旅を楽しみながら、ハイキングや道具などの話を通じて親睦を深めました。
4/11〜12
みちのく潮風トレイル1泊2日ミートアップハイキング
[LIFE & COMMUNITY]
HLC四国『ULハイカーによる石鎚山系トレイルワーク』
HLC四国では、4月26日に石鎚山系の岩黒山付近で『ULハイカーによる石鎚山系トレイルワーク』を開催しました。
今回もNPO法人「山のボランティアNetwork」が行う登山道整備に参加。地元のボランティアの方々と一緒に作業する経験を通して、参加者の皆さんにとって、山や道への意識をよりいっそう深める機会となりました。
4/26
ULハイカーによる石鎚山系トレイルワーク
[LIFE & COMMUNITY]
HLC鎌倉『風土に息づく鎌倉の歴史を辿るローカルスタディハイキング』『伊豆稜線歩道1泊2日ワークショップ』
HLC鎌倉では、4月4日に『風土に息づく鎌倉の歴史を辿るローカルスタディハイキング』を開催。「歩くこと」を通してローカルを学ぶLOCAL STUDY HIKINGカテゴリーのプログラムで、参加者の皆さんは寺社や旧跡を辿りながら、鎌倉という土地を「地形」や「歴史」という視点で再発見していきました。
また、4月28日〜29日には伊豆半島西部で『伊豆稜線歩道1泊2日ワークショップ』を行い、参加者の皆さんはフィールドでの実践を通じて、より具体的にULハイキングの理解を深めました。
4/4
風土に息づく鎌倉の歴史を辿るローカルスタディハイキング
[LOCAL STUDY HIKING]
4/28〜29
伊豆稜線歩道1泊2日ワークショップ
[BASIC]
プログラムに参加していただいた皆さん、素敵な投稿をしていただいた皆さん、本当にありがとうございました。参加してみたい方、山と道HLCの活動に興味を持たれた方は、ぜひCOMMUNITYページや『山と道HLC プログラム2026のご案内』もご覧ください。
また、先日公開されたオンラインコンテンツ『山と道のウルトラライトハイキング入門』を通じ、ギアリストを作成することで、BASICカテゴリーのワークショップへの申し込みが可能になりました。この機会にぜひご活用ください。





















