毎月、山と道がいま伝えたい製品を取り上げ、その魅力と使い方をじっくり掘り下げていくPRODUCT FOCUS。
実際にアイテムをどう使い、どう選ぶのか。季節やスタイルでの使い分けや、長所も短所も率直に語りながら、道具を通して、自分に合う選び方を見つけていきます。その起点にあるのは、スタッフたちの対話。その最初の一歩が、この座談会です。#01の山と道鎌倉スタッフ編に続き、今回は山と道京都のスタッフが集まり、いま気になることについてざっくばらんに語りました。
PRODUCT FOCUSは、この座談会のような山と道JOURNAL記事や山と道鎌倉の店頭での展示、そしてSNSでの情報発信を通じて、毎月お届けします。気になる製品があったら、ぜひ店頭で実際に手に取ってみてください。
PRODUCT FOCUS
〜自分に合う道具の機能や使い方を考える〜
PRODUCT FOCUS座談会、後編は山と道京都から。
前編の山と道鎌倉編に続き、今回は山と道京都のスタッフが集まり、それぞれが「いま気になっていること」を持ち寄り、問いを立てることから始まりました。
鎌倉編で見えてきたのは、「人それぞれ」ということでした。同じベースレイヤーでも選び方は分かれ、正解はひとつじゃない。同じトレイルシャツを暑いと感じる人も、寒いと感じる人もいる。100% Light Merino Half Zip Hoodyを素肌で着る人が、意外と多い。京都でも、同じ道具をめぐって、また違う使い方や気づきが出てきます。前回の話題が次の回に滲み、回を重ねるほど、スタッフ同士の「似ている/違う」がはっきりしていく。その積み重ねが、いつか「自分はこの人に近いかも」と思える手がかりになれば、と思っています。
山と道 夏目彰
話したスタッフ
夏目|山と道 代表
りょう|山と道京都スタッフ
あやなん|山と道京都スタッフ
マブ|山と道京都スタッフ
アンディ|山と道京都スタッフ
いま、気になっていること
夏目 まずは、山と道の製品で、みんなが気になっていることを持ち寄るところから始めましょう。特に話したいこと、ありますか?
りょう Active Pulloverをベースにして、上にUL All-weatherを着るレイヤリングをよく見るんですけど。Active Pulloverって、汗を吸うよりも逃がすイメージなので、汗だくになったら逃げ場がなくて不快じゃないのかな、と気になって。あと、UL Shirtに撥水加工がある理由も、ちゃんと聞いたことがなくて気になります。
あやなん 私は、Minimalist Padのみんなの使い方を聞きたいです。私の中ではマストアイテムな位置付けじゃなかったけど、結構みんな好きみたいなので。
アンディ Kami Shirt1枚で寝てる人もいると聞いて、温度帯はどれくらいだったのかな、と。Kami Shirt以外のシャツでもいいのかも気になります。
夏目 いいですね。じゃあ、話しながらひとつずつ深掘りしていきましょう。
ベースレイヤーはメリノか、化繊か
夏目 まずは鎌倉編でも話した、ベースレイヤーについて。メリノか、化繊か。鎌倉ではメリノ愛を語るスタッフもいれば、Chemical Bの快適性が一番という人もいました。京都はどうですか?
山と道ベースレイヤーの比較
りょう 僕はChemical Bの肌離れの良さがすごく好きなんで、それが活きる場面ならChemical Bを選ぶし、臭いが気になる場面ならより消臭力のあるメリノを使います。
あやなん 歩くならメリノ、走るならChemical B。Chemical Bは、どんなに汗をかいても早く乾くのをめっちゃ実感してるから。メリノはちょっと重たいとも思うけど、歩く時は、汗処理より歩くこと自体を楽しみたいから、気持ち的に天然素材のメリノがいいですね。
アンディ 僕は汗をかいた時の張り付きがとにかく嫌なんで、メリノでもDF Mesh Merinoがいいと思ってて。DF Mesh Merinoはメッシュ構造で肌離れがいいし、臭いも気にならない。走る時はChemical B、ハードに長く歩く時はDF Mesh Merino、友人とゆっくり山を楽しむ時は100% Light Merino、と使い分けてます。
マブ 化繊の中にはChemical BもActive Pulloverも入りますし、どっちかしか着れないと言われたら、化繊を選ぶのかな。Chemical Bを冬に使うのが好きで、Light Alpha Vest/JacketやAlpha Anorakと組み合わせるのもめちゃめちゃ好きです。
りょう ひとつ言っておきたいことがあって。去年の10月頭に、伊藤新道を歩いた時、化繊のChemical B Sleevelessの上にDF Mesh Merino、その上にUL All-weather Jacketで行動してて。夜寝る時はマイナス2℃ぐらいになって、シュラフの中でもすごく寒かったんです。原因を探ったら、素肌に当たってるChemical Bが一番の原因だなと。2泊目は脱いで入ったら、めっちゃ暖かかった。昼の行動中はChemical Bでいいんですけど、寝る時になると、肌をドライに保つ特長が牙を向いてくる。肌に触れる生地の性質は、ダイレクトに感じるんだなと。
あやなん Chemical Bは、暑い時間帯だけならいいんですけど、寒い時間を含む山行だとちょっと違う。夜間や早朝だと、DFを選びたくなる。冷える時間がありそうな山行ならChemical Bじゃないかも。どっちか選ぶなら、メリノです。
マブ 僕はすごく汗をかくので、メリノだとほんまに汗が飽和状態になるし、それを乾かすのが手間で。Chemical Bも飽和するんですけど、吸い切れなかった分は全部垂れていくし、乾くのも早いから僕は快適。夜に冷えるなら、それを見越した装備で行けばいい。
あやなん めっちゃ汗をかく人に、Chemical Bはいいんやろなって思う。鈴鹿を歩いてた時に会ったお客さんが、Chemical Bを着てて。「こんな抜けのいいやつ、手放せへん」って言ってたんです。暑がりで汗をかく人には、本当に合うんだなと。
夏目 僕は作っている側だから、どれも好きです。好きじゃないものは出していないので。100% Light Merinoだとテント場で乾かなくて、濡れたメリノを翌日の朝にまた着るのが結構嫌で。1枚で行くなら、Chemical Bかな。テント場に着けばほぼ乾いてるし、濡れた嫌な感じがないだけで、いいなと思ったりします。
100% Light Merino Half Zip Hoody、素肌で着る?
100% Light Merino Half Zip Hoody
「ほとんどの夏のアルプス縦走で素肌に着ていた」
夏目 鎌倉ではベースレイヤーとして、100% Light Merino Half Zip Hoodyを素肌に着ている人が多かったんだけど、みんなは、どうなの?
全員 素肌が多いです。
りょう 僕は7、8、9月半ばまでのアルプスは、100% Light Merino Half Zip Hoody1枚です。なんで素肌に着るかというと、スリムフィットだから。中に着込むと厚く感じるし、換気がしにくい。しっくり来ないので、素肌に着ます。移動中は100% Light Merino Sleevelessを着てて、稜線に出たらバババっと着替えて100% Light Merino Half Zip Hoody1枚になる。汗をかいた100% Light Merino Sleevelessは、どこかで乾かして下山後の風呂まで取っておく。日焼け対策もできるし、ベースレイヤーとしての調湿性も優れてるんで、稜線に出ちゃえばずっと快適。ここ3年ぐらいずっとそれです。
夏目 サマーシーズンのアルプスで、100% Light Merino Half Zip Hoody以外に選択肢があるなら、何と迷います?
りょう 100% Light Merino Sleevelessに、UL ShirtかOnly Hoodか。でも、脱ぎ着したくないし荷物も減らしたいので、100% Light Merino Half Zip Hoodyを選ぶことが多いです。失敗談も話していいですか? 稜線歩きの時に暑くて、フードを被ってジッパーを開けて歩いてたんです。でも首から胸元に日焼け止めを塗ってなかったから、次の日めっちゃヒリヒリして、V字にくっきり日焼けしちゃいました。お客さんには「胸元は意外と日焼けする意識がないけど、これを着てハイキングする時は日焼け止めを塗った方がいい」と伝えてます。
あやなん 私も100% Light Merino Half Zip Hoodyが大好きで、1枚で着ます。春先の低山から、9月の頭まで。誰もいないような山なら、ジッパーも開けます。でも、基本的にブラの上に1枚で着ることが多いから、全開けはしない。アルプスだと、どこで誰に会うか分からへんし。9月後半からはDF Mesh Merino Half Zip Hoodyの方が暖かくていいけど、真夏は100% Light Merinoの方が涼しいと思ってます。
マブ 僕も春先の低山から着始めることが多い。初めて買った山と道製品が、この100% Light Merino Half Zip Hoodyなんですよ。4月のHLC関西の台高山脈1泊2日ワークショップで初めて着てみたら、あれ1枚でいろんなシーンに対応できました。寒かったら全閉めしてフードを被って、暑かったらジッパーを開放する。Alpha Vestと組み合わせれば広いレンジで対応できるし、着替えを考える煩わしさがなくなったのが、すごく嬉しくて。最初はアミアミのドライレイヤーと組み合わせて着ていたんですけど、100% Light Merinoの着心地の良さを全身で感じたくて、今は素肌に着るのが好きです。
Active PulloverとUL All-weatherの組み合わせ。汗は飽和しないの?

Active Pullover
「今は3シーズンはダウンを持っていかないです」
UL All-weather Jacket
「All-weatherって、こういうことか」
夏目 りょうくんの問いにあった、Active PulloverにUL All-weatherを重ねると、汗が飽和しないのかという問題。実際にこの使い方をしている人、どうですか?
りょう 僕が1回やった時は、素肌にActive Pulloverを着て、沢登りに行ったんです。気温は25℃くらい。常に濡れてるけど、肌の水分は吸ってくれてた感覚はありました。ただ、UL All-weatherとActive Pulloverの間に水分が溜まってる感じはしていて。風を遮るUL All-weatherがあったおかげで、濡れててもちょっと寒いくらいでした。
あやなん 私、この前の鳳凰山がまさにこのレイヤリングでした。ワンデイで走ってて、稜線に出るまでは暑いからChemical B。稜線に出たら風が強くて寒かったんで、Active Pulloverを重ねたけど、それだけだと寒い。UL All-weatherを重ねたら、保温もされて、抜けも良くて、風も防いでくれて、ちょうど良かった。汗を大量にかかない時には、このレイヤリングがめっちゃいいなって。
アンディ 僕がこのレイヤリングをするのは雨の日だけですね。濡れても体温が落ちないし、暑い時はUL All-weather Jacketのジップを全部開けて換気して、雨が降り始めたら閉める。大汗をかかなければ快適です。
マブ 僕はこの組み合わせがめちゃめちゃ好きで。秋の北アルプスはこれだけで歩きたいくらい。去年のULハイキング研修でも、いろんな場面で対応できたのがこの2着でした。寝る時も行動中も、これで十分やんって。カラッとして風が吹く季節だと、ウェアの中がどんどん換気されて乾くので、汗が飽和して気持ち悪いシーンがない。この2着で広い温度域をカバーできるシンプルさが好きです。
夏目 みんな、上はUL All-weather Jacket?
マブ 僕はそうです。ダブルジップで換気できるのがいい。
りょう Active Pulloverの上に着るならUL All-weather Jacketですね。Active Pulloverのジッパーを活かし切りたいので。
夏目 ちなみに僕は、厳冬期の雪山のハイクアップに、素肌にActive Pullover、上にAll-weather Alpha Jacketで行きました。汗を全部吸い上げて外に出してくれるから、素肌は全然ドライ。All-weather Alpha Jacketの方はむちゃくちゃ濡れてたけど、要は飽和しても抜けてた。自分は快適だったから、飽和しても問題ないんじゃないかな、という気がします。
りょう そうなんですよね。そもそもActive Pulloverを素肌に着る時期は、そんなに暑くない前提があって。汗をかいても気にする量じゃないケースが多い。一度Alpha Vestを素肌に着て歩いたことがあるんですけど、あれは汗か何かが溜まる感じがして。Active Pulloverは肌面がフラットで外がメッシュなので、汗戻りが少ないから、ベースレイヤーとして活かせるなと思います。透湿性の高いものと合わせると乾きも早いですし。汗の飽和を体験してる人が少ないのは、そういうことなのかなと思いました。
トレイルシャツはどんな時に、何を選んでる?
夏目 はじめにりょう君がUL Shirtの撥水性について問いを立ててくれたけど、UL Shirtって、僕にとっては「最高のウィンドシェルのように使えるトレイルシャツ」というイメージで作っていて。だから、ある程度の撥水性を求めました。ボタンで好きなところを開けて、通気しながらずっと歩いていける。UL Shirtはポリエステルだけど、天然素材との違いも大きいです。天然素材のBamboo ShirtやMerino Shirtは、汗を吸うし、調湿する。求めているものの違いが撥水の機能にも出ていて、これもトレイルシャツの違いのひとつだと思います。山と道のトレイルシャツには、Kami Shirt、UL Shirt、Merino Shirt、Bamboo Shirtと4つの素材があるけど、みんなはどういう基準で選んでる?
山と道トレイルシャツの比較
アンディ 僕、あんまりトレイルシャツを着ないんですよ。ただ最近思うのは、UL All-weather Jacketを着て風を防ぎながら歩くのか、UL Shirtをウィンドシェル代わりに着るのかで、快適度が全然違う。ハードに動くなら、通気性のいいUL Shirtの方が圧倒的に快適だなと。基準で言うと、標高が高いところはBamboo ShirtかMerino Shirt、低山はUL Shirtです。長袖をまくれば半袖にもなるので、ショートスリーブは使っていなくて。
あやなん 夏は日差しや虫を防ぐために長袖がいいので、基本UL Shirt。涼しく歩きたいところに、絶妙にKami Shirtが新しく入ってきた感じです。早く歩く時やタフに歩く時も、最近はKami Shirtかな。風をしっかり防ぎたいならUL Shirt。Merino Shirtはオールシーズン使えるし、さらっとして通気性もある。Bamboo Shirtは一番気持ちいい質感で光沢があるので、普段着に着ることが多いです。
マブ 僕は、熊野古道とか街と山をつなぐように長く歩く時はMerino Shirtを選ぶことが多いです。公共交通機関で帰る時に、臭いを気にしたくないので。通気性が良くて、着続けても不快じゃないし、肌触りも好き。Bamboo Shirtは肌寒い季節ですね。僕は汗をかくので、ベースレイヤーからBamboo Shirtに汗を移して、緩やかに乾かしながら歩きます。夏はUL Short Sleeve Shirtを着ることもあります。Kami Shirtは数回しか試してないんですけど、吸水してすぐ乾くのが最高で。ベースレイヤーが汗で飽和した時にこいつが吸ってくれて、すぐ乾く。「1.5レイヤー」みたいな感覚で、今年めちゃめちゃ使う予感がします。
りょう 僕は20℃くらいをラインにしていて、20℃以上の夏のアルプスや低山はUL Shirt。20℃以下で脱ぐことが想定されないハイキングでは、防風が欲しいならBamboo Shirt、通気が欲しいならMerino Shirt。ショートスリーブは、ずっといらないと思ってたんですけど、Chemical B Sleevelessの上にUL Short Sleeve Shirtを着ると、100% Light Merino Pocket T-shirtより涼しかったんです。袖の重さや生地厚の違いだけで、熱の溜まり方が全然違う。ショートスリーブがベースレイヤーを守る役割も果たすんで、新発見でした。Kami Shirtは、結構ゲームチェンジャーっぽい。ベースでも着れるし、パジャマでも着れるし、下山後の温泉の着替えにも優秀。ただ、選択肢が増えた分、店舗スタッフが「こういう使い分けをしてます」と、ちゃんと言えることが大事だなと思ってます。
Kami Shirtは1枚で眠れるの?
Kami Shirt
「ずっと調湿してくれるからめちゃくちゃ快適」
夏目 アンディが問いを立ててくれた、Kami Shirt1枚で寝る時の快適温度について。このメンバーで寝る時にKami Shirtを使ってるのは、あやなんくらいなんですよ。あやなん、どうでしょう。
あやなん 台湾のゲストハウスで寝た時、25℃以上あって蒸し暑かったんです。100% Light Merinoだと暑くて、夜中に寝ぼけながらKami Shirtに着替えたら、めっちゃ気持ち良くて。それからずっと、夜寝る時はKami Shirtです。UL Shirtだとパジャマみたいな質感が出ないし、Merino ShirtやBamboo Shirtの硬さとも違うので、Kami Shirtだったから良かったんだと思います。
夏目 25℃以上だと日本の熱帯夜くらいかな? なぜKami Shirtが暑くても快適かというと、汗を吸うこと、肌当たり、調湿機能の3つが揃っているから。ちなみに僕も、夏以外だと寝る時はけっこうパジャマにしてるんですよ。秋とかはBamboo Shirtも気持ちいい。
Minimalist Padを好きになる理由

Minimalist Pad
「1枚足した方が、用途的にも万能ですね」
あやなん Minimalist Pad、めっちゃ使ってるよ、っていう人いますか?
夏目 僕が一番使ってるかも。9月に初冠雪した北アルプス、気温はマイナス8℃、朝4時から行動開始した五竜の岩場でのこと。ショートパンツにベースレイヤーだけで歩いてて、さすがにやばいなと思った時、寒くなったらシュラフを出して寝ればいい、と思ってたんだけど、Minimalist Padの存在に気づいて。お腹に巻いてジャケットを着たら、あったかい。そのまま行動して、朝日を見て。お腹があったかいだけで動けるんだと気づいて、それ以来、お腹を守る製品ばかり増えました。Alpha Haramakiが生まれた原点でもあります。
あやなん 私、寝る時はMINI2の背面に入ってるやつを足元には敷くんですけど、プラスでもう1枚は持っていってなかった。寝袋に足すのも、歩きながら使うのも、その選択肢がなかったな、と。可能性を知らなかったです。
夏目 もったいない。MINIとMINI2の背面に入ってるから、そのユーザーの方なら1枚持っていくだけで2枚使えるんですよ。地面の状態が良ければ全身に、岩場があったら荷重をかけたいところだけ重ねる。すごく寒い時はシュラフの中で毛布みたいにかける。折り曲げればどんどん保温力が上がるし、小さく丸まってすぽっと被ることもできる。
りょう お腹に巻いて行動するとずれてこないかと、100% Merino Half Zip Hoodyの製品ページの夏目さんのエピソードを読んで試したんですけど、ドローコードが付いてるウェアを上に着ていれば、ズレずに止まってくれる。寝る時は足先に巻くと、つま先の蒸れがシュラフにいかないので、濡れてる時はそれをやります。
あやなん インナーシーツを持っていくより、Minimalist Padを1枚足した方が、用途的にも万能ですね。
終わりに
マブ 始まる前はちょっと緊張して構えてたんですけど、めっちゃ楽しい座談会でした。こういう話を、みんなでざっくばらんにやりたいなと心の底から思いました。
りょう 問いを立てて喋ると、全員、喋る活力が湧いてくるんですよ。喋りたい側になった僕らのこの気持ちを、お客さんにも味わってほしい。そうなるには、僕らにちゃんと熱量がないといけないなと再認識しました。こういう場に、お客さんも入る形になると一番いい。
アンディ 製品の特長が伝わらないと、お客さんも満足できない。まず自分で使ってみる。特にKami Shirtは実際に体験して、お客さんにうまく伝えられるようにやっていきたいです。
あやなん みんなの使い方を聞くと、シャツのポテンシャルや、Minimalist Padの知らない良さを知って、早く山に行って使いたくなった。お客さんとも、話すことで製品への理解がより深まって、「もっとやってみたい」が増えるといいなと思いました。やっぱり、楽しいところに人は集まるし。
夏目 作った感じゃなくて、湧き出てきた楽しさがすごくあった。いい時間でした。また次の対話をやっていきたいと思います。
道具の選び方に、正解はひとつじゃない。だからこそ、問いを持ち寄り、人の選び方を知ることが面白い。この座談会は、山と道鎌倉ではPRODUCT FOCUSの展示やSTORE PROGRAMへと続いていきます。ウルトラライトハイキングや道具のことを、一緒に学び、考える時間。次は、あなたもその輪の中に。山と道鎌倉・京都で、お待ちしています。
参加スタッフプロフィール

夏目 彰|山と道 代表
2011年に妻とふたりで山と道をはじめる。今も新しいメーカーのあり方を模索中。

久保田 稜(りょう)|山と道京都スタッフ
滋賀を愛する2児の父。滋賀1周トレイルを24日かけて歩く、限られたモノの旅が好き。YouTuber「みそしるえがお」としても活動。

永井 絢菜(あやなん)|山と道京都スタッフ
学生時代からのバックパッカー。ジョン・ミューア・トレイルやチリのパタゴニアなど海外の山を歩いてきた。トレイルランニングも好き。

馬渕 亮太(マブ)|山と道京都スタッフ
元プロミュージシャン。子どもの頃に親しんだ山へ。2023年からウルトラライトを実践中。

安藤 優作(アンディ)|山と道京都スタッフ
メインはランニングとトレイルランニング。ウルトラライトは日々勉強中。






















